タグ

tipsとcameraに関するume-yのブックマーク (114)

  • 第121回 食欲の秋と美味しさの関係

    お店で料理を撮る さっき、近所の中華料理屋で天津飯と台湾ラーメンのセットなるものをべてきた。べる前にカバンからさくっとコンパクトデジカメを取り出して、ちょっとカッコつけて縦位置にして斜めから撮る。基はプラス1の露出補正。ランチは明るめにさわやか。 縦位置で撮るのって結構ポイントが高いのだが、慌てて撮るとこんなことに。まずおしぼりがじゃま。灰皿がじゃま。レンゲの位置が向こうを向いてる。急いでると料理にばかり目がいってしまうが、実はべ物の写真を撮るときは、そういう背景のわずかなことが重要なのだ。 そこでちょっと片付けて撮り直してみた。 このアングルだと迫力があるけど、いまひとつインパクトに欠ける。このラーメンセットの面白さは、でっかいどんぶりものがふたつドンと並んでいるところにある。片方が「小サイズ」なのではなく、どっちもフルサイズなのだ(たぶん)。 そのユニークさを出すにはどう撮るの

    第121回 食欲の秋と美味しさの関係
    ume-y
    ume-y 2009/10/23
    30-35mmあたりで45-52.5mm相当も使いやすそう。
  • 第120回 秋の花と実の関係

    秋である。またさまざまな花が咲き始め、実がなり始め、マニアじゃなくともカメラを向けなくなる季節。 撮影には、マクロ撮影ができるレンズ……マクロレンズがベストだが、そうじゃなくても、最短撮影距離が短いレンズや撮影最大倍率が大きなレンズを用意すれば結構撮れる。 最短撮影距離は撮像素子面から何センチまでピントが合うか、だが、広角で20センチまで寄れるレンズと、望遠で50センチまで寄れるレンズではどちらがより大きく撮れるか分からない。 で「最大倍率」というのは、最も大きく撮れるとき、どのくらい大きく撮れるかを教えてくれるものだ。メーカーによってカタログに明記してない場合もあるので比較は難しいが、例を挙げると、キヤノンのエントリー向けデジタル一眼レフ「EOS Kiss X3」レンズキットに付いてくる標準ズームレンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」だと、25センチが最短撮影距離で、最

    第120回 秋の花と実の関係
  • 第118回 夏と水着と親近感の関係

    この連載も長く続いているけれども(→バックナンバー)、夏は毎年「水着」。それはもうお約束である。「やっぱ今年も夏は水着ですかね」「夏ですからねえ」「そうですねえ」という具合(夏水着撮影2008、夏水着撮影2007、夏水着撮影2006、夏水着撮影2005、夏水着撮影2004)。 海でデジタル一眼レフ。敵は海水よりも「砂と潮風と温度」。まずレンズは1だけがいい。海辺でレンズ交換はしたくないもの。撮影のために海に行くってワケじゃない限り、まあ適当なズームレンズ1をつけて、着脱はしないのが賢い。下手にレンズ交換するとそのとき砂や潮風が入ったりしかねないから。 最近のデジカメは、撮像素子表面についたゴミやホコリを自動的に落とす機構がたいていついてるけど、ついてないときはなお慎重に。潮風でついたホコリは厄介だ。 そして撮影しないときは、バッグにしまって砂が入らないように、温度が上がりすぎないように

    第118回 夏と水着と親近感の関係
  • 第117回 初夏の花と雨の関係

    たいていの人はそうだと思うけれども、天気がよい晴れた日は写真を撮りたくなる。逆に雨が降ると出かけるのがおっくうになり、出かけるにしても写真を撮ろうという気にはあまりならないもの。 雨の日は空もグレーだし、色もあまりはっきりしないし、何しろカメラが濡れちゃう(あまり濡らすと壊れちゃうこともあるし)。 でも、雨の日は逆に狙い目でもある。晴れた日には撮れない写真が撮れるからだ。 晴れのバラと雨のバラ 雨の日にカメラを持っていくというのはちょっと勇気がいる。防水デジカメを持っているなら別だけど、たいていの人は持ってない。 格的に撮影に行くなら撮影用のポンチョもあるし、カメラ用のレインカバーもある。中級クラス以上のでデジタル一眼レフならほとんどが防滴構造になってるので、多少濡れても問題ない。 でも小雨程度なら傘1で済む。大きめの透明なビニール傘(最近は70センチの大きなビニール傘もあるし)がいい

