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2007年6月24日のブックマーク (4件)

  • 建国期アメリカのエリートについて(2・完) - 研究生活の覚書

    18世紀のヨーロッパにとって、北アメリカ大陸というのはものすごく遠かった。ただ、確実に存在はしていて一応交渉の際の取引の材料にはなる。ただその取引の仕方が非常に大雑把だった。 1750年代は大西洋岸にそってイギリス系住民の植民地が独自の発展を遂げる一方で、その奥地にある今のテネシー州やケンタッキー州からコロラド州くらいまでの一帯はフランス領で、今のテキサス州南部からカリフォルニア州南部までの一帯およびフロリダはスペイン領だった。これが1760年代になると、このフランス領の半分がスペイン領になり、もう半分がイギリス領になるが、1780年代になるとスペイン領の半分が今度はフランス領になる。1783年にアメリカが独立を達成したあとも、ルイジアナから西側の広大な地域の領有権は毎年変化し続けた。このころには、今のオレゴン州あたりに大陸の反対側から姿を現したロシアが領有権を主張し始める。 スペイン人は

    建国期アメリカのエリートについて(2・完) - 研究生活の覚書
  • オルタナティヴ - Wikipedia

    オルタナティヴ(英語: alternative)とは、「代替の」「二者択一の」という意味の英単語である。 オルタナティブ、オルタネイティヴ(ブ)[1][2]、オールタナティヴ(ブ)[3][4]、オルターナティヴ(ブ)[5][6][7]、オータナティヴ(ブ)[5][8][9]、オールターナティヴ(ブ)[10][11]、オルターネイティヴ(ブ)[12][13]などのカタカナ表記もされる。英語(標準アメリカ英語)での発音は英語発音: [ɔlˈtɚnətɪv](オルタナティヴ、オルタネティヴ)であるが、これはオルターネイティヴの「ネイ」に強勢(アクセント)がないためである。 日語においては、「オルタナ」英語においては「alt」としばしば略される[14][15][16]。 オルタナティブ○○、○○オルタナティブといった、「オルタナティブ」を含む複合語も、しばしば「オルタナティブ」と略して称されるこ

  • Scott Matthew - Wikipedia

  • 建国期アメリカのエリートについて(1) - 研究生活の覚書

    外交というのは、もともと貴族たちの間で行われるものであった。特にヨーロッパの場合、現在の国家の原型は封建時代の領土、すなわち貴族たちの資産だったわけで、それゆえ相互の財産保全の交渉、あるいはその財産の継承にまつわる紛争解決の歴史が外交の起源である。そしてヨーロッパ諸国の王族・貴族たちはたどりたどれば何らかの形で姻戚関係なわけで、そういう共通規範を前提にしているから「外交」というのが成り立っていた。 アメリカ合衆国が成立した際、当然ながらヨーロッパの諸王国は自分たちのカウンター・パートナーを探した。が、困ったことにそういうことにしっくりくる階級はこの新国家にはいなかった。候補に挙がったのは、ニュー・イングランドのジェントルマン階級と、南部のプランター階級だった。だがどちらもよくよく調べてみると、正式な職業は弁護士だったりする。南部のプランターたちも農場経営はしているが、要するに弁護士が多かっ

    建国期アメリカのエリートについて(1) - 研究生活の覚書