2013年10月20日のブックマーク (1件)

  • 今さらドストエフスキーの面白さがわかった | ブログ運営のためのブログ運営

    昔はドストエフスキーのどこが面白いのかさっぱりわからなかった。カラマーゾフの兄弟とか罪と罰とか一通り読んだのだが、一欠片も興味を惹かれなかった。世界的な名作だとされているからやむを得ず文字の上に目を走らせて「完読」しただけである。何の共感も出来ないし、ストーリーもつまらないし、分厚いだけでクソなを読まされたという作業感が昔の印象である。 ところが、最近ドストエフスキーの作品を買い直して再読してみると、やたらと面白いのである。これが世界的な名作とされるのも納得である。昔のわたしにはさっぱり理解できなかったことが、現在ではようやく理解できるようになった。ドストエフスキー作品には「きっと何者にもなれないおまえたち」がたくさん出てくるが、昔はそれがあまり理解できなかった。ヒーローやロックスターになれるのは極めて例外であり、「何者にもなれない」というのが人生の実情だと理解したことで、ドストエフスキ

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    ukdata 2013/10/20