先日、とある高専専門学校のロボット部から依頼がきた。話を聞くところによると、そのロボット部は高専ロボコンでよい結果を残したいらしく、アドバイスがほしいとのことだ。私は沖縄高専のチームとして高専ロボコン第18~21回(2005~2008年)に参加した経験がある。また、その経験を過去にロボット学会および高専学会において発表または執筆したことがある。今回、これらを基本に加筆修正する形で資料を作成し彼らに送付した。 また、彼らに送った資料をこのブログで公開することにした。公開した理由は2つ。 1つ目は教育。高専ロボコンは森政弘名誉教授によって創設、今日まで発展を続け、氏はその意義について説いている。私がこうしてこれまでロボット技術に興味を持ち続けているのは、ロボコンに参加する機会を与えて下さった森先生のおかげとも言える。他の学生に知ることはロボコンの本来の意味にも通じるものがあると考えた。 2つ目