    第117回 初夏の花と雨の関係
  • 第116回 一眼レフとスローシャッターの関係

    写真表現の面白さに「露出のコントロール」がある。絞りを開いて思いきりボカしてみたり、絞り込んで広い範囲にピントを合わせてみたり、シャッタースピードを速くしてみたり遅くしてみたり。コンパクトデジカメだと設定できる範囲も狭いけれども、一眼レフならその気になれば結構遊べるのだ。 今回は「スローシャッター」で遊んでみる。 夜のスローシャッター スローシャッターといえばまずは夜景。 こんな写真を撮ってみるわけだ。 これは望遠レンズを使い、15秒のシャッタースピードで撮った夜景。空に見えている光の軌跡は、羽田空港を飛び立った旅客機のものだ。15秒もかけたおかげでこんな軌跡を撮れるのである。 では長時間露光夜景の基。 欠かせないのはもちろん三脚。できれば、ちょっと値がはるかもしれないけれど、重くて頑丈なものがいい。何秒もの間シャッターを開き続けるので、ほんのちょっとの振動や風でブレが映り込んでしまう。

    第116回 一眼レフとスローシャッターの関係
    ume-y
    ume-y 2009/05/28
    長時間露光の夜景では「ISO100~200でF8が基本的」「一般にデジタル一眼レフで撮る場合、F8くらいが一番シャープに写る」明るくすりゃいいってもんではないらしい。
  • 第115回 動物園とオリとガラスの関係

    春の行楽といえば動物園。動物園じゃなくてもいいけれども、カメラを持って出かけるには動物園って格好の場所だ。 とりあえず、望遠に強いデジカメを持って、肉眼ではなかなか分からないディテールを楽しんでみよう。 おすすめは、気軽な3倍ズームレベルのコンパクトデジカメとデジタル一眼の2台構成。コンパクトデジカメは「記録」にいい。いつでもさっと取り出して液晶モニターを見ながらさっと記録を取れる。 子どもを連れて行ったときでも、顔検出機能を使えばすぐ子どもメインの写真が撮れるし、デジタル一眼に比べて被写界深度が深い(つまり広い範囲にピントが合うので、手前の子どもも背景の動物も同時に撮れる)というメリットもある。 対してデジタル一眼は望遠レンズを付ければ遠くの動物も撮れるし、被写界深度が浅くてピンポイントでピントを合わせやすいのでオリの格子も回避しやすいし、何よりクオリティが高いからきれいに撮れる。 そん

    第115回 動物園とオリとガラスの関係
  • 第113回 ガラスと反射の関係

    寒い季節は夜景や夕焼けがきれいである。日が短い分、早くから夜景を楽しめるし、空気が澄んでて風が乾いてるので遠くまできれいに見渡せる……でも寒い。 寒いときはビルの中から外を眺めよう、というわけで、ガラス越しに撮る話をするのである。 ガラス越し撮影の秘密兵器 ガラス越しに撮影すると、だいたいにして、部屋の中の照明やら何やらがガラスに写り込むのである。 こんな風に写り込む。ガラスに反射した自分が写ってては元も子もない。 なぜ写り込むかというと、室内の外に比べて明るいところ(上の例を見ても、銀色のカメラや肌色、服の白いところなど明るい部分が写り込んでいるの分かる)がガラスに反射してレンズに入っちゃうからである。 光りを反射してると思えばいい。 ではどうすれば写り込まないか。ガラスに光が反射してレンズに入っちゃうのなら「ガラスに反射した光がレンズに入らないようにすれば」いい。一番簡単なのが、腕を伸

    第113回 ガラスと反射の関係
    ume-y
    ume-y 2009/02/27
    ラバーフードでガラスに密着させて反射を防ぐ。数百円。
  • 第112回 デジカメと動画の関係

    デジカメには多くの機種で動画撮影機能がついている。10年も前からついてるわけで、珍しい機能でもなんでもない。だが、あまり使われることがなかった。撮った後にどうするか、という点に難点があったのだ。 写真ならパソコンで見たりメールで送ったりプリントしたり年賀状に使ったり、という作業が簡単にできるけれども、デジカメの動画となるとパソコンの画面で見るくらいしか用途がなかった。もちろん、DVDに焼いたりテレビで見たりネットで公開したりできるけれども、それなりのパソコンの知識や手間暇が必要だったのだ。 でも今は時代が変わったのである。 ビデオカメラで撮った動画はテレビで見たりDVDに焼いたりするのが、デジカメで撮った動画はパソコン上で処理するのが一般的。逆にいえばビデオカメラはテレビ向きで、デジカメの動画はパソコン向きなのである。かつてはそれがデメリットだったが、今は逆。誰でもインターネットを使って動

