日本国内で「GAFA」に言及が始まったのは、2016年8月に日経新聞の解説記事「ガーファを知ってますか」あたりが最初であろう。同年9月に公表された経産省「第四次産業革命に向けた横断的制度研究会報告書」にも “デジタル市場で急成長を遂げたGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)のようなプラットフォーマーは、(中略)その競争優位が固定され、支配的地位となっている可能性が懸念される” との言及が見られる。このあたりから次第に政府の中でも、国外のデジタルプラットフォーマーを「脅威」と見なすようになったようだ。 こうした脅威は、GAFAの独占的支配により、国内のサービスがうまくいかない、成長が阻害される、利益が吸い上げられるといったビジネス文脈のほか、個人情報やAI、クラウドサービスがGAFAに集中しているがそれで大丈夫かといった、知識知的財産文脈がある。市場原理による競
米Apple、米Google、米Microsoftは「世界パスワードデー」の5月5日(現地時間)、FIDO AllianceとWorld Wide Web Consortium(W3C)が作成した標準を採用して、Webサイトやアプリに「端末やプラットフォームを超えてサインインできるようにする」と発表した。 FIDO Allianceは、パスワードとフィッシングに関する問題に対処するために2012年に設立された業界団体。Googleのセキュリティ担当幹部、サンパス・スリニバス氏がプレジデントを務める。 GoogleはAndroidとChromeで、AppleはiOS、macOS、Safariで、MicrosoftはWindowsとEdgeで、パスワードなしのサインインのサポートを実装する。 各社は、サインインの方法として指紋または顔による生体認証、あるいはスマートフォンなどの端末のPINを使
How to watch Polaris Dawn astronauts attempt the first commercial spacewalk
GoogleドキュメントからWordやExcel、PowerPointの直接編集が可能になります2019.04.12 19:0057,437 塚本直樹 これを待っていた! 日々のドキュメントの制作に役立つGoogleドキュメントですが、こちらがMicrosoft(マイクロソフト)のWordやExcel、PowerPointのネイティブ編集に今後対応しますよ! 実は、これまでもGoogleドキュメントでOfficeファイルを閲覧することはできたのですが、編集をするにはGoogle Docsのフォーマットに変換する必要がありました。これが、実に面倒くさいんですよね。 しかしこれからは、Google ドキュメントやスプレッドシート、スライドにて「.docx/.xls/.ppt」といったOfficeファイルが編集できるようになるんです。なおこの変更は商業バージョン(G Suite)では4月〜5月か
Mozillaは10月18日(現地時間)、「MDN Web Docs」へのWeb開発者のための関連ドキュメントの集約を目指し、Microsoft、Google、Samsung Electronics、W3Cなどと協力していくと発表した。 MDN Web Docsは、これまでMDN(Mozilla Developer Network)と呼ばれていたWebサイトを改称したもの。HTMLやJavaScript、Web標準関連の文書だけでなく、Mozillaの「Firefox」、Microsoftの「Edge」、Googleの「Chrome」など、各Webブラウザの技術文書も集約することで、クロスブラウザなWebサイトを開発しなければならない開発者の便宜を図る。 MicrosoftとGoogleはこれまでもMDNに貢献してきたが、同日結成の「MDN Product Advisory Board」(
Facebook、Google、Google傘下のDeepMind、Microsoft、Amazon.com、IBMは9月28日(現地時間)、人工知能(AI)普及を目指す非営利団体「Partnership on Artificial Intelligence to Benefit People and Society(略称:Partnership on AI)」を立ち上げたと発表した。 立ち上げメンバーは上記の6社で、今後企業や研究機関などに参加を呼び掛けていく。Facebook、Google、MicrosoftのCEOはそれぞれ、カンファレンスなどの折りに触れ、AIの重要性について語っている。IBMはWatsonなどで、Amazonは音声アシスタントのAlexaでAIを採用している。 この団体の目的は2つ。1つはAIがいかに人類に貢献し、安全であるかを世に知らしめること。もう1つは、AI
米Microsoftと米Googleが、世界での法的争いを終了することで合意に達した──。両社が発表した声明文に基いて米Re/codeが4月22日(現地時間)に報じた。 Microsoftは声明文で「当社の法的優先度の変化を反映し、Googleに対する提訴を取り下げることで合意した。今後も事業と顧客のための競争は精力的に続ける」と語った。 Googleも「両社は精力的に競い合うが、法的にではなく、製品の品質で競いたい。その結果、特許契約に続けて、われわれはお互いへの訴訟を取り下げることで合意に達した」という声明文を発表した。 両社はこれまで、人材引き抜きや特許侵害などの係争を繰り広げてきた。 Microsoftは、Android端末メーカーの特許侵害での提訴、他社のGoogle提訴への協力も行っている。 だが、両社は2015年9月30日、米国と欧州で係争中だったすべての特許訴訟を取り下げる
