中央アフリカ共和国・バンバリで、撤去されたサンガリス避難民キャンプの跡地(2019年3月16日撮影、資料写真)。(c)FLORENT VERGNES / AFP 【6月19日 AFP】中央アフリカの第4の都市バンバリ(Bambari)にある避難民キャンプが火災で全焼し、約8500人が住む場所を失っている。同地域では戦闘も発生していた。国際医療支援団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」が18日、発表した。 火災が発生したのは、首都バンギ北東約380キロのバンバリ郊外に位置するエルバージュ(Elevage)避難民キャンプ。MSFによると、キャンプは全焼し、MSFが敷地内で運営していた医療施設も損壊した。MSFは火災の原因については明らかにしていない。 MSFによると、現在、数千人がバンバリのモスク(イスラム礼拝所)に避難し、非常に不安定な状況で生活して