エンカウントシステムとは、戦闘システムの入口に当たる部分であり、プレイヤーが敵と戦闘を開始するためのシステムである。 古くはドラクエシリーズを中心にランダムエンカウントが主流だったが、時代の変化と共に、この部分にも様々な工夫が加えられるようになった。 そこで既存のRPGが、どの様な工夫を凝らしているのかをまとめてみた。 以下に、大雑把な分類を行うが、その分類の中であっても、作品によって様々な特徴付けがなされている。 具体的には『戦闘を回避する手段』や『戦闘前の駆け引き』といった要素で差別化するパターンが多いようだ。 そのため、作品の例を挙げながら解説をしていきたい。 ランダムエンカウント(歩行エンカウント) 歩行時に確率等によって、戦闘に突入する古典的なエンカウントシステム。FC~PS時代の大半のRPGはこれを採用している。固定された歩数で戦闘になる作品にまで、ランダムという呼称を使うのは