2014年1月1日のブックマーク (1件)

  • 性犯罪者の勝ち逃げ感 | ブログ運営のためのブログ運営

    われわれが個体としての同一性を持つのは、肉体の担保性によるのだが、これだけでは足りない。物質的に同一であっても、その確認作業がなければ意味がないからだ。時間が経過し状況が変化しても、同一人物であるという自我を保つのは、記憶の反復である。記憶の反芻を頻繁に行うことで、人間は同一性を保っているのだ。時間の流れの中で、人間は再生産的に存在している。過去の記憶の反芻を繰り返し、自らの同一性を確認し、一日三べて肉体を維持しながら生きている。つまり毎日毎日別人になるのではなく、同一人物として再生産する。時間が経過するたびに体験は過去として過ぎ去っていくが、それは遺灰として海に投げ捨てられるのではなく、記憶の反芻によって、過去は歴史的に定着し、現在の自分に組み込まれる。すべての体験の重みは均一ではなく、自己を再生産する過程で何となく消え去るものがあれば、消えないものもある。消えない最たるものが「あの

    ukdata
    ukdata 2014/01/01