きょうだいや同級生などでズルをされたとか、仲間はずれにされたとか、いじわるをされたとか……子ども同士の 些細 ( ささい ) なトラブルがいじめに発展することもある。小学生のうちから怒りをコントロールするスキルを身につけることで、子ども同士のトラブルを未然に回避することができるのではないだろうか。親から子へ伝えるアンガーマネジメントの手法を「イラスト版子どものアンガーマネジメント--怒りをコントロールする43のスキル」の共著者である、日本アンガーマネジメント協会 北海道支部長の長縄史子さんに指南してもらった。 「お兄ちゃんが、たたいた!」「学校であっちゃんにイヤなことされた!」 きょうだいげんかや子ども同士のいざこざ、どうされていますか? 「後で話を聞くから、ちょっと待って」「お兄ちゃんなんだからガマンして」「あなたが何かしたんじゃないの?」 その結果、子どもはぷぃっ!とへそを曲げ、「パパ