日中は地面に自分で掘った穴の中にとどまって暑さを避け、日没後再び樹上で活動を再開するセミが高知県四万十市で見つかった。地中で長年幼虫として生活したあと、地上で羽化するという従来知られていたセミの生活史と異なる生態であることから、世界的な注目を集めそうだ。観察記録は英科学誌「フェノメノン」(オンライン版)に掲載される。 成虫後も地中にもぐるセミを発見したのは、市立四万十九十九小学校2年生の小鳥遊隆(たかなし・たかし)君(8)。夏休みの自由研究としてセミを捕まえようと、近くの公園を訪れたが、セミの姿が全く見当たらなかったため、周囲を探索していたところ、地面に多数の穴があるのを発見。穴に爆竹を詰めて点火したところ、バラバラになったセミの破片が飛び散ったため、今度は丁寧に他の穴を掘り進めてみたところ、深さ約20センチあたりに成虫のセミが埋まっているのを見つけた。 さらにその日の夜、同じ場所を訪れた
大韓民国学術府は22日、南部全羅北道にある鎮安洞窟内で竹島(韓国名・独島)を描いたと見られる壁画を発見したと発表した。壁画にはハングルで「独島」と読める線文字も刻まれていることから、学術的に本物であることが確定した場合、竹島は日本政府が主張している江戸時代より4万年以上さかのぼる太古の時代から韓国が領有していたことになる。 韓国紙「参鶏湯日報」が22日付で報じた。壁画が発見されたのは、韓国南部全羅北道にある鎮安洞窟の内部400メートル地点。植物から採取した染料で描いたこの壁画は、竹島を構成する主要な2島(男島・女島)だけでなく、その周辺にある小島のような模様も確認できることから、偶然にできたものではないと結論付けた。また、島の下部分にはハングルで「独島」と読める線文字もあり、学術府では「あらゆる面で独島であることは確定的」としている。 竹島の領有権をめぐっては、韓国側が戦後長年にわたり不法
日本マクドナルドホールディングス(HD)の原田泳幸(えいこう)社長兼会長(64)は27日正午から東京都内で会見。事業会社、日本マクドナルドの社長職を同日付で退任し、後任にカナダ出身女性のサラ・カサノバ氏(48)が就いたと発表した。 事業会社の社長を退任した理由を原田氏は「今日の厳しい日本市場に対し、新たな経営のタレントを入れて対応する(必要があった)」と説明した。 後任として「国際的な経験者の投入を考えた」とし、「カサノバ氏は極めて優秀なリーダーで、十分な実績がある」と説明。自身が社長を退いたことについては「(私の)退任ではなくマネジメントの強化と理解してほしい。後継者をつくることが大事」と述べた。 会見に出席したカサノバ新社長は、マレーシア・シンガポール地域の現地責任者を務めていた。以前は日本マクドナルドの執行役員の経験もあり、モスクワ1号店出店にも関わった。 「6カ国でのマクドナルドビ
新型ロケット「イプシロン」初号機が27日、鹿児島県肝付(きもつき)町の宇宙航空研究開発機構(JAXA)内之浦宇宙空間観測所で発射態勢に入ったが、午後1時45分の予定時刻を過ぎても打ち上がらず、同日の打ち上げは中止された。 JAXAによると、打ち上げの19秒前に異常が検知され、コンピューターがカウントダウンを停止した。機体の姿勢異常が原因としている。機体は発射台に設置されたままの状態になっている。 この日は早朝から機体や地上設備の点検作業を進め、異常がないことを確認して最終カウントダウンを始めていた。今後の予定は明らかになっていない。 イプシロンは3段式の小型ロケットで全長約24メートル。JAXAが約200億円で開発した。低コストと効率性が特徴で、H2Aの固体ロケットブースターやM5の技術を転用して開発費を抑える一方、IT(情報技術)の活用で打ち上げの管制業務を簡素化していた。
【ワシントン=小雲規生】オバマ米政権は26日までに、シリアの首都ダマスカス郊外で化学兵器が使用されたと断定した。ケリー国務長官が同日の記者会見で明らかにした。またカーニー大統領報道官は同日、化学兵器がアサド政権により使用されたとの見方を示し、数日中に関連情報の分析結果を公開すると表明。米主要メディアは、米国がシリアへの攻撃準備を整え、各国との合意形成を進めていると報じた。 ケリー氏は犠牲者の多さや現地での証言を根拠に「大規模かつ無差別に化学兵器が使用された」と断定。「倫理に対する冒涜(ぼうとく)だ」と批判した上で、「内戦の範囲を超えている」と非難した。またアサド政権が5日間にわたって国連調査団の現地入りを拒否し、攻撃を続けることで証拠を隠滅したと糾弾した。 ケリー氏はさらに「オバマ大統領は最も憎むべき兵器を使った側に責任を取らせる決意だ」と述べ、米国として行動を取る用意があることを強調。カ
米国防総省は14日、テキサス州フォートフッド陸軍基地で性犯罪防止を担当していた1等軍曹が部下に性的暴行を加えた疑いがあり、米軍が捜査を始めたと発表した。米メディアによると、部下に売春を強要した容疑も浮上している。 米軍では性犯罪が深刻化、空軍の性犯罪対策部門の責任者だった中佐(41)が性的暴行容疑で逮捕されていたことが先週発覚したばかり。オバマ大統領は「絶対に許さない」と述べ、綱紀粛正を指示していた。 国防総省は1等軍曹の氏名や年齢、性別は公表していない。米メディアによると、部下2人に性的暴行を加えたほか、売春組織を運用、部下1人に売春を強要した疑いが持たれている。(共同)
