ニセ科学というのは、知見ずらしの言説です。 で、その知見が何についての知見かと言うと、科学に関する知見。 そこに、科学を絶対視しているとか、科学を信仰しているなどといった視点は不要。いま蓄積されている科学の知見について、それからずれたものを示して、知見であるかのように見せれば、それはずれているよと指摘する。知見なのだから、その時々によって在り方も変わる。絶対不変のものでは無い。だから、いまのものとずれているのだと言っている訳です。 そういう話です。
「ドーナツだけの朝ごはん」はダメ? 子どもの朝ごはんについて、こんな記事が話題になっていました。 headlines.yahoo.co.jp はてなブックマーク - 子どもの朝ごはんは「3日連続でドーナツ」――今どき母親たちの“トンデモ朝ごはん”に共感の声も (週刊SPA!) - Yahoo!ニュース このニュースについて、著名な教育者であり、また安倍内閣が設置していた教育再生会議の委員なども務められた陰山英男先生も、ツイッターで以下のようなコメントをしていらっしゃいました。 う~ん、困るなあ。親の朝の苦労もわかるから、頭ごなしに注意とも言えないけど。データ的にはこうした朝ごはんの学習への影響は食べないと同じくらい悪いと聞いてる。 3日連続でドーナツ…母親たちのトンデモ朝ごはんに共感も #ldnews https://t.co/cflptOa5Bn— 陰山英男 (@Kageyama_hid
血液型性格判断とは何? 血液型性格判断とは、ABO型の血液型から人の性格を分類でき、その分類が妥当であるという主張のことです。通常は心理学的な分類というよりも「A型は几帳面、O型は大雑把」などのような、単純なステレオタイプとしての分類のことを指しています。多くの場合は、どの職業に向いているなどという高度に複雑な要因に影響するまで大きな相関があると考えます。また、性格からABO血液型を類推できるという信念にもつながっています。 実は、血液型性格判断を肯定する人、否定する人の間でも様々な解釈があり、厳密な議論において混乱しない程度の共通認識は存在しないというのが本当のところです。一口に血液型性格判断と言っても、占いと殆ど見分けがつかないようなものから、ごく小さい統計的なデータの偏りの話まで、話し手によって指しているものが違います。 「血液型性格相関説」と「血液型性格判断」を全くの別物として扱う
どうも、あんきろさんです。 昨日書いたニセ科学の記事が盛大に燃えています。 昨日は珍しく早寝したのですが、起きてみてびっくりしました。 ブクマが増えていくのを嫌な気持ちで見ないといけないなんて、なかなか辛い状況です。 ひとえに僕の稚拙な文章の為なので平謝りするしかないのですが、ちょっと誤解されている方もいるようなので追記しておきます。 別に僕は血液型性格診断を是とするわけでもなければ、血液型診断をニセ科学として追及しほぼ撲滅に至った経緯を否定したいわけでもありません。もちろん、ニセ科学じゃないから現在血液型性格診断によってハラスメントを受けている人がいる状況を放置しろと言っているわけではありません。 血液型性格診断の入り口がニセ科学だというのはまさにその通りだと思います。ただ、これだけ血液型性格診断がニセ科学であると散々言われていて、それがある程度(僕はほぼ完全にだと思っていたのですが、ブ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く