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ブックマーク / www.philosophyguides.org (3)

  • カント『純粋理性批判』を超コンパクトに要約する

    なんでこんなこと考えるのか 何が善いことかを認識し、理性を道徳的に使うため。「神が善の根拠に決まってるじゃん」は通俗的。認識の可能性と限界をハッキリさせることで、普遍的な(=誰にとっても納得できる)善のポイントを見て取ることが目的。書はそのための前提作業。 認識が構成される仕組み 私たちの認識は以下の3つの能力を通じて構成されている。 感性:外部データを採取する能力 悟性:感性によって得られたデータを結合して、概念化する能力 理性:完全性(完全なもの)を構想する能力 もっと詳しく見ると、以下のような感じだ。 純粋直観が多様なものを与える 構想力がそれらを綜合する 純粋悟性概念(カテゴリー)がこうした純粋綜合を統一する → 対象を認識する という流れ。 統覚は「私は…について考える」という意識のこと。感性と違って自発的な作用。統覚があるので認識が成り立つ。 感性について 感性は空間と時間に

    tweakk
    tweakk 2018/08/30
  • カント『実践理性批判』を超コンパクトに要約する

    目的 道徳の根拠を規定すること。 結論 習俗や文化ではなく、理性による定言命法が道徳の根拠。ローカルな根拠ではなく、誰でも納得できる(し、そうするほかない)普遍的な地点に根拠を置くことが必要。 カントの議論を図式的にまとめるとこう。 傾向性(欲求)→ 格率 → 仮言命法 仮言命法は「…を望むなら、こうしなければならない」 何を求めるかはひとそれぞれなので、仮言命法を道徳の根拠にすることはできない 理性 → 普遍的な道徳法則 → 定言命法 定言命法は「…を望むかどうかに関わらず、こうしなければならない」 理性で考えれば何が正しいかは誰でも分かるので、定言命法が道徳の根拠となる 以下、文の流れに沿ってみていきます。 格率と普遍的立法 欲求に基づく行為の原則(格率)は道徳の根拠とならない 道徳の根拠を快や欲求に置くことはできない。なぜならそれらは結局のところ自分の幸福を求めているから。 自分の

    tweakk
    tweakk 2018/08/29
  • ウェブページを1秒台で表示させる原理と方法 | Philosophy Guides

    可能な限り最新の情報を反映していますが、追いつけていないこともあります。サイトに採用していても、記事に反映できていない設定もあります。ページのソースを読んでいただくと、参考になる箇所があるかもしれません。 ウェブページの高速化に関するテクニックは、ネットで検索すれば簡単に見つけることができます。優れた情報も数多くありますが、「CSSJavaScriptはminify(ミニファイ)しておけばOK!」のような都市伝説も少なくありません。 そこで、ここではサイトのデザインリニューアル時に施した対策をもとに、一歩進んだウェブページの高速化の方法と、それを支える原理について、できる限り分かりやすく説明したいと思います。フロントエンジニアやデザイナーの方からすれば「んなもん知っとるわ!」な情報なのかもしれませんが、都市伝説を駆逐すべく、私なりの仕方で解説(≒加勢)したいと思います。 初めに結果を

    ウェブページを1秒台で表示させる原理と方法 | Philosophy Guides
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