先日、日本テレビの金曜ロードショーで『もののけ姫』を観た。 劇場やテレビ、DVDで、過去に何回観たか憶えてないほど、既に観ていたのだが、やっぱり観てしまった。 やっぱり良かった。 何度観ても見終わった後に満足感をくれる映画は、そうそう有るものでは無い。 そして、その放送の最後に、今年の夏に公開される予定である、スタジオジブリの『ゲド戦記』の予告編が流された。 予告編の映像をバックに、挿入歌が流されたのだが、実は、その『テルーの唄』が凄かった。 本編中では「テルー」の声を担当する手嶌葵の、澄みきった空のような透き通った声に、動く事が出来なくなった。 この唄は、宮崎吾朗監督が萩原朔太郎の『こころ』から着想を得て作詞したものだそうだが、その心に染み入るような歌声と歌詞が本当に素晴しい。 是非、楽しみにして観に行きたい。 そして、観終わったら・・・、「心を何にたとえよう」。