学校と企業の共同研究で特許を取得です。沖縄工業高等専門学校の池松教授と沖縄ハムの共同研究で発見されたのは、新しい乳酸菌「LC・IKEMATSU株」です。 これは、発酵させたパイナップルから見つかったもので、7種類のアミノ酸を独自に作り出す能力をもっています。このような能力は、他の乳酸菌では確認されていないことから、3月、乳酸菌として県内で初めて特許を取得しました。 研究開発チームからは「沖縄の健康長寿の復活を目指して、新しい県産品をつくりたい」という声が上がっていました。
学校と企業の共同研究で特許を取得です。沖縄工業高等専門学校の池松教授と沖縄ハムの共同研究で発見されたのは、新しい乳酸菌「LC・IKEMATSU株」です。 これは、発酵させたパイナップルから見つかったもので、7種類のアミノ酸を独自に作り出す能力をもっています。このような能力は、他の乳酸菌では確認されていないことから、3月、乳酸菌として県内で初めて特許を取得しました。 研究開発チームからは「沖縄の健康長寿の復活を目指して、新しい県産品をつくりたい」という声が上がっていました。
ALLやんばるの成果と今後の方向性を話し合う登壇者ら=4日、名護中央公民館 【名護】国立沖縄工業高等専門学校(沖縄高専)が進める「ALLやんばる科学と教育のまちづくり」の成果と課題を話し合うシンポジウムが4日、名護中央公民館で開かれた。 参加者らは子どもたちに身近な科学教育の場を提供したプロジェクトの意義を評価するとともに、事業継続へ地域・関係機関連携の必要性を挙げた。 「ALLやんばる」は科学技術振興機構の補助を受け、2011年度に開始。離島も含めた出前教室や常設の「サイエンスランド」で大人や子どもに科学の面白さを伝え、科学教育に携わる人材育成にも取り組んだ。本年度で補助が終了するため、継続への方向性を市民と共に考えようと開かれた。 沖縄高専の平山けい教授をコーディネーターに大北小教頭の比嘉悟さん、ALLやんばるの外部評価委員を務める末吉司さん(NPO法人Hico理事長)、琉球新報北部支
記念式典で沖縄高専創立10周年を祝う学生や関係者=21日、名護市民会館大ホール 【名護】ことし4月に10期生が入学した国立沖縄工業高等専門学校(伊東繁校長)は21日、名護市民会館で創立10周年記念式典を開いた。学生や教職員、関係者約1100人が出席し、全員で沖縄高専の校歌を斉唱した。最先端技術を持った人材を世界に輩出し続ける沖縄高専の節目を祝った。 伊東校長は式辞で、これまでの教育実績などを挙げ「さらなる発展に向けて教職員一同決意を新たにし、未来の科学技術や地域社会を担う人材の育成、産業界の振興に一層貢献したい」と述べた。仲井真弘多知事や稲嶺進名護市長が祝辞を寄せた。 伊東校長は創立10周年記念事業の一環で「奨学支援基金」を設立したことを説明した。前年度に優秀な成績を修めた学生16人に奨学金を贈った。 式典後は経済同友会教育改革委員長、文部科学省国立大学法人評価委員長などを務める三井住友銀
衝撃波による米粉製造装置について説明する伊東繁校長=名護市の国立沖縄工業高等専門学校 【名護】国立沖縄工業高等専門学校(名護市)の伊東繁校長が、水中放電で発生する衝撃波を利用し、低コスト、高品質の米粉を製造する装置を開発した。11月をめどに実証実験を開始し、来年度中に世界初となる実用化を目指す。 この技術を応用し、モズクや月桃などの製粉化、成分抽出向上実験も進めており、県産品への活用も期待できる。 衝撃波研究を専門とする伊東校長によると、音速を超える速度で伝わる衝撃波は、物質内を通る際、引っ張り合う力が生じて破壊を起こさせる。 従来の製粉方法では、粉砕時に生じる摩擦熱で栄養成分が失われることがあったが、衝撃波により非加熱で製粉することでそれが防げるという。この技術を応用し食品を軟らかくしたり、抽出性を向上させたりすることが見込める。 衝撃波を利用した県産品の加工研究では、モズクの有効成分フ
泡盛の香り成分解明 初の常温分析 Tweet 常温の泡盛の香り成分を分析した装置=国立沖縄高専 [画像を拡大] 経済 2013年6月14日 10時02分(31分前に更新) 国立沖縄高専の平良淳誠教授(生物有機化学)がこのほど、常温の泡盛から立ち上る香り成分を新酒と古酒でそれぞれ分析し、熟成に伴う成分構成(プロファイル)の変化を明らかにした。温度を上げたり、抽出したりして特定の成分を検出・解析した研究は多いが、人が飲んでいる時と同じ状態での分析は初めてという。平良教授は「古酒の香りは特定の成分のみに由来するものではない」と指摘。酒造所ごとに特徴がある泡盛を、香り成分の構成の違いで分かりやすく説明できれば、泡盛の差別化、ブランド化につながると提案している。(粟国雄一郎) 2012年6月、英語の研究論文が「Food Science and Technology Research」(日本食品科学工
