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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (32)

  • 日本人はすでに新型コロナの集団免疫をもっている? : 池田信夫 blog

    2020年03月26日13:11 カテゴリ科学/文化人はすでに新型コロナの集団免疫をもっている? イギリスのボリス・ジョンソン首相は集団免疫戦略を撤回したが、その根拠となったインペリアル・カレッジの報告書には重大な疑問がある、とオクスフォード大学の8人の研究者が指摘している。 インペリアル・カレッジの報告書は、これからイギリスで国民の81%が感染し、25万人が死亡すると予測して大きな反響を呼んだ。これはイギリスで死者が初めて出た3月から新型コロナの感染が始まったと想定しているが、これはおかしい。感染の開始から死者が出るまでには、タイムラグがあるからだ。 この論文では1月下旬に新型コロナウイルスがイギリスに入ったと想定して、感染の拡大をSIRモデルと呼ばれる疫学モデルでシミュレーションした結果、図のように、すでにイギリス国民の半分以上が免疫をもっている可能性がある、というインペリアル・

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  • 山口敬之氏の逮捕状はなぜ執行されなかったのか : 池田信夫 blog

    2018年07月01日13:53 カテゴリメディア 山口敬之氏の逮捕状はなぜ執行されなかったのか 伊藤詩織事件がまだ延焼しているが、この動画でも説明したように、これは刑事事件としては決着がついている。刑法で「準強姦罪」が成立するのは「心神喪失または抗拒不能となった女性を姦淫した場合」だが、山口氏の証言によれば伊藤氏がベッドに入ってきたので、心神喪失にはあたらない。伊藤氏も「記憶がない」というのでは、立証は困難だ。 これは山口氏が安倍政権に近いかどうかとは関係ない。彼が左翼の活動家だったとしても、公判が維持できないと考えたら検察は起訴しない。件も書類送検になった段階で、警察は無理とあきらめていたのだろう。それが「有罪率99%」の日の司法の特徴だが、件の場合は起訴して、裁判で決着をつけたほうがすっきりしたと思う。 特に釈然としないのは、伊藤氏が2015年4月に警察に被害届けを出した直後に

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  • 700/900MHz帯の割り当ては仕切り直せ : 池田信夫 blog

    2012年10月02日07:55 カテゴリIT 700/900MHz帯の割り当ては仕切り直せ きのうソフトバンクはイーモバイルを買収し、100%子会社にすると発表した。これによってSBMは「プラチナバンド」と呼ばれる700/900MHz帯で、2スロットの免許をもつことになった。これは日の電波法では違法ではないが、欧米では一つの免許を返却するのが普通だ。 たとえば2000年にボーダフォンがマンネンスマンを買収したとき、EU委員会はマンネスマンの子会社オレンジがイギリスでもっていた免許を返却するよう命じた。ボーダフォンは免許を返却し、オレンジの免許はフランステレコムに売却された。このときフランステレコムは、オレンジのベルギー現地法人を売却した。ベルギーにはフランステレコムの現地法人があったからだ。 山田肇氏も指摘するように、もしSBMが今年6月以前にイーアクセスの買収を発表していたら、電波部

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    tweakk
    tweakk 2012/10/02
    「日本の電波法では違法ではないが、欧米では一つの免許を返却するのが普通」
  • 「正義」のコストを国民に押しつける朝日新聞 : 池田信夫 blog

    2012年08月21日11:32 カテゴリエネルギー 「正義」のコストを国民に押しつける朝日新聞 朝日新聞の1面トップに「原発なくても夏乗り切れた? 電力、ピーク時でも余裕」という奇妙な記事が出ている。見出しには「夏乗り切れた?」と書いてあるのに、記事の中の図の関西電力の部分では、ピーク電力需要2682万kWに対して、原発を除く発電能力は2542万kW。私が先週の記事で書いたように、原発が動かなかったら関西は大停電になったことを示している。 ところが、この記事は「西日全体では900万キロワット以上の電力が余っていたので、ほかの電力会社から関電に電力を送る融通をすればしのげた」というが、これは植田和弘氏の推測にすぎない。この図をどう読めば、900万kWも余っているのだろうか。 私の記事に引用した図を見ればわかるように、関電の供給能力2542万kWには「他社融通」644万kWが含まれている。

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  • 福島原発事故は「メイド・イン・ジャパン」か : 池田信夫 blog

