PC USERで1週間に読まれた記事のアクセス数をランキングする「PC USER 週間ベスト10」。今回は2014年3月10日から3月16日までを集計しています。 1位を獲得したのは、13.3型モバイルノートPC「VAIO Pro 13」のレビューでした。ソニーが発売するPCとしては最後となる2014年春モデルの直販ハイスペック構成を徹底検証しています。注目製品のレビューとしては、デルの10.8型Windowsタブレット「Venue 11 Pro」が5位、Intel製のSSD最新モデル「Intel SSD 730」が7位に入りました。 2位は、特別企画「ビットコインの仕組みとMt.Goxの事件――仮想通貨に未来はあるか」となりました。Mt.Goxをはじめ、一連のビットコイン事件は何が問題なのか、そもそもビットコインとはどのような仕組みなのかを解説しています。 トップ3最後の1本は、事例別「
VAIO Z 15周年記念限定カラーモデルの背面。「15th ANNIVERSARY COLLECTOR'S EDITION」の後に、VAIOノートの生産拠点である「MADE IN AZUMINO, JAPAN」の文字が刻印されている 今週PC業界を騒がせた話題といえば、やはりソニーのPC事業、「VAIO」売却でしょう。ソニー製ノートPCの天板に光るルミナスミラーロゴには、今現在もVAIOが特別な製品なのだと思わせるだけのブランド力があります。ソニーファンでなくても、今回のPC事業譲渡にショックを受けた人は多かったかもしれません。 さて、アップル連載らしくMacにまつわるVAIOの話をすると、Macworld Expo 2008の基調講演で、スティーブ・ジョブズが初代MacBook Airを発表した際、その比較に「VAIO TZ」を引き合いに出したことを覚えている方もいるでしょう。本田雅一
「PC市場に一石を投じてきたブランド。関係者の多大な努力で大きなビジネスになったが、苦渋の決断をした」──「VAIO」ブランドで展開してきたPC事業の売却を発表したソニー。平井一夫社長は2月6日、「エレクトロニクス事業を回復させるため、ソニーとしてはモバイル領域ではスマートフォンとタブレットに集中すると判断した」と理由を説明した。 同事業を取得する日本産業パートナーズ(JIP)は、1月末にNECからNECビッグローブを買収することを発表した事業再生ファンド。VAIO事業はJIPが出資する新会社に移行し、「VAIO」ブランドを継続しながらPCの企画・開発から製造・販売まで行う。新会社にはソニーが5%を出資する意向だが、「スムーズな移行を支援するため」という立場。詳細は今後詰め、3月末までに正式契約を結び、7月1日付けで譲渡を実行する計画だ。 新会社は「VAIOの里」とも呼ばれる長野県安曇野市
←・VAIO Z/VAIO Tとの比較も:「VAIO Pro 11」「VAIO Pro 13」徹底検証(前編)――ソニーがHaswellで実現した“世界最軽量”タッチ対応Ultrabook ・→真の実力が明らかに:「VAIO Pro 11」「VAIO Pro 13」徹底検証(後編)――“世界最軽量”タッチ対応Ultrabookは1Gバイト/秒の“爆速”PCIe SSDも魅力 前回に引き続き、ソニーが6月22日に発売する11.6型モバイルノートPC「VAIO Pro 11」と13.3型モバイルノートPC「VAIO Pro 13」のレビューをお届けする。 タッチパネル搭載で約880グラムの11.6型Ultrabook「VAIO Pro 11」(右手前)と、約1060グラムの13.3型Ultrabook「VAIO Pro 13」(左奥)。それぞれ11型/13型クラスのタッチパネル対応Ultrab
6月に入り、Haswellこと「第4世代Coreプロセッサー」を搭載したPCが続々と登場し、話題を集めている。特にUltrabook向けのUシリーズと2 in 1デバイス向けのYシリーズは、従来のチップセット機能をワンパッケージに統合しているほか、画期的な省電力機能を搭載することでアイドル時の消費電力を格段に下げ、バッテリー駆動時間を飛躍的に延ばせるポテンシャルを秘めているのが特徴だ。 ソニーはこの2013年夏モデルのタイミングで、第4世代CoreのUシリーズを搭載するモバイルPCとして「VAIO Pro 11」「VAIO Pro 13」「VAIO Duo 13」を新たに投入する。いずれもHaswellの新フィーチャーを生かしつつ、同社がこれまで培ってきた技術力を惜しみなく投入した意欲的なモバイルPCだ。 特にVAIO Pro 11とVAIO Pro 13は、11型クラスと13型クラスのタ
