制御システムセキュリティカンファレンス 2011 は終了いたしました。 ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。 2010年7月、制御システムを標的とした初のマルウエアとしてStuxnetが報告されました。これまでも制御システムをターゲットとしたセキュリティ事件や事故は少なからず報告されてきましたが、今回の事件で注目すべきは、制御システムを狙って開発されたマルウエアが登場したと考えられることです。これを模倣した攻撃が今後出現することも危惧されます。幸いにして現時点では、日本国内において深刻な被害に及んだという報告は聞かれませんが、Stuxnetは制御システムにおける現状の課題とこれからのセキュリティを考える上で非常に示唆に富んだ事件であり、制御システムに対するセキュリティ脅威がいよいよ現実のものとなったことへの警鐘といえるのではないでしょうか。 制御システムの現場においては、