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2009年11月30日のブックマーク (2件)

  • ◆ バーナンキの背理法(「流動性の罠」批判):  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) バーナンキの背理法とは、量的緩和論者が「量的緩和だけでOK」と主張するために提出した証明。ただし、エセ証明である。(間違った証明。) では、どこがおかしいのか? 詭弁の原理を探る。 ── クルーグマンは、「流動性の罠」の理論で、量的緩和論の限界を示した。こうだ。 「『量的緩和だけでOK』ということはない。不況期には、量的緩和には限界がある。ゆえに、それ以外の何らかの策が必要だ」 これに対して、量的緩和論者は頭に来て、「クルーグマンの説は間違っている。量的緩和だけでOKだ」と主張した。 なかんずく、バーナンキ(2005年からFRB議長)は、2001年ごろに、後述のような論理で主張した(らしい)。これは日では「バーナンキの背理法」と呼ばれ、ネットで話題になった。 → 

  • リフレの話について、補足 - よそ行きの妄想

    「金融関係者の反リフレ論について - Baatarismの溜息通信」という記事からトラックバックをいただきました。 正直、リフレの話は傷気味ではありますが、同記事では「金融関係者がリフレ政策に反対するのは、フィッシャー効果を誤解しているからだ」とずばり結論付けられています。で、この「金融関係者」というのは私を含む数名のようです。自分が誤解しているところを教えてくれるというのだから、無視する手はありませんね。読ませていただきました。 さて、「金融関係者がリフレ政策に反対する」理由ですが、同記事内では高橋洋一氏の著作から引用するかたちで、「インフレ目標に反対する理由は、インフレ目標が採用されると名目長期金利が上昇(フィッシャー効果)し、保有債券の評価損が生じると信じているから」ではないかと説明されています。 私は、つい先日書いた記事で「貨幣の供給を多少増やしても、別に根的に魅力のある産業が

    リフレの話について、補足 - よそ行きの妄想