人は認められたい生き物、 一度何かで認められると、 脳内で快楽物質が分泌されて、 より「認められたい」と思うようになる。 特に子供はみんなそう。 身近な人、 多くの場合は親、兄弟、 その人たちが喜んでくれるから、 無邪気に拍手してくれるから、 自分にかまってくれるから、 だから一度褒められたことを何度も繰り返す。 時と場合など考える頭はない。 前に褒められたから良いことなんだと信じて、 認めてもらいたいから、 何度も何度も繰り返す。 悪意はないのだ。 ただただ周りに認めてほしいだけ、 「自分はここにいるんだよ」って、 気がついて欲しいだけ、 褒めたい時にだけ褒めるのは、 大人の身勝手なのかもしれない。 その純粋さが高じて、 「将来の夢」になんてなることもある。 学校で一番サッカーが上手いだとか、 将棋なら誰にも負けないだとか、 書いた絵がコンクールに入賞しただとか、 だけれども上には上がい