次のイノベーションはどこから始まるのか。アップルやヒューレット・パッカードは小さなガレージから、フェイスブックは大学の寮から、革新はいつも思いもよらぬところから始まる。その場所を予測することは困難だが、一昨年に創業したスマートフォン用アプリ開発会社、フラーの若いメンバーたちは「高専」もその一つになり得ると確信している。「起業について皆さん知っていますか?」。フラー最高財務責任者(CFO)の高瀬
【名護】国立沖縄工業高等専門学校の5年生が全工程を手造りする、泡盛「香仙」の仕込み作業が2月25~27日、名護市大中の津嘉山酒造所で行われた。 通常の泡盛造りでは2、3種類の酵母を使うが、今年は香りが最も強い一つの酵母だけを使ったのが特徴。学生らは「これまで以上の出来を」と意気込んでいる。 指導する玉城康智准教授によると、使用する酵母は「イヌイ」と呼ばれるもの。生物資源工学科の5年生38人全員が関わり、米を蒸して酵母を植え付けて発酵、水を加える作業まで行った。3月に蒸留し、年末をめどに発売する。 27日は発酵した米に水を加える前に、固まりをほぐすため学生7人が米をかき混ぜる作業をした。伊良部寛規さん(19)は「現場で見ること、作業すること何もかも新鮮だった。出来上がる時には二十歳なのでしっかり味わいたい。香りが強く出てくれれば、今まで以上の出来になると信じている」と期待した。 沖縄高専の泡
県内の失業率は高く、就職場所もなかなか見つからない今日ですが、それならば起業しようという学生たちがいます。そんな彼らをサポートし、育成しているのが県内の民間企業なんです。なぜ、企業が育成を?そして彼らの奮闘ぶりを取材しました。 英語で自己紹介しているのは、国立高専などに通う学生たち。一見、学校の英語の授業にみえますが、そうではありません。彼らは、起業家を目指すメンバーです。 実は、これ沖縄の若者をITで世界で通用するような次世代のビジネスリーダーを育成し、発掘しようと始まった本格的な実践型人材育成プロジェクトなんです。その名も「ITフロッグス」。今回は80人の応募の中から5人が選抜されました。 このプロジェクトを仕掛けたのは株式会社レキサス。インターネットのサービスの提供や携帯電話などのアプリを開発している会社で社員数60人。社員の平均年齢が30歳と若くて勢いある企業です。 レキサス・比屋
今年卒業した国立沖縄工業高専の学生たちが一年間かけて泡盛づくりに挑戦しました。実習室を出て、実際に酒造所で自分たちの高専ブランドの泡盛づくりに取り組んだ結果は?一年間の取り組みを追いました。 沖縄高専では2年次から発酵学の授業で泡盛づくりの実験を行います。バイオなど研究実験を続けるうち、4年時だった生物資源工学科の40人は、本格的な泡盛をつくることを決め、酒造所の協力で泡盛づくりをスタートさせました。 仕込んだコメは750キロ。実験室と違って規模の大きさに驚きの連続です。 男子学生「学校ではもうちょっと簡単な方法だった。こんなことをやったのは初めてなので、やっぱり大変さを改めて知りました」 学生たちは大城さんの指導で泡盛づくりの工程に挑みます。タンクの中をかきまぜる。40人が班を組んで、放課後、交代でかきまぜの作業を行いました。高専ブランドをつくりたい。全員の熱意の表れでした。 男子学生「
泡盛 高専学生が泡盛開発 5年生40人 卒業向け2012年3月17日 Tweet 沖縄高専独自銘柄の泡盛「香仙」を造った新城綾樹さん(前列左から2人目)、島袋今日子さん(同3人目)と来年の酒を仕込む4年の学生ら=15日、名護市大中の津嘉山酒造所 【名護】国立沖縄工業高等専門学校(沖縄高専、伊東繁校長)生物資源学科を卒業する5年生40人が仕込みからラベル張りまで手作りした独自銘柄の泡盛「香仙(こうせん)」が、卒業式に合わせて17日から販売される。最終学年となる5年生の1年間、学生たちが熱意を込めて造った泡盛は柔らかな香りが特徴。製造に関わった学生たちは「香りを前面に出した。ぜひ味わって」とアピールしている。 玉城康智教授(発酵学)の提案で津嘉山酒造所(名護市大中)、那覇酒類販売(浦添市)が協力。2011年3月から造り始めた。泡盛造りに使う黒麹(こうじ)菌は通常、味の成分を出すものと香り成
「爆破レンジ」でヤギ肉を柔らかく Tweet [画像を拡大] (上)チップで薫製して香ばしく仕上げたヤギ肉 (下)ヤギ肉の薫製を試食する関係者ら=名護市大中 [画像を拡大] 地域 社会 2012年2月21日 09時47分(1時間39分前に更新) 【名護】国立沖縄工業高等専門学校の伊東繁校長が研究する衝撃波による食品加工技術を活用した「ヒージャー(やぎ肉)の薫製」の試食会が17日、市大中の津嘉山酒造所で開かれた。市と同校が共催し、関係者約20人が参加した。 市勝山産のヤギ肉を、伊東校長が開発した衝撃波発生装置「爆破レンジ」で処理。装置水中衝撃波を発生させ負荷を与えることで、肉の線維が切れて肉質が柔らかくなり、風味改善の効果があるという。処理したヤギ肉を特製の液に漬け込み、チップで薫製して香ばしく仕上げた。 試食した参加者からは「柔らかく、臭みがない」「ヤギ肉が苦手な人でも抵抗なく食べられる」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く