大きくなってもUltrabook、大きくなってもVAIO T 米Sonyは、2013 CES開催前日の1月7日(現地時間)に恒例の展示ブース事前公開をかねた説明会を行った。オープニング前のカウントダウンムービーでは、ソニーのデジタルカメラを“手を使って”組み立てていくシーンが流れるなど、“ものづくりを大事にするSony”というイメージをアピールしていた。 説明会開始のカウントダウンムービーでは、デジタルカメラを手作業で組み立てていくシーンを流していた(写真=左)。2013 CESにおける米Sonyの主役はなんといっても「Xperia Z」だ。会場に多数のデモ機材を用意して、来場者はそのデザインや質感を体験できる。その詳細は別記事で報告する予定だ(写真=中央)。また、4Kと大画面への挑戦を継続することも重要なメッセージとして訴えている。説明会では、4K対応BRAVIAの65型モデル「XBR-
書道の一筆に通じる迷いなく引かれた線――ソニー「VAIO Z」:矢野渉の「金属魂」的、ノートPC試用記(1/2 ページ) 再び「ある日突然、完成形で」現れた“Z” 僕が細々と書きつづっている「金屬魂」という連載の記念すべき第一回目は、2003年発売の「VAIO NOTE Z」というPCを取り上げている。僕はその製品の完成度の高さを賞賛し、短命に終わったことを惜しみ、そして同じコンセプトの製品が復活することをいつまでも待っている、と書いた。 →「金属魂」Vol.1:初まりは“Z”から――ソニー「VAIO NOTE Z」 実は僕がこの文章を書いた前年の2008年、VAIOノートのZシリーズは既に復活し、発売されている。「VAIO type Z」というハイエンドのモバイルPCだ。値段は高いが、それに見合うだけのスペックとデザインが施されている。しかし僕はこの機種に、「Zの復活」とはいい切れない部
そもそも、「金属魂」(きんぞくだましい)とは? 僕は“金属的なもの”専門のフォトグラファーだ。ここ15年ぐらい、PC雑誌や技術者向け雑誌、Web媒体を撮影の場としてきた。被写体はPC、CPU、マザーボード、各種基板、各種チップなどの存在感のあるハード類である。それらは設計者によって何らかの意図をもってつくられたものだ。もともと金属の質感が好きなこともあり、僕はそれらを「金属」と総称することにした。 「金属」の撮影は、やればやるほど奥が深い。薄暗いモデリングランプに照らされたスタジオで被写体と出会う。ライティングはまだ決めない。まずはひたすら被写体と対話していく。いや、その後ろにいる設計者の意図を、そのカタチから逆算していくような感じ、というほうが真実に近い。これがその製品の「金属魂」(きんぞくだましい)を感じるということなのだ。 その製品が世に出た理由を理解できたら、後は楽なものだ。被写体
「VAIO type P」の直販モデルでは、新色のパイライトゴールドや、ダークブラウンのキーボードが選べるようになった 2009年1月に登場したソニー初のAtom搭載ミニノートPC「VAIO type P」は、超小型軽量の洗練されたボディデザインに、入力しやすいキーボードと高解像度のワイド液晶ディスプレイを兼ね備えており、一般ユーザーをも巻き込んだヒット商品となった。その後、さまざまなタイプのNetbookや低価格スリムノートPCが発売されたが、携帯性と入力環境の絶妙なバランスはいまだに色あせておらず、独自の魅力を放ち続けている。 そんなVAIO type Pだが、発売当初からの要望として、レスポンスの向上が求められていた。Menlowの開発コード名で知られるMID(Mobile Internet Device)/UMPC向けプラットフォームであるAtom Z500番台のCPUとIntel
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く