20日、長崎県佐世保市のバス停で女子中学生がバスを待っていたところ、不審な中年の男が近付き、バス停や、乗車したバスの中で、「いっぱいゼリーを買ったけん、もらって」と言って、女子中学生に無理やりゼリーを手渡す事件があった。 長崎県警で調べているが、不審な男は50歳ぐらい。身長165センチぐらい。中肉で、黒の短髪。黒色ジャケット、白色ワイシャツ、灰色のスラックス。黒色のサングラスをかけていた。 =2016/08/22 西日本新聞=
「正確に言うと、『おんがまち』ではありません。『おんがちょう』なんです」-。福岡県の自治体について行政関係者と話をしているうち、話題に上った遠賀町について、耳を疑う“真実”を知らされた。県内30町では、遠賀町が唯一、音読みの「ちょう」。他の29町はすべて訓読みの「まち」だという。「町」を音読みするか訓読みするかは各町村が決めるらしい。試しにお隣の佐賀県に聞くと、なんと10町のうち9町が「ちょう」。さらに全国の状況を調べると、意外な地域性も見えてきた。 なぜ福岡県内唯一の「ちょう」なのか。「由来については特に記録がないんです…」。遠賀町行政経営課の樋渡歩美さん(34)も首をかしげる。 町制施行は1964年。同年4月1日、〈この村の名称「遠賀村(おんがむら)」を「遠賀町(おんがちょう)」に変更する。〉とルビを振って条例が施行されたが、町史などの資料に理由の説明はないという。「語呂がいいから
「親富孝」?「親不孝」? 通り愛称、街の50人に聞く [福岡県] 2015年11月27日 00時21分 「親富孝」の表示がある通り写真を見る写真を見る かつて、やんちゃな若者たちでにぎわった福岡市・天神の北側にある繁華街は「親不孝通り」と呼ばれていた。2000年に街の健全化を目指して「親富孝通り」と変更した愛称について、地元商店主などが再び「親不孝通り」に戻そうと検討している。さて、市民はどう考えているのか-。街の声を取材した。 親不孝通りの愛称は1970年代、近くの予備校に通う浪人生が多く歩いていたことに由来する。通りには予備校生目当ての飲食店が軒を連ねた。近くの専門学校に通う国米真波さん(19)は、現在の親富孝通りの愛称がお気に入り。「よく遊ぶ場所。『不』だと、本当に親不孝をしている気分になっちゃう」 同じく「親富孝」を支持する人たちからは「(親不孝通りの名称は)いわくつきで昔、事件で
九大の研究資料が散逸危機 750万点、財源不足 [福岡県] 2015年09月17日 03時00分 希少な昆虫の標本などを所蔵している九州大総合研究博物館。資料散逸の危機に直面している=福岡市東区写真を見る常設展示では世界的に希少なアンモナイト化石も一般公開している写真を見る 福岡市東区の九州大箱崎キャンパスで管理している、世界的に希少なアンモナイトの化石や昆虫など約750万点の研究資料が、散逸の危機に直面している。キャンパスは2018年度までに同市西区に移転予定だが、新たな保存施設を建設する費用のめどが立たないためだ。古生物学、鉱物学など幅広い分野の資料がそろい、国内外の研究者に広く活用されているだけに、大学関係者は危機感を募らせている。 研究資料を管理しているのは、00年に発足した同大総合研究博物館。各学部が所蔵する資料を分類してデータベース化したり、数十万点の資料を館内に置き、一部は旧
長崎県・対馬が外国人旅行客でにぎわっている… 2013年2月25日 10:36 カテゴリー:コラム > 春秋 長崎県・対馬が外国人旅行客でにぎわっている。人口約3万4千人の島に、昨年は約15万人も訪れた。大半は韓国からだ。釜山までの距離は50キロ足らず。高速船の就航でますます近くなり、日帰りの買い物客も増えた▼韓国の大学で日本文化を研究している教授が先頃、学生たちと調査のため島を訪ねた。町を歩けば韓国人ばかり。あちこちにハングルの案内も。親密さを実感した▼が、ある居酒屋で「韓国人お断り」の張り紙を見つけた。「学者魂に火が付いて」学生たちとのれんをくぐった。店内では日本語で話した。支払いを済ませてから韓国人であることを明かし、謝った。その上で、張り紙の訳を尋ねた▼店主によると、韓国の男性客が日本人女性客をしつこく誘ったり、飲食物を持ち込んだりすることが重なった。地元客からも苦情が出て、「
