ブックマーク / note.com/timakin (27)

  • 権限管理は大事で、難しい。特に、管理画面においては。|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    ありがたいことに継続的にご利用者様の数・ご活用頂く業務の幅が増え、積み上がるご要望に日々追いつくべく開発に邁進しております。 今回は先日ベースマキナがリリースした「ロール機能」に付随するお話です。 ベースマキナでは、以前から管理画面上で呼び出す処理ごとに、ユーザーやユーザーのグループ単位で実行を許可する機能があるなど、ガバナンス要求に答える機能を揃えてきました。 今回修正が行われたのはそれとは別のレイヤーで、ベースマキナ上の管理者向けの設定(接続先のデータベースやAPIの情報や、処理の登録、ユーザー追加など)を行う権限を細分化 & グルーピング設定を紐づけられるようにした、というものです。 この機能は成果物で見るとシンプルなのですが、権限管理にまつわる設計・開発はいつも魔物に立ち向かうようなもので、混迷を極めます。 そして、こと管理画面開発となるとその難易度は他の開発よりも高い、というのが

    権限管理は大事で、難しい。特に、管理画面においては。|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • プログラマブルな基盤を売るということ ~100年企業を目指して~|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    ポエムです! 長いのでまとめローコード・ノーコードという言葉の括りは大きな意味をもたず、「プログラマブル」という表現が妥当 プログラマブルな基盤を作って売ることは、課題解決の幅を最大化する。複利でのアセット積み上げが可能で、ひいてはコンパウンド・スタートアップの地盤を作りやすい利点がある この基盤は最初から覚悟を決めて作らないと、後追いで構築するのが難しいため商材としての希少性が高い プログラマブルな基盤は、売り手に高い課題探索・抽象化能力と海外サービスへの強い関心が求められる こうした基盤を事業として成長させることは、将来「Sell work, not software」の時代が来たとしても生き残る手立てを作る最良の手段になりうる まとめても長いですね… はじめに皆さまこんにちは、株式会社ベースマキナの代表取締役社長を務めております高橋と申します。 現在弊社では、ソフトウェアエンジニア

    プログラマブルな基盤を売るということ ~100年企業を目指して~|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • コード不要論からコード表現への回帰 - デベロッパーツールの現在|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    皆様、ChatGPTでCode Interpreterの機能がリリースされましたがお使いになりましたか? 僕は大変有りがたーく日常使いさせて頂いており、活用方法について各方面のご意見を伺いたいですが、その話はさておき… こうした劇的な開発体験の変化が予感されると、度々繰り返される議題の1つが「エンジニアやコードの不要論」かと思います。 私自身がローコードツールを提供している会社の経営者なのですが(ヒューマンエラーを減らせる管理画面構築SaaS「ベースマキナ」をよろしくお願いします!)、この類の議論の盛り上がりと日頃情報を追っている最新のツール群との間を照らすと、ギャップを感じます。 端的に言うと、少なくともここ1年くらいで新しく登場するデベロッパー向けのツールを見ていると、コードが不要になる場面が増えると思いきや、逆にコードをしっかり書くツールが増えてきたな、という印象を持っています。 D

    コード不要論からコード表現への回帰 - デベロッパーツールの現在|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • ローコードとLLM 〜最適化と自己修復の未来〜|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    まとめプログラミングの未来では、最適化と自己修復がキーワードとなり、エンジニアは検品作業が主な役割になると考えられます。 ローコードツールは、否応なしにLLMとの共存を求められ、対応できなければかえって足かせとなってしまい淘汰されるでしょう。 そして、ローコードやノーコードの概念が意味を持たなくなるでしょう。 しかし、未来はシステムのチューニングに焦点を当てた業務になり、チューニングのための学習データを幅広に獲得できる現在のローコードプラットフォーマーは、きたる未来に備えて強力な武器を持てると考えられます。 ごあいさつこんにちは! ローコードでかんたんに管理画面が立ち上げられるSaaS「ベースマキナ」を運営している、 株式会社ベースマキナの代表取締役社長の髙橋と申します。 サービスページはこちらです。管理画面の開発工数でお困りの方、手前味噌ながら大変便利なサービスに進化してきているので是非

