裁判に関するuneri-uneraのブックマーク (25)

  • 【新潟市水道局職員自死事件】過失相殺は妥当か?

    11月24日の新潟地裁判決の中で、筆者が「おかしい」と考えている部分がある。判決が5割の過失相殺を認めた点だ。ご遺族や遺族側弁護団への個別取材で得た情報も盛り込み、自分なりにまとめてみる。(ウネリウネラ・牧内昇平) 「過失相殺5割」への疑問 「過失相殺」という考え方は交通事故で使われることが多い。 車同士の事故で、基本的には相手が悪いが、こっちにも少し不注意な点があったという場合、「責任割合は相手が6、こっちが4」などとなる。事故による損害額が100万円だったとして、そのうち4割を減額(過失相殺)し、60万円の賠償を受ける。 この考え方が過労死やパワハラ死の裁判でも適用されることがある。主として会社・加害者側が「原告(本人や遺族)にも過失があるので、賠償額を減額すべきだ」と主張することが多い。 今回の裁判でも、新潟市水道局がそう主張したので過失相殺が争点の一つになっていた。 11月24日の

  • 「水道局員自死」で上司の責任認める、新潟市に3500万円の賠償命令 新潟地裁 - 弁護士ドットコムニュース

    「水道局員自死」で上司の責任認める、新潟市に3500万円の賠償命令 新潟地裁 - 弁護士ドットコムニュース
  • 先生の残業代裁判、高裁判決は「控訴棄却」

    きのう紹介した学校の先生、「田中まさおさん(仮名)」の裁判の控訴審判決(東京高裁)が、25日に言い渡されました。一審(さいたま地裁)に続き、田中さんの訴えを退ける結果でした。田中さんは最高裁に上告する決意を固めています。 高裁判決の中身は一審とほぼ同じで、内容をところどころ修正したにすぎません。ですが、それでもやはり見過ごせない部分があると思ったので、ここで紹介します。 給特法 まずは、公立学校の教員の給与制度について知っておく必要があります。「給特法」という特殊な法律があり、以下のルールを定めています。 ①教員には、残業の長さに応じた『残業代』を支払わない。その代わり、給料の4%にあたる『教職調 整額』を固定で支払う。 ②『残業代』がない代わりに、教員には、特別な『4項目』以外の残業を命じることはできない。 (4項目=実習・学校行事・職員会議・非常災害) 田中まさおさんは裁判で、長時間の

  • 17日の最高裁判決では終わらせない【原発事故4訴訟の原告・弁護団】

    原発事故を起こした国の責任を追及する4件の集団訴訟について、最高裁は6月17日、「国に法的責任はない」とする判決を言い渡した。国の原発政策に転換を迫る画期的判決を期待していた人びとの落胆は大きい。 しかし、原告や弁護士たちの活動がこれで終わったわけではない。4訴訟のうち「生業訴訟」は、「第2陣」の裁判が今も福島地裁で続いている。判決から一夜明けた18日、原告団・弁護団は第2陣の新しい原告を募る説明会を開いた。(ウネリウネラ・牧内昇平) 「最高裁では国に負けてしまいました。けっして油断していたわけではなく、出来る限りの力を尽くしてやってきました」 18日午後、福島県南相馬市内。生業訴訟(生業を返せ、地域を返せ! 福島原発訴訟)に関心をもって集まった人びとに、弁護団の鈴木雅貴弁護士が呼びかける。 「皆さんにもご協力をお願いします。どういう被害があったか、しっかりと書き記してもらいたいんです」

    17日の最高裁判決では終わらせない【原発事故4訴訟の原告・弁護団】
  • 【傍聴記】311子ども甲状腺がん裁判

    《あの日は中学校の卒業式でした。 友だちと「これで最後なんだねー」と何気ない会話をして、部活の後輩や友だちとデジカメで写真をたくさん撮りました。そのとき、少し雪が降っていたような気がします。》 記者は人の話を聞くのが仕事だけれど、こんなに必死になって人の話に耳を傾けたのは、久しぶりかもしれない。プライバシー保護のため、東京地裁103号法廷の中央はパーテーションで仕切られている。その仕切りの奥から、原告の方の声が聞こえてくる。 《3月16日は高校の合格発表でした。 地震の影響で電車が止まっていたので中学校で合格発表を聞きました。歩いて学校に行き、発表を聞いた後、友だちと昇降口の外でずっと立ち話をして、歩いて自宅に戻りましたが、その日、放射線量がとても高かったことを私は全く知りませんでした。》 「311子ども甲状腺がん裁判」。東電福島第一原発の事故による放射線被ばくで甲状腺がんになったとして、

