私の部署のお隣の部署が抱えていた不良債権案件の外注化がついに決まった。 お隣さんは企業向けの研修を取り扱う部署で、ある大口顧客のプロジェクト案件を長年回してきていた。 この案件、見かけの売上規模はとてつもなく大きいが、運用がとてつもなく非効率で、膨大な工数がかかり、利益がほとんど残らないという惨状だった。 さらにその大口顧客が横柄で、事前に取り決めた運用を守らない、超短納期で無理難題をふっかけてくる、無意味であったり非効率なやり方の代替案をいくら提示しても検討すらしない、という現代では考えられないくらい業者叩きを平然としてくる輩たちだった。 なんでこんな案件がまかり通っているかと言うと、その案件で評価を勝ち取っている営業か仕事を失いたくないという保身と、内実に関心を持たず表面的な売上で評価してしまう経営陣の節穴がなせる業だった。 私は自分に関係ないことではあるものの、その部署の同僚が苦しん