    ローコードとLLM 〜最適化と自己修復の未来〜|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • そのテクノロジーは隣人と国を救うのか|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    要するに起業して、サービスを作りました。同志を募集しています。 長い自分語りなのですが、サービスを公開した直後の人間の所信表明として生暖かく読んでもらえればと思います。 サービスを公開しました先日、これまでステルスで開発・営業活動等をしていた社内管理画面作成サービス「ベースマキナ」を一般公開いたしました。 思った以上にお問い合わせであったり新規のご登録を頂き、感謝の想いに尽きません。 開発者一同が「きっとこの基盤なら自分達を含めWeb企業でサービス開発をしてきた方が何度も車輪の再発明をしてきた管理画面を作らなくて済むようになる」と信じて、持てる限りの技術でプロダクトを作っています。 公開時にも以前から相談させて頂いたエンジニアや事業者の方々にシェアいただき、一定話題に挙げていただきました。 ただ、自分としてはSaaSというサービスの提供方式やエンジニア文化を大事にするというのは手段で、

    そのテクノロジーは隣人と国を救うのか|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • 「何か困っていることはありますか?」という問い|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    はあー。これは反省文です。 マネジメント業をしていると、1on1の時に「何か困っていることはありますか?」という問いかけをする人(過去の自分も含む)もいると思うのですが、これはダメだと思うのですよ。 かの有名なドラッカーの『マネジメント』を読んでいたらですね、「最近は、愛想をよくすること、人を助けること、人づきあいをよくすることが、マネジメントの資質として重視されている。だがそのようなことで十分なはずはない。」と書いてあって、「そうですねー」と思ったんです。でも「そうですねー」ってなるほど俺は十分な振る舞いをしたのか?と。知性ある仕事してたか?と。 マネジメントが組織の成果に責任を負う仕事だとするならば、1on1で「困っていること」を当事者に聞きだそうとするのは最悪の手段だと思ったんですよね。マネジメント1on1にはよく出てるメソッドですけれども。 僕が思う理由は2つありまして、「無

    「何か困っていることはありますか?」という問い|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • 『その仕事、全部やめてみよう』拝読しました|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    良いを読んだ次の日の朝というのは気分が最高に良くて、なんだか大型のアップデートが終わったPCを再起動させるような、そういう気分になります。 元同僚で日頃から尊敬しているDMMの松さんがさらに尊敬する人物として挙げられているのを見て、「俺より強いヤツに会いに行く......」と意気揚々に購入したのですが、素晴らしい書籍でした。配り歩きたくなるレベルというのは頷ける。 このには良いところが2つあって、1つは小野さんのご経験の描写の距離感、もう1つは今まさに読むべきという旬の度合いでした。 まずご経験の描写の距離感という話ですが、経験談をベースにしたというのは、自分が最前線で戦っていたときに得た学びを書いているものなのか、それとも陣頭指揮をしていて「俺が部下を操作したから勝てた」というのを、現場の苦労は数行で済ませて美談にまとめ上げたものかに収束します。 そして得てして後者が多いのだけれ

    『その仕事、全部やめてみよう』拝読しました|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • さよならアーキテクチャ議論|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    ポエム。 つまり?予算やチームのリテラシーに合わせて最速で作れて、チーム内で「俺ら高凝集低結合だなー」と思えるなら、アーキテクチャはなんでもいいと思えてきました。 前提・まだ割と収益が安定してないプロジェクトでの話です。お金があるなら好きにやりましょう。Go Bold。 ・DDDやクリーンアーキテクチャがダメとは言ってないです。むしろ自分は直近そこまで厳格ではないクリーンアーキテクチャでAPI書いてます。 ・以前こういうポスト書くくらいにはアーキテクチャのこと試行錯誤してました。 アーキテクチャ導入議論への疲労以前僕は、DDDやクリーンアーキテクチャを導入するという話が出ると積極的に顔を出すようにしていました。でも、最近は「導入しましょう」「既に適用してあるのでキャッチアップしてください」などの議論をするのに少し疲れてしまい、足が重くなったように感じます。もうおじいちゃんなので体力がないん

