車椅子の女性が直面した問題は、将来に僕たち自身が確実に直面する問題だ 無人駅こそバリアフリー化は必須。なぜなら・・・ 赤木智弘 フリーライター JR東日本の伊東線来宮駅に電動車椅子で降りようとした女性が、駅の利用をめぐって駅員らと揉めたという問題があった。 女性は熱海駅の隣にある来宮駅までの利用を希望したが、駅員は来宮駅は階段しかなくバリアフリー化がされていないため、熱海駅で降車してタクシーなどを利用することを提案。しかし女性は来宮駅での下車を希望。最終的に4人の駅員が来宮駅に赴き、車椅子を運ぶことで降車できたという。 この一件に対し、女性は「乗車拒否があった」と主張し、JR東日本は「乗車拒否とは認識していない」としている。 批判されるべきは駅員ではなく経営者 ネットでは理解を示す人もいるものの、「障害者がワガママを言って駅員に迷惑をかけた! 許せない!!」と怒っている人の声の方が大きいよ