    2012年07月08日12:41 カテゴリエネルギー 福島原発事故は「メイド・イン・ジャパン」か 国会の事故調査委員会の報告書について、黒川委員長が外国特派員協会で会見した中で、日語版と英語版の違いが問題になった。委員長の序文には、こう書かれている:What must be admitted - very painfully - is that this was a disaster “Made in Japan.” Its fundamental causes are to be found in the ingrained conventions of Japanese culture: our reflexive obedience; our reluctance to question authority; our devotion to ‘sticking with the p

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    tweakk
    tweakk 2012/07/26
    気になった
  • 愚者の行進 : 池田信夫 blog

    2012年06月30日09:23 カテゴリその他 愚者の行進 昨夜は官邸前で反原発デモが盛り上がったらしい。こういう古典的な大衆運動は日ではもう終わったと思っていたが、アメリカの"Occupy Wall Street"と同じように、ソーシャルメディアが大衆運動を活性化したのかもしれない。それは悪くないのだが、彼らの「大飯原発の再稼働阻止」という目的はナンセンスだ。 すでに運転許可が出て再稼働の作業は始まっているので、これを止めるには電気事業法にもとづく技術改善命令が必要で、デモは役に立たない。他の原発を動かすなという示威だとすれば、それはすでに5兆円に達している原発停止による損失をさらに拡大するだろう。つまりこれは日をさらに貧しくしろというデモなのだ。 原発の健康リスクは火力より小さく、運転を止めることで安全にもならない。このまま原発を止め続けると、数年で東電以外の電力会社も債務超過に

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  • 主食をやめると健康になる : 池田信夫 blog

    2011年12月17日12:41 カテゴリをやめると健康になる 3ヶ月ぐらい前に、健康診断で「血糖値が高い」といわれた。ウェブで調べると糖質ダイエットというのが評判なので、やってみた。結果は、3ヶ月で血糖値(ヘモグロビンA1C)は1割以上さがり、体重も3㎏近く減った。これはあまり厳格にやらなかったためで、徹底して糖質ゼロにすれば10kgぐらい体重が減った人もいるようだ。 血糖値が高くなったとき、医者は「甘いものをやめるのは意味がない。余分なカロリーが血糖になるので、カロリー摂取量を減らすことが大事だ」とよくいう。これが標準的な学説らしいが、書は臨床的な経験から、むしろ糖分(炭水化物)の摂取を減らすことが糖尿病にもダイエットにも効果があるという。 この原因を著者はブドウ糖スパイクと呼んでいる。糖質は血中で血糖に変わるが、これが増えると膵臓からインシュリンが分泌され、血糖をエネルギー

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  • ビル・ゲイツ、エネルギー問題を語る : 池田信夫 blog

    2011年09月10日07:27 カテゴリエネルギー ビル・ゲイツ、エネルギー問題を語る きょうシアトルで、西和彦さんと一緒にビル・ゲイツにインタビューした。彼は福島事故について驚くほどくわしく知っていて、「合理的な日人が非合理的な反応をしているのは残念だ」と言っていた。特に原発や放射線のリスクについての科学的知識が政治家や一般国民に知られていないことが問題を必要以上に混乱させている、と語った。 印象的だったのは、中国がウェスティングハウスのAP1000を60基発注するという話だ。中国は世界中からエンジニアを集め、国家プロジェクトとして原子力開発を進めている。先月、第1号機が納品された。これは1基115万kWだから、合計6900万kW。これだけで日の原発の合計をはるかに上回る。設計はすべて同じだから、コストも非常に安い。 重要なのは安全性だが、AP1000のような第3世代の原子炉には、

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  • 「官邸主導」の見果てぬ夢 : 池田信夫 blog

    2010年07月22日21:55 カテゴリ法/政治 「官邸主導」の見果てぬ夢 国家戦略局をめぐる騒動は、菅首相をはじめ内閣の誰も「官邸主導」の意味を理解していないというお粗末な実態を白日のもとにさらす結果になった。仙谷官房長官は、あわてて「予算編成の新司令塔」をつくると表明したが、シーリングが決まってから予算編成の組織をつくるとはあきれた話だ。 先日の記事では経済財政諮問会議を復活させたらどうかと書いたが、法案をよく読むと両者は決定的に違う。ニューズウィークにも書いたように、諮問会議が調査審議する機関でしかないのに対して、戦略局は予算の基方針を企画・立案・総合調整する機関なのだ。財務省は、その成立を絶対に阻止したかっただろう。首相の判断は、財務省の意向だと考えるのが自然だ。 書は小泉政権末期に書かれたものだが、官邸主導を確立することがいかにむずかしいかを村山内閣以来の歴史で描いている