    さよならアーキテクチャ議論|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • 緊急時リモートワーク第1週目、終了。|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    コロナウイルス感染予防のリモートワーク 1週目が終了しました。さきほどアナウンスがあり、3月まで継続とのこと。いい話ですね。 個人的には、毎日リアルタイムのマッピング情報やら海外のトップニュースでコロナの話が出ているのを見ていると、「大丈夫大丈夫〜リモートワークとかPR要素でしかないでしょ〜」とか言ってるのは流石に油断しすぎでは?と思ってしまいます。 ちょっと前にフレックスに変わったくらいの勤務形態なので、チームにリモート勤務のノウハウは全くなかったけど、VPNの設定などの周知が行き届いててスムーズにやれてると思います。 ということで、その辺の管理周りの知見は別の方に任せるとして、働く身としてよかったこと悪かったことを書きます。前提として、私の職種はソフトウェアエンジニアです。 よかったこと1. MTG回数の減少 これは賛否両論ありそうですが、個人的には良かった点です。 MTGは基的に洗

    緊急時リモートワーク第1週目、終了。|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • リファラルこわい|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    まとめ・リファラル採用への熱量は思ってるより差が明らかに出てくる ・リファラル採用を後から促進しましょう、は果たしてうまく回るのか(回らないと思う) リファラルこわいリファラル採用は怖い。絶対に敵に回したくない企業が何社かあります。 最近幸いにもお誘い頂く機会が増えて思った事なんですが... 給与などの必要条件を満たした上で、ビジョンでグイグイ目線上げている経営者、その理念を理解した上で行動している採用担当者が時々いて、十分条件が充実している企業が増えてきたという実感があります。 大きな企業でリファラル採用しようとしても、「人手が足らないので来て欲しい」という色合いが強すぎると魅力的に響かないと思っています。 一方で、ベンチャーでも資金調達を済ませてビジョンや採用候補への理解に熱心な人がリクルーティングしていると、正直働いてみたいなと思う気持ちも湧くし、同時に採用広報とかをちゃんとやりまし

    リファラルこわい|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • よかれと思って内緒にする問題|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    つまり・組織で情報の不透明性が問題になる時、必ずしもその不透明性は悪意や信頼性の無さから生まれるわけじゃなく、よかれと思ってやった結果生まれるかも知れない ・フルオープンにできなくても、情報の確定度合は可能な限りオープンにすべき 1on1で明らかになった不透明性この間1on1をチームメンバーとやっている時、情報の不透明性が問題になった。具体的にいうと、仕様議論が途中の機能について、「あの機能はいつから開発開始なんだろう」「開発スコープは?」という、疑問の声が上がっていた。 この不透明性が生まれたのは、例えば「外部企業と内密なやり取りがあって、隠しておきたい深刻な事情があった」とか、そういう背景からではない。 むしろ逆に、情報の不透明性の話になるたびに比較的僕の所属するチームは性善説で「できる限り共有しましょう」という議論が起こるので、上下の人間関係が悪いとかではない。教えてと言えばだいたい

    よかれと思って内緒にする問題|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • プログラミングで辛かったこと。よかったこと。|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    この流れです。 前提基的に自分はGoのサーバーサイドが主戦場で、カンファレンスにはよく顔を出します。最近はOSSを公開すればいい感じにGithub Trendsの上の方にきて目立つような、芸人っぽいムーブができるようになりました。 ですが、直近プライベートではGo以外にTypeScript(Next.js) でGraphQLのクライアント書いたり、仕事だと前はSwiftやらC++やらPerlやら色々使っていたので、他の方と比べると広く浅い経歴です。 また、大学に入ってから学習を始めましたし、当時はドットインストールが出始めたくらいで、基的には書籍で勉強していました。大学では授業でFORTRANの授業を取りました。内容は意味わからなかったので同級生に寄生してました。 Progateとかプログラミングスクールとかには頼ってませんでした。無かったので...。なので、「幼少期からBASICを触

