米アップルが来週発売予定のタブレット型多機能端末「iPad(アイパッド)」に関しては未解決の問題が山積しているにもかかわらず、アイパッドを利用したいと考えている雑誌出版社や広告主は多い。 関係筋によると、出版の米タイムは日用品のユニリーバ、トヨタ自動車、投資信託のフィデリティのほか、少なくとも3社と、雑誌「タイム」のアイパッド版の当初8号に1カ所ずつ広告を掲載するという契約を1件20万ドル(約1840万円)で結んだ。 また関係筋によると、コンデナスト・パブリケーションズの雑誌「ワイアード」では、広告主が購入するページ数によって違った機能を持つ広告を提供することができるという。1号につき8ページ分の広告を購入した広告主は、アイパッド版では動画などの機能を付けることができる。 大半の雑誌の出版社は印刷版に近い形のものをアイパッド版として出す計画をしているが、広告主に対しては、大画面、タッ