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ブックマーク / hodge02.hatenablog.com (14)

  • 米ヘイト・クライム法、同性愛者も保護対象へ - HODGE'S PARROT

    ゲイの大学生マシュー・シェパード(Matthew Shepard、1976 - 1998)さんがワイオミング州ララミーで惨殺されてから11年。アメリカで性的指向を理由にした暴力がヘイトクライム法の適用範囲になる。 House Widens Hate Crimes Law to Cover Gays - CBS News via kwout CBSの記事によれば、今回のヘイト・クライム法拡大(マシュー・シェパード法/[http://en.wikipedia.org/wiki/Matthew_Shepard_Act:title=Matthew Shepard Act])は、キング牧師──マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの暗殺による1968年以来の大規模な法改正だという。 [http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009102300606:title=同性

    米ヘイト・クライム法、同性愛者も保護対象へ - HODGE'S PARROT
    umeten
    umeten 2009/10/25
    >CBSの記事によれば、今回のヘイト・クライム法拡大(マシュー・シェパード法/Matthew Shepard Act)は、キング牧師──マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの暗殺による1968年以来の大規模な法改正だという
  • イラク、イスラム主義者が130人以上のゲイを虐殺 - HODGE'S PARROT

    イラクのバグダットでイスラム主義者のグループ/民兵組織によるゲイ男性の虐殺が相次いでいる。その手口は、インターネットのゲイ・サイト/チャットを利用して犠牲者を誘きだし、誘拐し、拷問を加え、殺害するというものだ。『ガーディアン』が凄惨な写真とともに報じている。 How Islamist gangs use internet to track, torture and kill Iraq's gays | World news | The Observer via kwout 例えば Abu Hamizi という人物は、ゲイのウェブサイトで、友人を求めるゲイを装って「ゲイの犠牲者」を探し出す──コンピューター・サイエンスを学んだ Abu Hamizi はイスラム教の伝統的な服を着て、何時間もゲイ・チャットルームを彷徨う。そして、犠牲者を炙り出し、虐待を加え、神の名のもとに殺す。"We make

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  • テルアビブのゲイ支援センターで銃乱射、2人死亡11人負傷 - HODGE'S PARROT

    Gunman kills two at gay center in Israel - Los Angeles Times via kwout イスラエルのテルアビブにあるゲイ&レズビアン・センター(Tel Aviv Gay and Lesbian Association/Tel Aviv gay and lesbian center)で銃乱射事件が起きた。2人の死亡が確認され、(メディアによって人数が異なるが)11人が負傷。同性愛者を狙ったヘイトクライムと見なされている。 テルアビブ・ゲイ・アンド・レズビアン・センターでは、10代のゲイの若者──家族にゲイであることをまだ伝えていない──のためのミーティングが行われていた。犠牲になったのも彼らティーンネイジャーたちだ。 Gunman Kills Three at Israeli Gay Club Three killed in Tel Av

  • デリダは何と言っているのか - HODGE'S PARROT

    『生きることを学ぶ、終に』で、ノエル・マメール市長による同性婚容認を「ためらわずに署名によって支持した」デリダが、同書でホロコースト否定論について何といっているか記しておきたい。 ジャン・ビルンバウム──この観点から(大学の無条件的自由に対する絶対的な要求)、ガス室の存在とショアーの現実性を否定する否定論者たちのケースをどのように考えるべきでしょう? ジャック・デリダ──あらゆる問いを提出する権利はあります。その上で、問いに応答する仕方が偽造や明らかに事実に反する断言を言い募ることであるなら、その挙措がもはやまっとうな知や批判的思考に属さないものであるなら、その場合には事情は違ってきます。それは能力欠如あるいは正当化されない道具化であって、その場合には制裁を受けることになります。出来ない生徒が制裁を課されるように。教授資格を持っているからといって、大学で何を言ってもよいということにはなりま

    デリダは何と言っているのか - HODGE'S PARROT
  • マーヴェル・コミックのゲイ・キャラクター - HODGE'S PARROT

    数年間のニュースを思い出した──どこかに書いたかもしれないが、マーヴェル/Marvel のキャラクターがゲイであることをカミングアウトした、というものだ。彼の名はローハイド・キッド。アメリカ西部で活躍するガンマンだ。 ま、コミックについての解説は僕なんかよりも「ギーク」さんにお任せしよう。作品自体への評価は別として、その語り口からは『Queer As Folk』のマイケルのように、コミック・ブック(アメリカン・コミックス)への愛がとてもよく感じられる。 Rawhide Kid Gay Comic Geek Review Gay Comics Book [Rawhide Kid] Rawhide Kid [Marvel] Wikipedia Gay League The Rawhide Kid [About.com] Gay Comics 101 [AfterElton] CNN と BBC

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  • Dilution of shareholder、Derrida S.A. の資本 - HODGE'S PARROT