    プログラミングで辛かったこと。よかったこと。|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • realworld不足|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    最近Next.jsいじってて思ったことなんですが... よくフレームワークのexample見てると、しっかりしたプロジェクトには`realworld`の名称でサンプルアプリが存在してる。中身は決済や在庫管理だったり、スターウォーズ情報を扱うサンプルアプリだったりする。最後の例だった場合、僕はそんなにスターウォーズ詳しくないのでドメイン知識が乏しくて死ぬ。 realworldに書いてあるコードが実際realworldだった試しはほとんどない。データの表現や状態管理周りの共通処理が実運用に転用できるかもしれない程度で、結局のところ運用必要になるミドルウェアへの対応やトランザクションの管理などでは参考例として成立しない。(だからOSSのオーナーがダメというわけではない。それはこのポストで言いたいことと最もかけ離れている) 会社や社外コミュニティのメンバーと一緒にコードを書くことの利点は、運用前提

    realworld不足|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • Goでheadless browserを用いた動的画像生成|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    当ポストはGo Advent Calendar 2019の5日目の記事です。基ポエムを書いていて技術記事を書く感覚が鈍っていますが頑張ります。 今回はGoでheadless browser(Chrome)を用いた、動的な画像生成を行うというテーマで書きたいと思います。 なぜ画像生成したいのか?人はなぜ画像を生成したくなるのでしょうか?僕は漫然と画像を生成するのは、時間に限りがある身としてはよくないな、と思います。ということで理由が必要なのですが、最たる例はOGP画像の生成とかじゃないでしょうか? あるいは任意のLGTM画像を生成したくて、文字を画像にかぶせたり、インスタグラムVer1.1みたいなサービスをローンチしたい時に、フィルター加工を実装したかったりするかもしれません。 Go画像生成するには?Go画像生成する方法に関してはこの1、2年でpo3rinさんや僕がしばしば登壇して解説

    Goでheadless browserを用いた動的画像生成|Seiji Takahashi@ベースマキナ
    u_tis
    u_tis 2019/12/05
    Go Advent Calendar 2019の5日目の記事書きました〜
  • なぜ機能を削るのが良いのか|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    忙しいな〜と思いつつ、幸いにも仲良く仕事ができてることが多い。その理由を考えてた時に気づいたことをまとめたのがこの文章になる。ここで言いたいことはつまり、「機能を削ることはユーザーと開発チーム双方にとって、恐らく各位が考えている以上に良いことだ」ということだ。 なお、サムネは「機能を削ぎ落としていく過程はまるで彫刻製作のようだ...」と一瞬考えた時に程よい画像をとってきたのだけれど、単純にキモいなと思ったのと、的を射ているようで射てない気がしたし、プロダクト開発も彫刻もそんな知らないので、可及的速やかに忘れることにした。 いかにしてチームは殺伐となるかリリース間際やプロダクト開発が長期化すると、えてしてチームは殺伐としがち。自分が関わったチームでのプロダクト開発では、半々で殺伐なシーンと平和なシーンだった。 殺伐な開発は、その後チームの人間関係に消しがたい遺恨を残し、結果退職や倒産とい

    なぜ機能を削るのが良いのか|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • 優秀なエンジニアを紹介する条件|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    「誰かエンジニアで暇な人いませんか?」個人的にカンファレンスとかでエンジニアの知り合いの数が多くなったせいか、優秀なエンジニアの知り合いを紹介して欲しいと相談されることが非常に多いです。 「当に優秀な人」以外を繋ぐならすぐ紹介できます。しかし、気で生産性が高い人に声をかける場合、他のリファラル案件にも負けない条件を提示しないと絶対に来てくれないし、下手な紹介なんかしたら「僕と対象者の関係」「対象者の人生」「会社のプロダクトの成功」の全ての面で不幸が生じます。誰でもわかることだと思いますが、その割に結構雑に依頼を投げる人が多いな、という印象があります。優秀なエンジニアで仲良くしてもらってる人は、雑に紹介できるほど半端な友好関係ではないので、適当に繋いだりはしないです。 紹介可否の格差ある一定の基準をクリアしていると、すぐに紹介できます。紹介できない場合はよほど事情が変わらない限り良い報告

