ユーザーが選ぶのは高速な2.1GHz帯よりどこでも使える800MHz帯──KDDIが説明する「これからのLTE」:LTEエリア競争はもう終わるそうだ(1/2 ページ) 障害対処のフェーズは終わった KDDIは、9月2日に2013年第1四半期に発生した通信障害の対処に関する報告と、今後のLTE整備に関する方針を説明した。 説明を行ったKDDI 代表取締役社長の田中孝司氏は、2013年の4月末と5月末に発生したLTE通信障害の概要を説明した上で、障害対策の基本方針として「ソフトウェアとハードウェアの品質向上」「作業手順の再確立と迅速化、確実性による運用品質の向上」「(通信)容量設計思想と指針の確立」を挙げ、運用品質の向上と容量設計思想と指針の確立によって「スマートフォンと4G時代に見合った機能安全の確立:フェールセーフ」を実現することと述べている。(記事掲載当初、フェールセーフの記述に誤りがあ