米Microsoftは8月15日(現地時間)、同社が13日に公開したWindows Phone版YouTubeアプリを、米Googleが利用規約に反しているとしてブロックしたと公式ブログで発表した。 GoogleはWindows Phone向けにはGoogle検索以外の自社サービス(Google MapsやYouTube、Gmailなど)の公式アプリを公開していない。米Facebookも同様で、MicrosoftはこれらのサービスのWindows Phoneアプリを自社開発している。 MicrosoftはWindows Phone版YouTubeアプリを2010年から公開しているが、2013年5月に大幅なアップデートをした際、Googleから幾つかの問題点を指摘され、Windows Phone Storeから取り下げた。その後Googleと協力しながら問題の解決に努め、13日にあらためて新
米Microsoftは11月28日(現地時間)、Google検索結果の不公平さを批判し、Bingでの検索を勧めるキャンペーン「Don't Get Scroogled」を開始したと発表した。ホリデーシーズンのショッピングをGoogle検索で始める前に“Googleが料金を支払っているショップの商品を優先的に表示していることを知ってほしい”という。 Scroogleは、チャールズ・ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」の主人公、強欲な商人のエベネーザ・スクルージ(Ebenezer Scrooge)の名前とGoogleを合わせた造語。Googleが検索ユーザーよりも広告料を支払っている顧客を優先する強欲な商人だと言いたいようだ。 Microsoftによると、ホリデーシーズンのオンラインショッピングでは、ユーザーの約半数がまず商品の検索から始めるという。だが、Google検索のオプション「Sho
GoogleがHTML5のビデオコーデックH.264のサポートを終了すると発表したことを受け、Microsoftの社員がこの発表ブログを「Google合衆国大統領」が国民に英語の利用を禁じ、エスペラントを公用語にするとした発表文に書き換えたパロディを公開した。 「英語が会話に占める役割は大きいが、オープンなイノベーションというわれわれの目標のために、今後この国で英語をコミュニケーション手段として使うことを禁じる」――米GoogleがChromeブラウザでのH.264サポート終了を発表したことを受け、米MicrosoftのMSDNブログに1月12日(現地時間)、同社の社員がGoogleの公式ブログのパロディを投稿した。 Googleは昨年5月、HTML5のビデオコーデックのH.264はオープンではないとして、オープンソースのビデオコーデックを推進するプロジェクトWebMを立ち上げ、Micro
Googleは「O3D」と呼ばれるブラウザプラグインのプロジェクトの一部を中止し、Mozillaを中心に開発が進められてきた「WebGL」3Dウェブグラフィックス技術に力を集中することを決めた。 ゲームなどのアプリケーションの基盤として、ハードウェアアクセラレーションによる3Dグラフィックスをウェブで利用しようとする開発者にとって、作業を簡略化できる可能性を秘めた今回の方針変更は歓迎すべきことだろう。しかし、試験的なものとはいえうまく機能するO3D技術が、当面は出発点に戻ることになる。 だが、WebGLが提供する3Dの基本的な部分より高いレベルでインターフェースを提供しようとするO3Dの全体的な構想がなくなったわけではない。GoogleはO3Dを、WebGLという基盤の上で利用できるプリビルドのソフトウェアライブラリとして再構築するつもりだと、エンジニアリングディレクターのMatt Pap
Facebookの急成長とマイクロソフトのYahoo買収宣言は、グーグルの歴史の中で一つの分水嶺になると思う。 そう考えると、(偶然だと思うけど)ちょうどこの時期に、Open Social APIが発表されたことの意義は大きい。 つまり、これは、WEBというpublic spaceを便利にする人(グーグル)と、private spaceを便利にする人(Facebookとマイクロソフト)が正面衝突したということだ。 WEB上にあるものは、誰にでもアクセスできる。WEBは誰にでも開かれた場所だ。publicな場所がどんどん便利になっていくことが、WEBの歴史であり、同時にグーグルの歴史でもある。 ドキュメントをpublic spaceに置くと、タダで検索できるようになる。private spaceに置いたら、自前で検索エンジンを用意しなくてはならない。RSSリーダもそうで、publicなフィー
マイクロソフトは10月17日、検索サービス「Live Search」が9月27日に実施した機能強化および、日本での取り組みについての説明会を実施した。 9月27日に行われた機能強化では、検索のインデックスサイズを4倍以上に増やしたほか、検索キーワードの把握機能や修正機能を強化したほか、アルゴリズムの大幅な改善を実施している。 また、「エンターテインメント」「ヘルス」「ショッピング」「地域検索」の4分野については、分野別検索の機能を強化している。「精度を上げることは当然重要だが、検索結果の中にさまざまな情報を入れることで、ユーザーのエクスペリエンスを今以上にするためのトライアルの一環」とマイクロソフトオンラインサービス事業部プロダクトマネージメントグループシニアディレクターの浅川秀治氏は説明する。 まず、エンターテインメント検索では、芸能人や有名人を検索した際、検索結果ページにその人物の画像
CNETの記事によると、Google、 Yahoo、Microsoftの三社が米政府に対し、海外の捜査機関からユーザー記録の提出や検閲の要求があった場合の対応についてのルール作りに協力するよう要望したそうだ。 GoogleのMcLaughlin氏の デトロイトにおいて(自動車の輸入の問題で)米国民の利益のために戦ってきたのと同じように、貿易の分野でわれわれの利益のために戦ってほしい。検閲を貿易障壁の1つとして扱い、自由貿易協定に盛り込むべきだ という発言は、ちょっとどうかと思ってしまうが、検閲が恒常化していたり合法であったりする国にサービスを広げていきながらも、顧客の人権を守るには、それくらい強力な後ろ盾が必要だと言うことだろう。 今回、政府から具体的な回答は無かったそうだが、別の場では、抑圧的な政権によるインターネットの検閲を傍観しないとの発言もされており、今後の米政府の、そして「抑圧的
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