本日、UQコミュニケーションズがTD-LTE互換の新規格「WiMAX Release2.1」を採用した「UQ WiMAX 2+」を検討中であると発表したことは少なからず衝撃を与えるものでしたが、ここまでに至る流れを振り返ってみました。 ◆LTEに先駆けて商用サービス展開、3年で大きく成長した「UQ WiMAX」 ・2007年 総務省が行ったモバイルブロードバンドサービス向けの2.5GHz帯割り当てにおいて、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの3社がモバイルWiMAX技術を推進する目的でそれぞれを中心とした企業連合を作り、割り当てを申請。 早い段階からモバイルWiMAXの標準規格策定の取り組みに臨んでいたKDDIやIntelがJR東日本などと共に立ち上げた「ワイヤレスブロードバンド企画株式会社(UQコミュニケーションズの前身)」および、国産技術となる次世代PHS「XGP」を掲げたウィルコム
UQコミュニケーションズが、TD-LTEとの互換性を持つ次世代の高速通信規格「WiMAX 2+」(仮称)を発表した。WiMAX 2+の導入により、WiMAXはどう変わるのか。通信速度はどこまで上がるのか。そして現在のWiMAXはどうなるのか。その展望と課題を整理した。 10月30日、シカゴで4G Worldが開催されたが、この中でWiMAXの標準化団体であるWiMAXフォーラムが、今後のWiMAXアップデートについて発表した。発表内容は「WiMAXの将来の拡張で、3GPPが策定するTD-LTEのコアネットワーク標準の一部を、Additional Elementsとして参照する」というもの。表現としては分かりにくいが、要は部分的にTD-LTEとWiMAXが互換性を持つということだ。 翌日にはUQコミュニケーションズがニュースリリースを出し、「WiMAX 2+」の仮称でWiMAX Forumの
通信業界ではLTE元年と呼ばれた2012年があと少しで終わろうとしているが、気が付けばニュースやCMなどではLTE、WiMAXといった言葉が飛び交い、店の看板には「WiFi使えます」というシールが貼られている。今回は、「さちテク」によるこれらの乱立する無線技術がどのような経緯で進化してきたのかを解説頂いた。 ——- ニュースやCMで飛び交う謎の言葉 LTE、AXGP、4G、WiMAX…… これらは、今世の中に出てきた携帯電話の最先端かつ最新鋭技術を表す言葉です。 でもこれらの言葉が気になって、調べてみようとしても、なんだか難しいことばかりでてきます。 お店に聞くと「速いんです!」「新しいんです!」「すごいんです!」「でも月7GBまでで、あっ、でも超過した場合は買い足していただければ」などと余計わけがわからなくなります。 かと言って詳しい人に聞くと、「LTEは下りにOFDMAを採用した第4世
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く