    第112回 デジカメと動画の関係
    ume-y
    ume-y 2009/01/30
    久しぶりにXacti C4出してみるか。
  • 第111回 食べ物とブログの関係

    ぶらぶらといろんな人のブログやmixiの日記を見てると、べ物写真が多い。というか、ケータイの写真であふれてる。とにかくあふれてる。文章だけより、写真があった方が華やかでいいし、見たものをそのまま伝えられるからね。 それはいいのだが、見てると気になることが多々ある。ほんのちょっと気をつければもっとよくなるのにっ。 2009年のデジカメ撮影術、第1回はそんな感じではじまります。 ケータイで撮る ケータイやデジカメで撮った写真をブログであげちゃおうという話。でもケータイとデジカメではひとつ大きな違いがある。それは「ケータイで撮った写真はその場でさっとブログにあげるもの」ってこと。デジカメのようにいったんパソコンに転送して編集したり選んだりという手間暇は一切かけない。もう撮ったらそのままメールなりなんなりでアップするのが普通だ。 うまく撮れたかどうかを吟味してるヒマもないのである。何枚か撮ってい

    第111回 食べ物とブログの関係
    ume-y
    ume-y 2009/01/16
    食べ物撮影術
  • コンデジで月を撮るのに挑戦するの巻/2008-10-03 - ゆあーんゆよーんゆやゆよん

    賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…

    コンデジで月を撮るのに挑戦するの巻/2008-10-03 - ゆあーんゆよーんゆやゆよん
    ume-y
    ume-y 2009/01/12
    R8で月を撮る。やっぱり三脚が要るか。ちなみに、一眼で月を撮る→ http://d.hatena.ne.jp/ume-y/20090103/moonshootingmethod
  • 「EXILIMケータイ W63CA」のカメラ機能は“ここ”が進化した

    「EXILIMケータイ W63CA」のカメラ機能は“ここ”が進化した:荻窪圭が聞く「EXILIMケータイ W63CA」(1/2 ページ) 2007年8月にカシオ計算機の初代EXILIMケータイ「EXILIMケータイ W53CA」が登場してから1年。2008年秋冬モデルとして11月に発売されたのが「EXILIMケータイ W63CA」は、カメラをはじめとするさまざまな機能をさらにグレードアップして登場した。 基的なデザインは前モデルのW53CAを受け継いでいるが、中身はどれほど進化したのか。カシオ日立モバイルコミュニケーションズ 第一事業部 戦略推進グループ 商品企画チームの間敦氏、開発設計部 ソフト設計グループの田谷亮氏、開発設計部 ハード設計の北村貴哉氏に話を聞いた。 「EXILIMケータイ W63CA」。カラーはシャインピンク、アイスホワイト、チタニウムゴールド、メタルグリーンの

    「EXILIMケータイ W63CA」のカメラ機能は“ここ”が進化した
  • 第110回 初詣と暗さの関係

    年末年始といえば初詣。 2008年公開映画「崖の上のポニョ」のモデルとして名前のあがった「鞆の浦」。瀬戸内の小さな古い港町である。「江戸時代なんてつい最近」と思えるほど古い。神功皇后の伝説があるくらい古い。明治大正は当たり前、江戸時代の建物も普通に残ってるし、路地も当時のままだし、平安・鎌倉時代からある神社仏閣が当たり前のように点在しているし、山も海もあって風光明媚だしで、歴史ある街並み好きにはたまらない場所だ。 そんな町で初詣した話。 鞆の浦で2年参り 1年前にも2年参りにもデジカメを持っていこう、という話をしたわけだが(今日から始めるデジカメ撮影術:第87回 初詣と深夜の関係)、あのとき撮影したのは東京の神社だった。なんだかんだいって東京は民家も街灯も多くて明るいし、参拝客も多い。それを実感させられた。 今回2年参りに行ったのは、鞆の浦の「沼名前神社」(ぬなくまじんじゃと呼ぶ)。ここは

    第110回 初詣と暗さの関係
    ume-y
    ume-y 2008/12/26
    2本目は、明るい単焦点レンズかなぁ。
  • 第109回 イルミネーションとポートレートの関係