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  • エネルギーの神話と現実 : 池田信夫 blog

    2011年05月26日21:50 カテゴリエネルギー エネルギーの神話と現実 菅首相がG8で「再生可能エネルギーを2020年代に20%以上にする」と国際公約するそうだ。公約した当人が2020年どころか来年までいるかどうかわからないので、かつての「鳩山イニシアティブ」のような空手形だが、このように「ソフトエネルギー」に大きな期待がかけられるのは、今に始まったことではない。 書もいうように、こうしたブームの最初の火付け役は、Amory Lovinsの1976年の論文"Energy Strategy: The Road Not Taken?"である。このあと彼の書いた『ソフト・エネルギー・パス』が世界的ベストセラーになり、彼が来日したとき、インタビューしたことがある。そのとき彼は「20世紀中にアメリカのエネルギーの1/3はソフトエネルギーになる」と予言した。 いまアメリカで(水力を除く)再生

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  • 技術への問い : 池田信夫 blog

    2009年09月23日18:53 カテゴリBooks 技術への問い 書は、ハイデガー晩年のもっとも重要な論文「技術への問い」を中心にして5の論文を集めたものである(復刊)。最初に断っておかなければならないのは、訳があまりにもひどく、とても通読できないということだ。たとえば技術をGe-stellという奇妙な言葉で表現する重要な部分は、書ではこう訳されている:われわれはいま、それ自体を開蔵するものを用象として用立てるように人間を収集するあの挑発しつつ呼びかけ、要求するものをこう名づける――集‐立(Ge-stell)と。グーグルの自動翻訳でも、もう少しましな訳になるだろう。私は原文を読んではいないが、英訳のほうがはるかにわかりやすい。英訳ではGe-stellはenframingと訳されており、自然を一定の枠組の中で理解し、利用することだ。 この論文が重要なのは、若きハイデガーが『存在と時間

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  • アゴラBOOKセミナー 田原総一朗「東京電力とは何だったのか」 : 池田信夫 blog

    2011年06月23日11:07 カテゴリその他 アゴラBOOKセミナー 田原総一朗「東京電力とは何だったのか」 アゴラブックス電子書籍ライブラリー第3弾として、ジャーナリスト田原総一朗氏が32年前に日のエネルギー戦略の主導権を巡って通産省対電力会社の戦いを徹底取材して描いた『ドキュメント 東京電力企画室』をアゴラブックスから出版します。 その出版記念として、東京電力とはどんな会社なのか、それが政府と結びついて進めてきた原発とは何だったのか、それがなぜ失敗したのか、そして今回の事故で東電はどうなるか、などについてお話を伺い、日のエネルギー問題を考えます。 ■講師:田原総一朗(ジャーナリスト) ■司会:池田信夫(アゴラ編集長) ■開催スケジュール■ 開催日:2011年7月7日(木曜日) 時間:18:30~20:30 (18:00開場) 場所:T's渋谷フラッグ(地図) 定員:60名(先着

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  • カントの「コペルニクス的転回」 : 池田信夫 blog

    2011年06月19日17:07 カテゴリテクニカル カントの「コペルニクス的転回」 原発をめぐる議論が不毛な罵り合いになるのは、推進派と反対派が別の「宗教」で、最初から結論が決まっているからだ。人間が論理的に話し合えばわかるというのは大きな間違いで、人間は最初からもっている先入観を事実で確認するのだ。 カントは、こうした構造は認識に普遍的なものだと考え、書を形而上学(素朴実在論)の批判として書いた。認識は存在の反映ではなく、認識が存在を作り出すのだ。このコペルニクス的転回の最初はヒュームだが、カントはそれによってニュートン力学の正当性を証明しようとした。 「物自体」は認識できないが、それがどういう状態で存在するかは人間の主観で決まる。ではその主観的な認識は何によって決まるのか。それを決める思考様式を彼は先験的カテゴリーと呼んだ。世界を理解するためにまず必要なのは、このカテゴリーを共有

