中国の内陸都市在住者とみられる中国人による「国境の鴨緑江で丹東人の友人から聞いた北朝鮮」というSNS投稿をご紹介したい。 文中後半で触れられている「中国側の発展はすべてうそで、建物はすべて張りぼて」という話は、しばしば脱北者が語る脱北するまで抱いていた韓国の認識と類似点がある。 しかし、この話、一部正しい部分も含まれていると思われる。 2000年代前半までの丹東には、北朝鮮から見える中国領土の中洲や川沿いに簡易な“ハコモノ”があった。 鴨緑江沿いにハコモノを建てていたのは、北朝鮮に対して虚勢を張る意味もあったかもしれないが、鴨緑江の洪水対策もあったとみられる。 今でも丹東には、市街地への越水防止の鉄門やコンクリート塀が並んでいて、ハコモノは、それらをつなぐように点在していたからだ。 私は子供の頃から北朝鮮には興味があったが、実際に行ったことはない。 北朝鮮について私が知っているのは、主にイ