最新のカラー3Dプリンターは一見の価値あり こちらがフィギュアの元になった3Dデータ。こうしたデータの活用方法を考えるのが「3D-GAN」の目的だ このコーナーでもよく出てくる秋葉原UDX4階に、ちょっと変わったショールームのようなものがあるのをご存知だろうか。外から見ると、アルミを削り出して作ったミニカーや、ちょっと変わった質感のフィギュアなどが飾られているのだが、何の展示なのかは結局よく分からなかった。 ――のだが、たまたま先日ココの方に会って、お話を聞かせていただくことができた。どうやらここは、「3D-GAN(3次元形状を活用する会)」という団体の事務局兼ショールームなのだそう。名前だけだとよく分からないが、ゲームやアニメ、建築や設計など、今やさまざまな分野で使われている3Dデータを、産業や業種の垣根を越えて相互に結びつけることで、新たな産業やビジネスの創出を狙おう――という主旨から