オーストラリアのシドニー大学のジェレイント・ルイス教授は、一瞬にして長距離を移動できる架空の技術「ワープ移動」がアルベルト・アインシュタインが発表した「相対性理論」的にも実現可能な技術であると発表しました。ワープが実現すれば、これまで物理的に到達することが現実的に不可能だと考えられていた場所にも移動することができます。 今月17日にオーストラリアで開かれた科学技術イベント「ナショナル・サイエンス・ウィーク」でルイス教授が発表した内容によると、ワープは今後、100年~1000年以内に実現できるだろうとしています。ただしワープできるマシーンを作るための素材「負の密度エネルギー」を得られるかは議論の余地があるといいます。 相対性理論では、宇宙で最も速いものは光だとされており、高速以上に速く移動することはできないとされています。一方で空間を歪ませたり曲げたりすることは可能とされており、ルイス教授は