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ブックマーク / kobeni-17.hatenadiary.org (4)

  • だれかをキライになりそうになったら - なんか言えないdrops

    あなたは、晴れた日の草原にみっしり生えてるクローバー、のうちの一輪。もちろん、あの人もクローバー。 同じ根っこから生えている。風に揺れてる。 自分達がいるビルを、神様みたく上から見てみる。ちょっと汚いオフィス、最寄りの駅、都市、 流れている大きな川、海、日、地球。グーグルmapみたいに。世界は広くて美しい。 そのなかで、粉砂糖のようなつぶつぶである我々。 彼/彼女には家族がいる。たとえば弟。弟はとある就職試験に落ちて凹んでいる。 その人は言う(お味噌汁をすすりながら)「ふーん。……………たまたまだよ」弟「うん」 町で赤ちゃんや子供を見かけたら、じっと見てみよう。 あの人もこんな小さかったことがある。 親御さんは、かわいいねかわいいね〜って育てただろう。 ある休日の彼/彼女。蛍を見て、(キレイだな…)なんて思う。 あなたもこの夏、蛍を見て、(キレイだな…)なんて思う。海でも可。 キライにな

    だれかをキライになりそうになったら - なんか言えないdrops
  • 私の知っていた人生 - なんか言えないdrops

    私の知っていた人生は なかなか素敵なものでした おじいちゃんと おばあちゃんが 玄関で「また明日ね」と手を振る ベビーカーから乗り出して 息子は ゆうぐれの街を見つめている 赤紫に光る 都バスの「降ります」ランプ いちょうの木に 集会中のスズメたち ガソリンスタンドの 「オーライオーライ」の声 昨日と 何ひとつ変わらないのに こんな日がずっと ずっと続けばいい そう強く思ったんだよ 決して逢うことのない けれども とてもよく知っている友達 あの日の そして いつの日かの友達に 手紙を書くように祈った 私の知っていた人生は そんな 素敵なものでした

    私の知っていた人生 - なんか言えないdrops
  • なくてもいいけど、あった方がいいもの。 - なんか言えないdrops

    プリン のまゆ毛 蒙古斑 真冬のアイス ネイルアート 都心の女子の耳あて オルゴール 恋の駆け引き セーラー服のリボン ポシェット ただいま と おかえり いただきます と ごちそうさま おじぎ おみくじ お祈り お墓 しらすの中のちっちゃいタコ 恵比寿駅のチャイム「第三の男」 あったかい便座 ヘッドフォンの紐 大人になってからの 「あたりが出たらもう一」 一締め 無人販売 ベンチ ひなたぼっこ 板チョコ 合唱曲 嬉し涙 アンコール 文学 風 夢 芸術 歌 光 草原 小鳥 青空 地球 人生

    なくてもいいけど、あった方がいいもの。 - なんか言えないdrops
    tsugo-tsugo
    tsugo-tsugo 2009/12/30
    ミルクがたくさんはいったコーヒー、年越し蕎麦
  • よるのだんち - なんか言えないdrops

    団地が好きです。 「団地が好き」と言うと、造形的に好き、という意味に取られがちだけど、 私の団地好きは、「独特なデザインの高層階がうんぬん」というようなそれ、ではないです。 「house」としての団地ではなく、断固「home」としての団地なのです。 団地を見ると胸がキューンとなります。 引越をするたびに、my団地を探して、ときおり少し遠くから眺めてはうっとりしてた。 彼らは、建てられた時期が同じであるせいか、日全国、兄弟のように似た仲間が別の街に建っているのです。 団地の中でも、最も切ないのは、夕暮れ〜夜です。 カーテンの色ごとに、オレンジや赤や緑に光る家々(部屋部屋、という方が適確か)。 まだ薄暗い明け方に、タクシーを飛ばすその窓から見える団地の、ひとつだけ灯りのついた最上階、 どんな人が住んでいるのかな?と想像するだけで、懐かしいような不思議な気持ちになります。 もちろん、マンション

    よるのだんち - なんか言えないdrops
    tsugo-tsugo
    tsugo-tsugo 2009/12/13
    明かりの柔らかさがすごく良い
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