がれき処理悩む被爆者 2012年3月28日 00:24 カテゴリー:社会 九州 > 長崎 がれきの受け入れ反対を表明する長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長=27日、長崎市役所 長崎県の主な被爆者5団体のうち4団体は27日、放射性物質が拡散するおそれがあるとして県や長崎市に、東日本大震災被災地のがれきを受け入れないよう要請した。当初4団体とともに要請する予定だった長崎原爆被災者協議会(被災協)は「内部でさまざまな意見がある」として急きょ、態度を保留。原子野からの復興と放射能の恐怖の双方を身をもって知るからこそ、被災地のがれき処理問題にどう向き合うか苦悩する被爆者の姿が浮かび上がった。 4団体は受け入れ反対の理由を、がれきの汚染は明白で放射性物質は封じ込めるのが原則▽従来をはるかに上回る放射能レベルの基準を事故後に設けるなど政府の対応は信用できない▽広域処理の予定量は全体
九電三者委報告 お客様は置いてきぼりに 2011年10月1日 11:02 カテゴリー:コラム > 社説 九州電力がわざわざ第三者委員会をつくった目的は何か。地域社会の信頼を取り戻すためだ。そうしないと企業業績にも影響が及びかねないと懸念した。 現状はどうか。外部有識者による第三者委と九電経営陣が対立し、いがみ合っているようにしか見えない。それが激しくて場外乱闘のようにも見える。 これで地域、利用者、顧客の信頼は回復するだろうか。むしろ、九電のイメージが損なわれていくばかりではないか。 元検事で弁護士の郷原信郎氏を委員長とする第三者委が最終報告書を出した。 第三者委ができたのは7月である。 1回目の会合は福岡市で開かれ、九電の真部利応社長、松尾新吾会長とともに郷原委員長が記者会見に顔を見せた。 だが、その後、会合の場所は東京に移り、最終報告書も東京で、依頼したはずのトップでなく、副社長が
長崎県ツイッター運用開始 観光、災害情報など発信 2011年9月14日 01:08 カテゴリー:九州 > 長崎 県が運用を始めたツイッターの画面 県政情報を素早く発信しようと、県は短文投稿サイト「ツイッター」の運用を始めた。九州でも導入が進む県公式ツイッター。長崎県は59部・課がアカウントを取得し、担当する情報を発信。それぞれの投稿をまとめて閲覧できる仕組みにもなっている。 「りょうまくん、博多駅なう」。16日から長崎市で始まるドイツビールの祭典「ながさきオクトーバーフェスト」のPRに10日に福岡市を訪れた観光振興課は、県のマスコットキャラ「ながさき龍馬くん」を使ってPRイベントの情報をその場で発信、早速有効活用した。 県公式ツイッターは、福岡県と沖縄県を除く九州全県が運用。広報課が各部署から情報を集約して発信する県が多いが、長崎県は「現場に近い部署がつぶやくほうが即時性も正確性もある
被爆者5団体が「再開認めるな」 佐賀知事に要請書 2011年7月12日 00:10 カテゴリー:社会 九州 > 佐賀 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開問題で、長崎原爆被災者協議会など長崎県内の被爆者5団体は11日、佐賀県の古川康知事に対して再稼働を容認しないよう求める要請書を送付した。長崎県と長崎市に対しても、被爆地として「脱原発」の先頭に立つよう求めた。 要請書は、原発の安全確保に不信感がぬぐえないと指摘。再稼働容認には福島の事故を繰り返さない決意と検証、国民の信頼回復が必要とし、老朽化が進む玄海1号機の早期運転停止も求めた。 長崎原爆遺族会の正林克記会長は「原発も原爆も核エネルギーを利用している点で同じ。被爆地として立ち上がり、外から変えていかなければならない」と話した。=2011/07/12付 西日本新聞朝刊=
