奈良警察は被疑者を拘留して取り調べる際に暴行し、死亡させた。 殺されたのは医療ミスをした医師だったので、悪意があったのか。 医療ミス→逮捕→警察での暴行死、の中で医業を営むという時代。 2010年2月に奈良県警が業務上過失致死容疑で逮捕し、桜井署で勾留中の男性医師=当時(54)=が死亡したのは取り調べを担当した警察官の暴行が原因として、遺体の鑑定書を調べた岩手医大の出羽厚二(でわ・こうじ)教授(法医学)が、県警に特別公務員暴行陵虐致死容疑で告発することが14日、分かった。容疑者は特定していない。 15日に告発状を県警に提出する。出羽教授は取材に「下半身に広範囲の皮下出血があり、多数の打撲で生じた可能性が高い。取り調べで自白させるために暴行し、死亡させるようなことがあってはならない。県警は真実を隠さずに調べてほしい」と話している。 医師は勤務先の奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」(