先日、厚生労働省はブラック社労士として話題になった愛知県の社会保険労務士を3カ月の業務停止の懲戒処分とした。ヤフートップにも掲載されたので目にした人も多いだろう。 昨年、社員をうつ病にして退職に追い込んでしまえという社労士が書いたブログが話題となり、今回の処分はその顛末という事になる。これで一件落着という事になるのかというと、今後は表沙汰にならないだけで「ブラック社労士」が消えることは無いだろう。なぜならブラック社労士には確実に需要があるからだ。 ■ブラック社労士と追い出し部屋とリストラマニュアル。 多くの人が勘違いしているが、ブラック社労士と同じようなモノはとっくの昔から存在し、散々報道もされている。大手企業ではそれが追い出し部屋であり、外資系企業ではリストラマニュアルだ。 今回話題になったブラック社労士は中小企業版の追い出し部屋とも言える。なぜこれらが同じかと言えば、部屋・マニュアル・