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    tweakk
    tweakk 2011/06/19
    しらんかった→「レヴィ=ストロースは「超越論的主観性なきカント主義」と自認したが、トマス・クーンは自分の思想を「歴史的カント主義」と呼んだ」
  • ガイアの復讐 : 池田信夫 blog

    2011年04月23日08:05 カテゴリエネルギー ガイアの復讐 私は1990年に、中沢新一氏をキャスターにして作った「森・不思議の旅」という番組で、著者ジム・ラブロックにインタビューしたことがある。彼は地球は生きたシステムだという「ガイア仮説」で知られているが、「ガイアを守れ」という類の話には批判的だった。 しかし書では、地球温暖化によって人類(ガイアではない)が危機に瀕すると主張している。この種の終末論には疑問が多いが、地球が温暖化していることは事実である。したがってエネルギー問題を考えるときは、少なくとも次の4つの制約条件のもとで問題を解かなければならない。エネルギー価格 安全性 供給の安定性 環境への影響 この4つの条件をすべて満たす理想のエネルギーはなく、これらはトレードオフになっているので、どう優先順位をつけるかは国民の選択である。目的関数の取り方はいろいろ考えられるが、

    ガイアの復讐 : 池田信夫 blog
    tweakk
    tweakk 2011/06/12
    ドイツ政府諮問機関の倫理委員会は、環境問題、電力安定供給、エネルギー価格、雇用、国際競争力、技術革新、電力輸入の7点を検討した上で、「フランスからの電力輸入に頼らずやっていける」としてるのだけどもね。
  • 「無縁社会」キャンペーンの恥ずかしさ : 池田信夫 blog

    2011年02月13日14:20 カテゴリメディア 「無縁社会」キャンペーンの恥ずかしさ 昨夜のNHKの「無縁社会」の番組が、あちこちで話題になっている。私は「働く世代の孤立を防げ」というタイトルだけで見る気がしなかったが、内容は想像以上に恥ずかしいものだったようだ。それは上のイラストからも感じられるが、きわめつけがスタッフの作ったとみられる自作自演のつぶやきだ。 朝日新聞の「孤族」キャンペーンとも共通するのは、日来「有縁社会」で、その縁が失われるのは嘆かわしいという湿っぽいノスタルジアだ。しかし島田裕巳氏も指摘するように、人々は経済成長によって縁を失ったのではなく、高度成長期に自由で豊かな生活にあこがれて都市に集まり、みずから「無縁化」したのだ。小池和男氏などの調査でも明らかなように、日人が「社縁」の好きな会社人間だというのも幻想である。 ところがNHKは、この問題を逆に見て「2

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    tweakk
    tweakk 2011/02/18
    「サンデルの講義を放送したNHKでさえ「無縁社会を解消」して古きよき有縁社会をいかに取り戻すかというノスタルジアを繰り返す。それが人々の感情に訴え、政治的にアピールしやすいことは事実だろう」
  • 市民社会とは何か : 池田信夫 blog

    2010年12月28日18:56 カテゴリ経済 市民社会とは何か 民主党政権が迷走するのは、自民党のように既得権保護という一貫した方針がないためで、必ずしも悪いことではない。問題は、既得権に代わる理念を彼らがもっていないことだ。しかしそのヒントは、菅首相や仙谷官房長官の学生時代にあるかもしれない。 彼らが所属した構造改革派は、全共闘の主流だったマルクス=レーニン主義とは違い、議会主義によって権力を取る穏健派だった。特に菅氏が創立に参加した社会市民連合(のちの社会民主連合)は、その名のとおり、プロレタリアートではなく市民を変革の主体とする新しい党だった。書は、こうした「市民派」の依拠する市民社会の概念をアリストテレスにさかのぼって検証し、その日的なバイアスを明らかにしている。 市民社会(societas civitas)という言葉は、古代ギリシャではポリスの「国家共同体」という意味で、

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    tweakk
    tweakk 2010/12/29
    「こうした市民社会主義の依拠する市民社会の概念は特殊日本的であり、古い日本社会への嫌悪と西洋へのあこがれをマルクスに読み込んだものだった」「しかし90年代以降…講座派的な問題意識がまた意味をもつように」
  • ソニーはなぜ没落したのか : 池田信夫 blog