  • 【子ども脱被ばく裁判】控訴審第3回口頭弁論・福島に住む女性の声

    子どもたちを放射線被ばくから守る権利を求めた「子ども脱被ばく裁判」は5月18日、仙台高裁で控訴審の第3回口頭弁論が開かれた。原告の一人、福島市に住む女性が、原発事故後、2人の子どもと歩んできた日々をふりかえり、法廷で陳述した。(ウネリウネラ・牧内昇平) 福島市在住の女性Aさんの意見陳述 Aさんは神経の病気であるギラン・バレー症候群を患っている。開廷前、「緊張で手足のしびれが強くなっています」と話していた。自分の意見陳述の番になると、右手で杖をつきながら、左手で陳述書を握り、裁判官を見すえて語った。 私は福島市内で、大学1年生の長男と高校1年生の次男と母と、4人で生活しています。原発事故前からギラン・バレー症候群に罹患していましたが、事故後悪化し、杖を手放せなくなりました。また、事故から1年が経過した頃から急性貧血になり、昼過ぎまで布団から起き上がることができない状況が続きました。その頃、母

    【子ども脱被ばく裁判】控訴審第3回口頭弁論・福島に住む女性の声
  • 【中間指針見直し議論】福島県はどう関わるのか?

    原発事故の賠償が実態に合っていない。基準の見直しを求める――。「生業訴訟」など3件の原発事故集団訴訟について、最高裁は3月2日、東電の上告を退けました。これによって、国の基準(「中間指針」)を上回る賠償を命じた高裁判決が確定しました。ここでウネリウネラが注目しているのは、福島県がどう動くかです。 確定判決の中身を正面から受け止めれば、中間指針の大幅改定は必至の状況です。事故当時福島に住んでいた多くの(あるいはすべての)人たちに影響をおよぼします。県庁としても「無関心」ではいられないはず。はたして内堀雅雄知事と福島県庁はどのような意見を持っているのでしょうか? これまでの記事一覧はこちら→生業訴訟関連記事一覧 原告たちは福島県庁に対応を要請 原発事故集団訴訟は全国でたくさん起こっています。3月2日に東電の責任と賠償額をめぐる判決が確定したのは「生業訴訟」(福島地裁)と千葉・群馬両地裁に提訴さ

  • 【原発事故、賠償基準の見直しを!】集団訴訟原告たちの声

    原発事故集団訴訟の原告たちが3月28日、賠償基準の見直しに注力するよう、福島県に対して要請を行いました。前回の記事「原告団が福島県庁に申し入れ」ではQ&A形式で背景を説明しましたが、今回は要請に参加した原告や弁護士たちの言葉を紹介します。「もっと先頭に立って取り組んでくれ」という福島県庁に対する気持ちがこもっているように思います。 前回記事 これまでの記事一覧はこちら→生業訴訟関連記事一覧 ●瀬尾誠さん(千葉訴訟) 浪江町に住んでいて、今は長野に避難しています。県庁の担当課の人に今日お会いして、その感想をひとことで言うと、「どうも弱腰だな」と思いました。被害者が「まだまだ被害は終わっていない」と言っているのに、福島県庁の方は「原賠審の判断で見直すだろう」というような言い方をされていて、こちらは非常に心もとないと感じました。「福島県は県民の状況が本当に分かっているんだろうか」ということについ

    【原発事故、賠償基準の見直しを!】集団訴訟原告たちの声
  • 【あべこべ裁判】内堀福島県知事の証人出廷を求める

    原発事故のせいで首都圏の国家公務員宿舎に「区域外避難」している人々に対して、福島県が住宅立ち退きを求めて裁判を起こしている。”行政が「原告」で避難者が「被告」だなんてあべこべだ!”との指摘があるこの裁判が、新たな展開を見せている。2017年春に区域外避難者への住宅無償提供を打ち切ったのは内堀雅雄・福島県知事であり、避難者が立ち退かねばらないかを裁判で決めるならば、内堀氏が証人として出廷し、なぜ打ち切ったのかを説明すべきだ。被告(避難者)側がそう指摘しているのだ。福島地裁が証人として採用するか注目したい。(ウネリウネラ・牧内昇平) 「福島県の住宅提供打ち切りが違法かどうかは、内堀さんを証人に呼ばなければ分かりません! すべては彼にかかっています」 3月25日午後、6回目の口頭弁論が終わった後の集会で、被告(避難者)側の柳原敏夫弁護士がこう指摘した。 2011年3月の原発事故以降、行政による避

    uneri-unera
    uneri-unera 2022/03/26
    【あべこべ裁判】内堀福島県知事の証人出廷を求める
  • 【子ども脱被ばく裁判】控訴審・今野原告団長の意見陳述