    街がきらびやかになる12月。イルミネーションを誰でもつい撮りたくなる季節がやってまいりました。そこで今回はイルミネーション&ポートレートである。 実は普通の夜景に比べると、さほどイルミネーションを撮るのは難しくない。なぜなら「実は結構明るい」から。 省エネ的観点から電気代が安いLEDを使ったイルミネーションが増えてきたけれども、発光源をそのまま撮るので、イルミネーションを撮るだけなら手持ちでも十分いけるのだ。 さくっとお手軽にイルミネーション どちらもニコンの「D90」でレンズは18ミリからの普通のズームレンズ。コツは「マイナスの露出補正」をかけること。 夜なので背景は真っ暗。だから普通に撮るとその暗さに影響されて、必要以上に明るく撮ろうとしてシャッタースピードが遅くなり、無駄に明るくなり、手ブレしやすくなる。上の写真は-1~-2の露出補正をかけ、ISO200で1/30~1/50秒で撮った

    第109回 イルミネーションとポートレートの関係
    ume-y
    ume-y 2008/12/12
    「コツは「マイナスの露出補正」をかけること」「「50mmF1.4」という明るいレンズ」「明るい単焦点のレンズはボケもきれいで多少暗くてもなんとかなる」
  • 第108回 一眼レフとポートレートの関係

    カメラを手にして一番たくさん撮るのはやはり人物。撮るべき対象がいない人や、とか鳥とか風景とか鉄道とか……特に気に入ってる被写体がある人はともかくとして、普通にカメラを手にしたら人物は結構撮るわけである。 でも人を撮るのは意外に難しい。我々は撮ろうとする相手に対してそれぞれイメージを持ってるわけだが、撮るときの光の加減、焦点距離(広角か望遠か)、場所、体調、気分、そんないろんなもので写りが全然違って来ちゃうからだ。 で、今回は一眼レフを持って人物を撮ろう、という話である。 顔と光の当たり方 秋~冬のよく晴れた日……光の当たっているところと当たってないところの差が大きくてコントラストが高くて人を撮るには難しい。 では光の当たり方で写りはどう変わるのか、実験してみた。カメラはニコンの「D90」でレンズは「50mm F1.4」。50ミリの単焦点レンズは「APS-Cサイズセンサー」のカメラだと75

    第108回 一眼レフとポートレートの関係
  • 第107回 ロードレースとスピード感の関係

    秋である。スポーツ写真である。たまにはプロスポーツの写真を撮ってみよう、ということで宇都宮まで行ってきた。「2008 ジャパンカップ サイクルロードレース」である。自転車ロードレース。マイナーですみません。 日では「ツール・ド・フランス」くらいしか知られてないけれども、日で最もランクの高いレースが宇都宮で行われる「ジャパンカップ」なのである。 「ジャパンカップ」は世界的にはマイナーなレースなので世界のトップチームがこぞって来日ってことはないけれども、今年はランプレのクネゴ、クイックステップのヴィスコンティ、ブイグテレコムのヴォクレールと有名どころが参加し、さらにドーピング事件で2年間の競技停止処分をうけたバッソがリクイガスに移籍して復帰第一戦を飾るという話題性も十分。 自転車ロードレースは遠くから迫ってくる選手を望遠で撮る、目の前を駆け抜ける選手を流し撮りする、と2種類の撮影が楽しめる

    第107回 ロードレースとスピード感の関係
    ume-y
    ume-y 2008/11/14
    流し撮りのコツ。ロードレース撮ることはないだろうけど。
  • 第98回 水族館と水面の関係

    今回使ったカメラは3台。 1台目は基のコンパクトデジカメ。水族館で使うなら、できるだけ高感度に強いカメラがオススメ、ということで、富士フイルムの「FinePix F100fd」である。広角系ズーム、高感度に強い、手ブレ補正付と遊びに行くとき持って行くにはちょうどいいスペックを備えている。 2台目はイルカのショーを撮るには望遠デジカメがあった方が楽しかろう、ということで、ソニーのサイバーショット「DSC-H50」。動くものを撮るとき便利な「アドバンスドスポーツモード」を持つ15倍ズームデジカメ。液晶モニターが稼働するのでいろんなアングルで撮れて便利。 3台目はデジタル一眼レフのニコン「D40X」。今回は「C-PLフィルタ」というフィルタの効果を見せるために用意した。