    2010年12月17日11:42 カテゴリ経済 ソニーはなぜ没落したのか きのうは佐々木俊尚氏のつぶやきに端を発して、ソニーたたきで盛り上がったようだが、ソニーストアの対応ブラウザがIE6/7だというだけで「ソニーは死んだ」というのは大げさだろう。ソニーの症状は創業60年以上たった企業としては普通の大企業病で、他の大企業に比べて特にひどいわけではない。むしろ、まだ多くの人がソニーにこれだけ期待しているのは立派なものだ。 ただ辻野晃一郎氏も指摘するように、出井社長時代に採用されたアメリカ的な経営体制がガバナンスを混乱させた。以前の記事でも書いたように、「コテコテの日企業」であるソニーに形だけ「株主資主義」を持ち込む一方、抜改革をしないで900以上の連結子会社を温存した出井氏が、ソニーをだめにした主犯である。 私は20年以上ソニーの株主として見てきたが、ソニーがイノベーターだったのはプレ

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  • 自衛隊は「暴力装置」である : 池田信夫 blog

    2010年11月19日00:08 カテゴリ法/政治 自衛隊は「暴力装置」である 仙谷官房長官の「自衛隊は暴力装置」という国会での発言が問題になり、撤回して陳謝したが、撤回する必要はない。自衛隊はれっきとした軍隊であり、軍隊とは暴力装置に他ならない。これに抗議している自民党は、自衛隊を災害救助隊だとでも思っているのか。正確にいうと、暴力装置は国家である。マックス・ウェーバーは、主権国家を「合法的な暴力の独占」と定義した。これは『国家と革命』におけるレーニンの定義で、最初に提唱したのはトロツキーだとされる。 レーニンは、国家を物理的な暴力(Gewalt)と心理的な権威(Macht)によって成り立つブルジョア階級の統治機構と考え、そのコアにあるのが軍事力だと考えた。この規定が正しかったことは、彼の革命が成功したことによって確かめられた。その後のロシアが悲惨な運命をたどったのも、レーニンの掌握した

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    tweakk
    tweakk 2010/11/19
    "統治作用"ぐらいの意味なんだがなGewalt。
  • ネットテレビの衝撃 : 池田信夫 blog

    2010年11月12日00:15 カテゴリメディア ネットテレビの衝撃 huluという動画サイトを見たことがあるだろうか。日からは動画は見られないが、アメリカではABC、NBC、FOXのテレビ番組がオンデマンドで見られる。ネットワーク局がYouTubeに対抗するサービスとして2008年にスタートし、今では放送された番組がすべて無料で(PCモニターで)見られる。昨年の売り上げは1億ドルで、今年6月からは有料サービスも始めた。書は、こうした海外の動きを含めて、テレビをめぐるネット業界の状況を紹介したものだ。 日米のテレビの最大の違いは、アメリカではテレビ番組もオンデマンドで見るのが当たり前になったことだ。ケーブルテレビも、主力はVOD(video on demand)に移行している。GoogleTVも、こうした流れの延長上で出てきたものだ。グーグルのいうように「全世界でPCは10億台、携

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  • 地デジという壮大な無駄づかい : 池田信夫 blog

    2010年10月30日19:10 カテゴリIT 地デジという壮大な無駄づかい 読売新聞によれば、総務省は来年7月のアナログ停波のとき、アンテナ工事が間に合わない世帯がBS経由で地デジ番組を視聴できるようにする「緊急対策」を講じるという。これは私が以前の記事で紹介したBS291~8チャンネルのスクランブルを外すということだ。この対策にはまったく予算はかからない。なぜ総務省は、今までこういう対策をとらなかったのだろうか? それは団藤保晴氏も指摘するように、「デジタル化は最初からこのBS方式にしていれば現在のような大騒ぎはなかった」と認める結果になるからだ。今のBSチャンネルはSDTVだが、チャンネルは余っているので3チャンネル取ってHDTVにすれば、地デジとまったく同じ放送が全国100%にできる。というか、10年前にできていたのだ。 これについては郵政省(当時)でも議論があり、省内にも「衛星で

    地デジという壮大な無駄づかい : 池田信夫 blog
    tweakk
    tweakk 2010/10/31
    ☆「しかし衛星によって「炭焼き小屋」になることを恐れる地方民放の反対で、1万局以上の中継局をすべて建て直す壮大な浪費プロジェクトが決まったのだ」