    先日、「天神茄子:フランス語の砂漠」さんのところで「デリダの遺稿はどこへ?」という記事を読んで、ジャック・デリダの「遺産」をめぐって訴訟騒ぎが起きていたことを知った。いかにもデリダらしからぬ/デリダらしい transaction ではないか、と検索してみたら、日語でも報じられていた。 仏現代思想の大家、デリダ氏の「遺産」の行方は? 遺族と勤務大学がトラブル [イザ!] デリダ氏は、1986年から2003年まで、カリフォルニア大アーバイン校で非常勤の講師を務めていた。90年には自筆の文書やメモなどの資料を同大に引き渡すことで合意していた。 デリダ氏というネームバリューゆえか、受け入れに向けた大学側の態勢には力が入っていた。パリ郊外のデリダ氏宅にコピー機を運び込んだ上、フランス語ができる研究者を常駐させ、資料の分類にあたらせた。 ところが、デリダ氏は次第に、カリフォルニア大に不信感を持つよう

    Dilution of shareholder、Derrida S.A. の資本 - HODGE'S PARROT
  • 「やおい」は異性愛の症候である - HODGE'S PARROT

    「女は男の症候である」というのは、後期ラカンの最も悪名高い「反フェミニズム的」テーゼのひとつだろう。しかし、われわれがこのテーゼをいかに読むべきかについては根的な両義性がある。この両義性はラカン理論内部における症候の概念の変化を反映している。もし症候を、ラカンが一九五〇年代に定義したようなもの──暗号化されたメッセージ──として捉えるならば、もちろん女=症候は記号として、男の敗北の具体化としてあらわれ、男が「自分の欲望に負けた」という事実を証明する。フロイトにいわせれば症候は妥協の産物である。主体は症候において、自分の欲望についての真理(彼が直視できなかった真理、彼が裏切った心理)を、暗号化された判読不能なメッセージとして受け取る。 スラヴォイ・ジジェク『汝の症候を楽しめ』(鈴木晶訳、筑摩書房) 「同性愛関係はない」異性愛物語=「やおい」が、とくに同性愛者を不快にさせるのは、<言語>を通

    「やおい」は異性愛の症候である - HODGE'S PARROT
  • テロ時代の思想戦 〜そこにどんな「利害」があるのか - HODGE'S PARROT

    ローマ教皇ベネディクト16世のイスラム聖戦批判発言に関する記事。 イスラム世界、一斉に反発 ローマ法王発言 [goo ニュース/共同通信] ローマ法王ベネディクト16世がイスラム教の「ジハード(聖戦)」を批判したとしてパキスタン下院が15日、全会一致で法王の発言を批判する決議を採択、エジプトに拠点を置くイスラム原理主義組織が法王に謝罪を要求するなど、イスラム世界に反発が一斉に広がっている。 法王は12日のドイツでの演説で、聖戦で信仰を広めるイスラムの教えは「邪悪で残酷」と評したビザンチン帝国皇帝の発言を引用。「原理主義は(イスラム教預言者)ムハンマドの教えに反する」として、テロを行うイスラム原理主義者の宗教的根拠を否定した。 ローマ法王の聖戦批判発言とは? 要約 [goo ニュース] 「皇帝は、自らの考えをこうして力説した後、暴力による布教がなぜ理性に反するのか、その理由を詳細に論じ始める

    テロ時代の思想戦 〜そこにどんな「利害」があるのか - HODGE'S PARROT
  • 少女マンガに巣食う差別主義  川原泉問題 - HODGE'S PARROT

    以前「少女マンガと優性思想」や「ブリテン 『戦争レクイエム』」で示した、川原泉の差別の問題点。 この問題に関して、”それは「古い」作品だから”という弁解が通用しない状況が浮上した。最新作である『レナード現象には理由がある』においても、差別・人権侵害が繰り返されたのだ。 hana53 さんが詳細に論じている。 川原泉「真面目な人には裏がある」 [ハナログ] …と、これは編集がストップをかけるべきだったろうというあんまりなプロットも酷ければ、「BL小説をまとめて読んだから同性愛男性に対して寛容になった」(「レイプものAVを大量に見たからレイプ被害者の苦痛が理解できるようになった」というぐらいにトンチキな話のように思われます)と称しつつ、兄のパートナーの背後に「幻獣バジリスクが見える」と言ってみたり、「ホモ判定実験」なるものを面白半分に実施してみたりする偏見まみれのヒロインに対して、「同性愛に対

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  • アイヒマンの正常さは恐ろしい  川原泉問題 - HODGE'S PARROT

    ナチズムは、おそらく、血の幻想と規律的権力の激発との最も素朴にして最も狡猾な──そしてこの二つの様相は相関的だったが──結合であった。社会の優生学的再編成は、無際限な国家管理の名にかくれてそれがもたらす<極小権力>の拡張・強化と相まって、至高の血の夢幻的高揚を伴っていた。 ミシェル・フーコー『性の歴史Ⅰ 知への意志』(渡辺守章 訳、新潮社)p.188 「パリで同性婚を阻むもの 差別知」で触れた、川原泉の「取り巻き」の発言。差別を「正当化」するために、「種の原理」が発動されることは、注目していい。これこそが優性思想が抱くモチーフそのものだからだ。 繰り返そう。 まあ、世の中全て同性愛者になっちまうと、 今度は「種の保存」はどーなる、という問題が出てきますけどね。 人工授精またはクローンしか成り立たなくなるし、 それはそれでまた生命倫理的にどうなのかと。 人工的にしか子孫を残せなくなった時点で

