ここ最近は微生物の世界をより包括的に理解すべく、生物の進化や地球環境の歴史を勉強していました。そこで色々を考えたことをメモ。 ユニーク&しなやかであること 生物の歴史を見ていくと「強くあること」「多数を占めること」を目指すとわりとすぐ滅ぶようです。自分が強すぎると種の多様性が減って、それが環境の激変を招いてしまうから。 ではサバイブするためには何が大事かというとこれはもう「ユニークであること」「しなやかであること」の2つに尽きます。 安定期は「強いもの」の天下ですが変化期には「しなやかなもの」が生き延びやすい。 環境が激変するときはエサの供給が不安定になります。いっぱい食べることで強さを保っていた生物は環境の変化のなかで飢え死にしやすい。代わりに他の誰も食べないものをエサにしていた小さくてすばしっこいヤツが変化に耐えることができます。 「強い多数派は絶滅する」というセオリーの理由は①生態系