朝鮮戦争の停戦協定が結ばれたのは1953年のことで、それからちょうど60年が過ぎた。朝鮮戦争に関する研究は、90年代以降、旧ソ連や中国などの外交文書の一部が公開されたことで、大いに進展した。(フジサンケイビジネスアイ) 中国における朝鮮戦争研究の第一人者は、華東師範大学の沈志華教授である。この夏、沈教授の朝鮮戦争に関する著作をまとめて読んでみた。とてもおもしろく、教えられるところが多かった。何よりもその経歴が興味深い。 北京で1950年に生まれた沈教授は、文化大革命中、兵士、そして工場労働者となったが、文化大革命後に歴史を学び始めた。ところが、不注意もあって、「国家機密」を洩らしたとして2年間の監獄暮らしを余儀なくされた。そのため、研究生活を続けることができず、80年代の一時期、経済特区の深センでビジネスに従事した。幸いなことに成功し、かなりの金を稼ぐことができた。 そして40歳を過ぎて研
スイスのチューリヒ市当局は26日、敷地内に車で入り、その場で売春婦と性交渉を行う「ドライブスルー」形式の専用施設を市内にオープンさせた。フランス公共ラジオなどが伝えた。 スイスでは売春は合法だが、市中心部の路上で公然と客引きをする姿が目立つようになり、住民から不満が噴出。市は中心部から離れた場所に今回の施設を設置した。 施設は車1台が入る程度の広さのガレージ形の区画に分かれている。待機している売春婦と値段交渉し、合意に至れば区画の一つに車を入れ、性交渉を行う仕組み。市は路上に比べ「売春婦の安全を確保することもできる」としている。 利用可能時間は午後7時から翌日午前5時まで。施設の建設費用は240万スイスフラン(約2億6千万円)。年間70万スイスフランの運営費を見込んでいる。(共同)
AKBがB’zに並んだ!さしこ初センターも13作連続ミリオン! Tweet 初めてセンターを務めた「恋するフォーチュンクッキー」がミリオンを達成、どや顔でVサインの指原莉乃 AKB48の新曲「恋するフォーチュンクッキー」が21日発売初日に109・6万枚を売り上げ、B’zに並ぶ史上最多タイの13作連続ミリオンを達成した。6月の第5回選抜総選挙で1位に輝いたHKT48・指原莉乃(20)が初めてセンターを務めることで話題を呼び、パパイヤ鈴木氏(47)が手掛けたコミカルな振り付けも人気に。記録達成で5大ドームツアーのラストを飾る4日間(22~25日)の東京ドーム公演に弾みをつけた。 国民的アイドルグループにまた一つ、新たな勲章が加わった。21日発売の「恋するフォーチュンクッキー」がCDショップの店頭に並んだ20日。わずか1日で109・6万枚を売り上げ、B’zの記録に肩を並べた。 6月の選抜総選挙で
ベルリンのブランデンブルク門前で、局部を赤く塗った服を着て「割礼」に反対する人たち=2012年12月(ロイター) ユダヤ教やイスラム教の宗教的儀礼とされ、男児の性器の包皮の一部を切り取る割礼をめぐり、ドイツが揺れている。昨年12月、連邦議会が宗教上の理由で行う割礼を認める法案を可決した。法案化のきっかけはイスラム教徒の男児に対する手術ミスだった。司法が傷害罪との判断を下したのに対し、信教の自由を侵すと両教徒が猛反発。両教徒を含め移民が増えるドイツの事情もあって、国内世論は真っ二つに分かれた。線引きの難しい2つの「権利」をめぐっては、日本でも同様の問題が起きている。(勝田康三)「反目」する教徒による共闘 “事件”は2010年11月、ドイツ西部のケルンで起きた。イスラム教徒の両親を持つ当時4歳の男児が割礼を受けた際に手術ミスで大量出血し、病院に搬送された。 男児は助かったものの、地元検察は割礼
日教組は27日、神奈川県内で開いた定期大会で、2013年度から2年間の運動方針に、従来のように民主党への支持を明記せず「政策実現可能な政治勢力と支持協力関係を構築する」と記すことを決める。社民党との協力についても記述を見送り、特定の政党名は示さない形。 日教組は民主党の支持母体。1998年に民主党が結党された当初から、運動方針で支持を表明していた。 日教組は、昨年の衆院選と今年の参院選で民主党の大敗が続いたことを受け、日教組が掲げる教育政策を実現するため、今後は与野党問わず協力可能な政党、議員との議論を活発化させるとしている。 運動方針は近年、2年ごとに決め、12年度までは「民主党を基軸に社民党との支持協力関係をはかる」としていた。
骨髄バンクのドナー登録年齢(18~54歳)をオーバーして登録抹消となる人が年々増え、平成29年には一気に年間1万人を超える。バンクを運営する骨髄移植推進財団(東京都千代田区)は、現在のバンクの規模を維持していくためには新規登録の一層の推進が必要だとして、若年層への啓発活動に力を入れていく考えだ。 財団によると、現在登録が認められているのは55歳の誕生日前日まで。同日時点で骨髄や末梢(まっしょう)血幹細胞の提供作業に着手していない限り、登録は自動的に取り消される。 ここ数年、年齢超過による抹消は増加が続いており、今年は約6千人。来年以降も徐々に増え、昨年50歳になった人が55歳を迎える29年には約1万2千人が抹消となる。さらに、現在最も登録者が多い40歳前後が年齢超過となる頃には、毎年2万人近くの登録が取り消されることになる。 実は、抹消理由は年齢だけではない。本人の病気や住所不明などでも毎
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