生き残れる方法はあったのか それでは、日本のスマホメーカーはどうすれば生き残ることができたのでしょうか。これは難しい問題です。なぜなら、世界のスマホメーカーも同様に苦しい状況だからです。 世界のスマホ市場では7割をAndroidが占めていますが、これは出荷台数ベースの話であり、営業利益ベースでは8割強をアップルが得ているとの調査があります。 Androidのメーカーは残りの2割弱を取り合っているわけですが、その大部分はサムスンが取っているようです。その他のメーカーは生き残っているだけで褒められるレベルといえるでしょう。 この厳しい状況の中、日本の端末メーカーは確実な売上が期待できる携帯キャリア向けビジネスに注力してきたと考えられます。 日本の消費者がスマホを買うときにはキャリアの店舗や売り場を訪れます。ハイエンド機種はキャリアから割賦で買うことが一般的なので、オープン市場で売れるスマホはミ