東京・池袋のサーバー管理会社の中国人の社長ら2人が、不正に入手した他人のIDやパスワードを使って、中国国内の顧客に日本のインターネットに不正に接続させていたとして逮捕されました。 この会社のサーバーは、国内で起きた不正アクセス事件やサイバー攻撃に使われていて、警視庁で実態の解明を進めています。 2人は容疑を否認しているということです。 逮捕されたのは東京・豊島区のサーバー管理会社「中都商事」の社長で、中国人の劉傳聞容疑者(34)ら2人です。 警視庁によりますと、劉容疑者らは去年10月、不正に入手した神奈川県内の男性のIDとパスワードを使って、中国の顧客に自分の会社のサーバーから日本国内のインターネットに接続させたとして、不正アクセス禁止法違反の疑いがもたれています。 この会社は中国国内で顧客を募り「プロキシサーバー」と呼ばれるインターネットへの接続を仲介するサーバーを通じて、日本のインター