    優秀なエンジニアを紹介する条件|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • 期待しすぎないことが大事|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    仕事とか恋愛とかでよくこのワードを聞くことがあるけど、僕は絶対に使わないようにしてる。端的に言うと嫌い。 「期待しすぎないのが大事だよね」と言ってるのを見ると、どちらかと言うとしたり顔で相手に責任を転嫁してるように感じるケースが多いせいか、あまり自戒として受け取れない。その印象もあってか、結局「期待を下回る人間だと諦めて接すること」を体裁よく言おうとして何も良くできてないケースだと認識してる。 僕の周りは幸い期待しても大体うまく結果が返ってくる人しかいない(過大評価かも知れないけど)。 多分2つ理由があって、 ・そもそものお願いしたいと思ってる物事が少ない ・相手が普通に有能 のどっちかだと思う。 そもそものお願いしたいと思ってる物事が少ない期待する側は期待される側と同程度の労力を払うべきだと思っているので、仕事とかを細かな粒度で分解して、自分の時間を使って教えられる範囲のことだけ最初任せ

    期待しすぎないことが大事|Seiji Takahashi@ベースマキナ
  • CircleCI Orbs開発完全ガイド 2019年度版|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    前置きCircleCI Orbsというのは、CircleCIのバージョン2.1以降で有効になった、CI/CDワークフローの一部を共通パッケージとして切り出す仕組みです。 CircleCIはバージョン2.0のメジャーアップデートを経て、一気に実行速度が上がりました。しかし、プロセスの共通化をするにはyamlの記述方法を工夫する以外は特に打ち手がありませんでした。 Orbはまさにその解決策として提示された、CIプロセスのパッケージ化です。 なお、バージョン2.1になったことで、いくつか追加の概念が登場しました。 executors, commands, jobsです。この辺は公式ドキュメントを見ていただくとして、ざっくり言うとexecutorsが実行環境、commands, jobsが実行プロセスの共通化です。 OrbはDockerのイメージと同じく、作ったものをインターネット上で公開するレジ

    CircleCI Orbs開発完全ガイド 2019年度版|Seiji Takahashi@ベースマキナ
    u_tis
    u_tis 2019/03/13
    試験的に有料noteにしてみました!あんまり最新事情がまとまってなかったトピックで書きました。
  • 品格、ユーモア、そしてエディタ|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    開発者向けのドメイン、「.dev」の登録受付が開始された。timakin.devはちゃんと俺が取った。みなさんも取りましょう。 で、昨日vim.devのドメインが個人によって取得され、そのリダイレクト先がEmacsのサイトになっていたことで、物議を醸した。HackerNewsにも載ってた。 この行為に対し、観測範囲では ・「やりすぎだ、同じデベロッパーとして辟易する」という人 ・単に"エディター間の宗教戦争"に関するユーモアあるネタだと受け取る人 の二極化が見られた。ちなみに僕はそこまでエディタ戦争に関心はないし、結構あとあと迷惑になる行為かなーと思うので、どちらかといえば前者寄り。 僕の話は置いておいて、前者はOSS開発者やカンファレンス主催者などが多い印象を持った。だから前者の意見が偉いとかそういうわけではないのだけれど、おそらく以下の2つのポイントで認識が大きくズレているから、二極化

    品格、ユーモア、そしてエディタ|Seiji Takahashi@ベースマキナ
    u_tis
    u_tis 2019/03/02
    vim\.devに関しての所感です。
  • 寿司とピザとエンジニア|Seiji Takahashi@ベースマキナ

    tl;dr勉強会で寿司とピザ出すの極力やめませんか 餌としての寿司とピザ先日雑にこのようなことを呟いた。 これは、某社のエンジニア求人イベントの広告だったのだけれど、見た瞬間は餌で釣ろうとしてるような魂胆が透けて見え、それに対する嫌悪感を抱いた。 だけどその直後、「まあそうはいってもエンジニアの勉強会って寿司かピザしか頼まないし、それさえあれば人が集まると思われてもしょうがないくらいにワンパターン化してる主催側も悪いよな」と思ったりした。 念の為書いておくけど、自分が勉強会の担当になった時、ピザはサルバトーレクオモのうまいやつを少なめで注文したりして、結局ピザを注文してて、完全にブーメランである。とにかくピザに罪はない。 勉強会テロリスト寿司とピザが毎回出るとわかってると、テロリストみたいなやつがくる。 ・懇親会の直前だけきて台風みたいに寿司をかっさらって行くやつ ・寿司のネタだけってシ

    寿司とピザとエンジニア|Seiji Takahashi@ベースマキナ