Tweet 県内外のアマチュア無線グループ有志は、東日本大震災の被災地支援へ災害時緊急広域無線ネットを立ち上げた。一関市の室根山(895メートル)山頂にアンテナと送受信機(基地レピータ局)、同市のひがしやま病院に無線ボランティアセンターを設置。情報インフラの復旧が遅れている地域の緊急連絡やボランティア団体などの情報交換を支援する。 救急要請など沿岸地域の緊急連絡手段の確保と支援団体などの円滑な情報交換が狙い。また、沿岸部の支援活動を内陸部でバックアップすることで沿岸、内陸住民一体の地域再生を目指す。 2、3日にグループ有志が日本アマチュア無線連盟から貸与された基地レピータ局を室根山頂に設置。ひがしやま病院の岡崎宣夫医師(61)が同病院にアンテナを立て4、5人が常時滞在できる無線ボランティアセンターを立ち上げた。ここで、たくさん集まった情報を「交通整理」する。 当面、陸前高田市広田町周辺に専