佐世保市動植物園 ツシマヤマネコ到着! 対馬保護センターから雄2匹 繁殖での野生復帰目指す 2010年3月31日 04:27 カテゴリー:九州 > 長崎 福岡市動植物園で生まれた雄のツシマヤマネコ対馬市で保護された雄のツシマヤマネコ=対馬野生生物保護センター提供 県内で初めて国の天然記念物ツシマヤマネコの繁殖に取り組む佐世保市亜熱帯動植物園(同市船越町)に30日、対馬市の環境省対馬野生生物保護センターで飼育していた雄2匹が到着、園内施設で生活を始めた。4月末には福岡市動植物園から雌3匹を受け入れる予定で、同園は「飼育下繁殖での野生復帰はない。第1号を目指したい」と意気込んでいる。 雄2匹は、対馬市で保護された4歳(推定)と福岡市動植物園で生まれた6歳。警戒心が強いため、目隠しされたかごに入れられ、飛行機と車を乗り継いで約5時間かけて移動した。 園内には雑木林を切り開き、個室10室を備えた
福岡市の都心部で、パンダの絵が描かれた張り紙が3月ごろから“増殖”している。「生息域」は主に福岡市中央区の都心部で、10頭以上が確認されている。市はヤミ金融の張り紙と同様の違法広告物とみなして撤去する方針だが、何も語らず、黒い目でじっと街を見つめるパンダに「癒やし」を感じる人も。それにしても誰が、何のために‐。 中央区の警固小学校正門前の歩道橋・橋げたには、寝そべったパンダが張られ、交通量の多い道路を見つめている。パンダが多く発見されているのは警固周辺で、マンションの壁や公園の看板など少なくとも6カ所にある。天神、赤坂、大名にもあり、寝そべり、立ち姿、顔のアップの3種類で、どれもA3サイズ程度の大きさだ。 警固公民館によると、2月の落書きパトロールの際にパンダはなく、3月以降に張られたとみられる。大名1丁目のショップ店員松田純哉さん(28)は「まるでアート作品」と評価し、警固2丁目の渡辺ひ
佐世保市と佐賀県有田町を結ぶ第三セクター松浦鉄道(MR)の沿線自治体などでつくる地域公共交通活性化協議会は15日、MRのJR九州乗り入れ実証実験を3月14日から2年間実施するなど新年度の事業計画を承認した。 計画によると、佐世保駅での乗り換えなしに伊万里駅(佐賀県伊万里市)‐ハウステンボス駅(佐世保市)間とハウステンボス駅‐たびら平戸口駅(平戸市田平町)間で1両編成の快速電車を毎日1本ずつ運行。ハウステンボスと周辺地域を結ぶ観光ルートの強化を図る。 運行する列車内で沿線の観光情報をテープで放送するほか、駅周辺を巡りやすいように伊万里、たびら平戸口の両駅に電動自転車各5台を配備。たびら平戸口駅に新たに平戸市内の観光案内地図板を設置し「日本最西端駅」の証明書も3月にデザインを一新する。 実証実験期間中は乗客数などを調査し、需要が多ければ、2011年3月以降も継続して乗り入れ実験を続ける。=20
県庁舎移転問題が知事の諮問機関「県庁舎整備懇話会」で議論される中、27日に対馬市内で開かれた第103回県市長会議で、県内各市長にそれぞれが希望する県都の場所を聞いた。「長崎市」と答えた市長が4人だったのに対して、「県央」を挙げた市長は7人。「県央に県都」を望む声が過半数を占め、長崎市内での移転を中心に進められてきた県庁舎移転論議と、各市長の思いとがかみ合っていない実情が浮き彫りになった。対馬、西海の2市長は、希望地を明らかにしなかった。 「長崎市」を希望したのは長崎、佐世保、五島、壱岐の4市長。田上富久・長崎市長は人口や企業も集積している都市機能を強調。「県庁が企業や民間団体と連携する際には長崎市にあるのが効率的。県都は県の中核としての存在でなくてはならない」と話した。 朝長則男・佐世保市長は「県都が変われば、経済界と県の結び付きが薄くなる」と長崎市を推した上で「県央に移転する場合は県議会
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く