米サンフランシスコで開催されたGDCにて、プラチナゲームズの稲葉敦志氏によるアクションゲーム開発のセッションが行われました。 プラチナゲームズで開発しているすべてのゲームの最終的な責任を持ち、製作の立上げから完成まで工程をコントロールして面白いゲームを作り出しているという稲葉氏。セッションでは、世界中で楽しめるアクションゲームを如何に産み出しているのかが語られました。 ■アクションゲームと何なのか 稲葉氏によると、アクションゲームはアウトプットに対する反応の集合だとしています。ゲームにおける敵の出現や攻撃される状況のことです。アクションゲームという言葉の能動的な印象とは逆に受動的もので、必ず先に何かが起こって、それに対して一定の時間内に対応するのがアクションゲームであると解説しています。 反対に、能動的で積極的なゲームジャンルは、何が起こるかわからない状況で自分の意志で何かを行い、その反応