    第98回 水族館と水面の関係
  • 第106回 秋空と露出とホワイトバランスの関係

    青空を撮ろうと空にカメラを向けて、最初にとまどうのは、おそらく「ピントが合わない」こと。まあ雲ひとつ無い青空だとピントを合わせようにも指標になるものがないわけで、カメラによってピントが合わないからとシャッターが切れなかったり、ピンボケになることも。 もうそれはしょうがないので、マニュアルフォーカスにして無限遠に合わせるか、稜線(りょうせん)など遠くにあって確実にピントを合わせられる被写体でAFロックしてから撮る。 デジタル一眼レフだとそれでいいが、コンパクトデジカメだとシャッターの半押しで「AF/AEロック」になってしまう(たいていの機種がそうだと思う)。つまり半押しにしたときの構図で露出もロックされてしまうので、実際に撮影する構図では明るさがズレることがあるのだ。 例えば、空を撮る際にまず山の尾根でAFロックするため、カメラを少し下に向けて半押しし、また空に向けるとしよう。カメラの中心部

    第106回 秋空と露出とホワイトバランスの関係
  • 第105回 秋と散歩とマクロの関係

    秋が近づいてきた。秋といえば散策の季節。涼しくなって昼間の散歩も快適になり、カメラを持って撮影散歩するにはちょうどいい。夏の間では暑くて立ち止まる気にもなれなかったが、ふと足を止めて、ちょっとした花を撮りたくなったりもする。 そんなわけで、今回は秋に向け、一眼レフで花なぞを撮る話。 前半はマクロ撮影と被写界深度の話を、後半は新機種ではもはや当たり前の機能となってきた「ライブビュー」でマクロ撮影をする話である。これがなかなかあなどりがたいのだ。 マクロ撮影と被写界深度 以前、一眼レフではボケをうまく使おうという話をしたけれども(今日から始めるデジカメ撮影術:一眼レフとボケの関係)、特に花を撮る際に欠かせない、マクロ撮影時はそれが重要になる。 コンパクトデジカメだと「レンズ前1センチ」なんて製品もあって、マクロ撮影時にどれだけ近寄れるかが重要なように思われるけれども、当に重要なのは「どこまで

    第105回 秋と散歩とマクロの関係
  • 第104回 猫とブレとフラッシュの関係

    ニコン「D40X」に18~200ミリのズームレンズを付け、上部に外付けフラッシュをバウンス発光の角度で装着した図。エントリー向けの小型カメラにちょっといいフラッシュをつけたのでかなり頭でっかちだが、写りはよい 子を撮るときの基は赤ちゃんを撮るときとあまり変わらない。つまり「直接フラッシュの光を目に当てない」こと。基的に、でも犬でも、動物を撮るときはフラッシュを顔に向けて発光しないようにするのである。動物はそういうのを嫌うし、目も不自然な色になってしまう。 そういうときはどうするか。基的に方法は2つだ。 ひとつはストレートにフラッシュを使わない。でも子といえばじっとしてないし、その活発に動き回る仕草を撮りたいもの。そこで、ISO感度を上げ、できるだけシャッタースピードを確保して撮る。 もうひとつは、外付けフラッシュを使う。フラッシュを上に向けて発光し、天井や壁に反射した光で撮影す

    第104回 猫とブレとフラッシュの関係
    ume-y
    ume-y 2008/09/12
    ねこ。「バウンス発光は便利だが、間接光になる分、壁の色や部屋の照明の色が混じるので、ホワイトバランスがあいづらい。より色合いをコントロールしたい人はRAWで撮影して現像時に調整するのも手だ」
  • 第101回 真夏と海辺と水着の関係

    今年(2008年)は梅雨入りが早かったけれども、その分すっきり梅雨明けしたようで、夏らしい夏を迎え、海も大にぎわいとなりそう。そう、毎年恒例の夏水着撮影の季節がやってきたのである(夏水着撮影2007、夏水着撮影2006、夏水着撮影2005、夏水着撮影2004) 今回は普通のコンパクトデジカメと防水デジカメ、それにデジタル一眼レフの3台を用意して撮影に行ってみた。 海での注意&今回使用したデジカメ 最初に注意しておくべきは、夏の海辺ってカメラにとって非常に厄介な環境であるということ。温度と塩分、水分、砂の4つが大敵なのだ。 「水につけないように」、は皆が注意すると思うが、水に入るときはたいていカメラは陸に置いておくわけで、置き場所が悪いとどんどん温度が上がる。カメラ自身もバッテリーも高温は大敵なのだ。 気温は30度台でも、直射日光を浴びたり、高温になる場所に放置するとあっという間にカメラは4

    第101回 真夏と海辺と水着の関係