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  • パリで同性婚を阻むもの 差別知 - HODGE'S PARROT

    フランス社会党のセゴレーヌ・ロワイヤル氏が、「同性結婚及び同性愛者の養子縁組を支持する」とゲイ雑誌のインタビューで言明したが、右派の政治家ドビルバン氏らはこれに反対している。 アメリカだと、ブッシュ大統領(「われわれの大統領」by ジュディス・バトラー)を始めとする面々が浮ぶが、フランスにはもう一つの「反動勢力」が存在している。 宗教? ではない。宗教よりも始末の悪い「似非科学」である。 ジュディス・バトラーの『アンティゴネーの主張』を読むと、精神分析が、いかにして差別を企てているのか、人権侵害を行っているのかが、わかる。米国の宗教右派や保守政治家よりも「スマート」で、そしてよりいっそう「残酷」な言い回しをしている。 「連帯民事契約法」(パックス、PACS)へ反対するために、パリの精神分析家が、心的権力を発揮したのだ。 ゲイが養子をとる権利はパックスの提議のなかには含まれていなかったにもか

    パリで同性婚を阻むもの 差別知 - HODGE'S PARROT
  • 「それではエリートの記者の皆さん、思いっきり私をけなす記事を書いてください。では、さようなら」 - HODGE'S PARROT

    ドストエフスキーの『罪と罰』にショックを受けた僕は、中野翠がその著書で紹介した現実の事件にも相当のショックを受けた。 1979年1月14日、東京都世田谷区で、有名私立高校に通う男子高校生Aが、彼を溺愛していた祖母を、カナヅチ、ナイフ、キリなどで殺した。そして少年Aは、近くのビルの14階から飛び降り自殺をした。 しかし何よりショッキングだったのは、少年Aが朝日・毎日・読売三紙に向けて書いた──大学ノート40ページにもわたる長大な──「遺書」の存在である。 「大衆憎悪」に貫かれたAの遺書は、下記の7章から構成されていた。 第一章 「総括」 第二章 「大衆・劣等生のいやらしさ」 第三章 「祖母」「母」 第四章 「妹」 第五章 「最近ふえはじめた青少年の自殺について」 第六章 「むすび」 第七章 「あとがき」 そしてその遺書は、メディアを挑発するかのような、次の文言で締めくくられる。(以下、高校生

    「それではエリートの記者の皆さん、思いっきり私をけなす記事を書いてください。では、さようなら」 - HODGE'S PARROT
  • 使えない大卒 〜インドの場合 - HODGE'S PARROT

    最新の『ニューズウィーク日版』(2006-6・7号)のカヴァーストーリーは、「学歴難民クライシス」なのだそうだが、こちらはまだ読んでいないので、関連記事を同じ『ニューズウィーク』の2005-12・28/2006-1・4号より。 ●あふれ出る「使えない大卒」(The Unemployable Masses) ニューデリー支局長ロン・モロー氏の記事で、経済界/産業界のニーズにインドの高等教育が応えていない、人材育成が立ち遅れている、という趣旨。 「なんの役にも立たない知識を身につけるために大学で3年間も無駄にすごしてしまった」*1と嘆く、希望の職に就けなかったある大学新卒者のエピソードから記事は始まる。 そしてインドでは推定530万人の大卒者が職にあぶれているという現実が提示され、さらに追い討ちをかけるような「シリコンバレーなど外国に流出したエリートのインド人たちは、いってみればケーキの上の

    使えない大卒 〜インドの場合 - HODGE'S PARROT
  • 少女マンガと優性思想 - HODGE'S PARROT

    川原泉の「ヘイトスピーチ」には、その根に「優性思想」に基づく偏見と差別があるのではないか。そして、その差別主義に塗れた川原作品を「子供に紹介する」赤木かん子にも「問題」があるのではないか、と思っていた矢先、そのことを指摘した記事を見つけた。 山岸凉子ばかりではなく、少女マンガを読んでいると、あからさまな優生思想や人種主義やホモフォビアにぶつかってぎょっとすることが時々ありますが、そういう作品のほうが「異色のテーマを大胆にとりあげた」「人間性を鋭く洞察した」てな肯定的評価を得ていたりすることもたびたびで、少女マンガというジャンルは、「社会的視野の狭小および欠落、社会と人間とにたいする科学的・能動的把握の不足」といった類の批判を無効化してしまうような構造のもとにあるのだろうか、とも思われます。しかし、山岸凉子ぐらい権威があって、真剣に読まれている作家に、「ぜんそく=母原病」説とか「特殊疾患=生

    少女マンガと優性思想 - HODGE'S PARROT
    umeten
    umeten 2005/09/28
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