    10月22日、仙台高裁で「子ども脱被ばく裁判」の控訴審、第一回口頭弁論がありました。筆者(ウネリ=牧内昇平)が法廷で最も印象深かったのは、原告団長・今野寿美雄氏の意見陳述でした。その内容を紹介します。 どうかお読みください。 【今野原告団長の意見陳述】 福島地裁判決は、私たちが訴え続けた放射能の危険や不安、子どもの未来を、国や県の言い分をなぞって否定するだけで、読んでいて、悔しさと、虚しさがこみ上げました。事務的な言葉が延々と続き、とても血が通っているとは思えませんでした。提訴から7年以上が経過し、多くの子ども原告は、安全な場所で教育を受ける機会や補償を得られないまま中学を卒業していきました。残った子ども原告も再来年の3月には卒業を迎えます。この間、さまざまな事情から、訴えを取り下げざるを得ない原告も出てきてしまいました。しびれを切らし、経済的な負担を顧みず、子どもとともに、より安全な場所

    【子ども脱被ばく裁判】控訴審・今野原告団長の意見陳述
  • 【子ども脱被ばく裁判】控訴審の前に知ってほしいこと①

    今年3月に地裁判決の内容を紹介した「子ども脱被ばく裁判」ですが、今月22日から仙台高裁で控訴審が始まります。控訴審が始まる前に知っておいてほしいことを数回にわたって書きます。 初回は、裁判のおおまかな点のおさらいです。 関連記事はこちら↓ 子ども脱被ばく裁判判決(福島地裁) 【子ども脱被ばく裁判】3月1日判決後、原告たちの声 【この裁判のテーマ】 地裁判決の時にも書きましたが、子ども脱被ばく裁判のポイントを一言で書けば、 「私たちの社会は、子どもたちを放射線被ばくから守れているのか」 それを正面から問いただしている点だと思います。 「東電や国が原発事故を起こした責任」を問う裁判はたくさんありますが(もちろんそれも重要ですが)、事故後の行政の対応を問題にしている裁判は多くありません。そのうち、「子どもを被ばくさせない権利」を前面にかかげて闘う裁判は、恐らくこの裁判のみです。 子どもを守るのは

    【子ども脱被ばく裁判】控訴審の前に知ってほしいこと①
  • 報道現場の性暴力と「二次加害」について~長崎性暴力裁判に寄せて~

    2007年に長崎市幹部(故人)から性暴力を受けたある女性記者が、市に損害賠償などを求め裁判を起こしています。この裁判の意義や論点は多岐にわたるため、ここですべてを書き尽くすことは到底できませんし、私はこの裁判について直接取材をしていませんので、「取材記事」と呼べるようなものではないということをあらかじめお断りしておきます。 ただ、同じく取材先から性暴力を受けた者として、この事件については以前から注視してきました。 今回、原告の女性や私と同様に取材先から深刻な性暴力被害を受け、かつこの裁判の取材にもあたっている郡司真子さんの協力を得て、自分なりに文章を綴ることにしました。 事件の経緯 女性記者は2007年7月、当時の長崎市幹部(原爆被爆対策部長)から取材中に性暴力を受けたとして、長崎市に対し損害賠償や謝罪を求めています。 報道によると、女性は被害直後から著しく体調を崩しながらも、市幹部に対し

    報道現場の性暴力と「二次加害」について~長崎性暴力裁判に寄せて~
  • 原発事故避難者の住まいの問題④親族への圧力

    原発事故が起き、避難指示が出なかった地域からもたくさんの人が、被ばくから身を守るために福島県内外へ逃がれました。区域外避難者(自主避難者)です。福島県はいま、首都圏の国家公務員宿舎などに暮らす避難者に対して、宿舎からの立ち退き圧力を強めています。 首都圏の国家公務員宿舎に暮らす避難者が裁判を起こされていること、賃料の2倍にあたる「損害金」を請求されていることを書いてきました。

    uneri-unera
    uneri-unera 2021/10/14
    原発事故避難者の住まいの問題④です。 今回は避難者の親族に向けた「立ち退き圧力」について書いています。
  • 子ども脱被ばく裁判とは…

    東京電力福島第一原子力発電所事故から10年が過ぎた今も、放射性物質は放出され、廃炉作業は困難を極めています。「低線量の放射線に長期間にわたり継続的に被曝されることによって、その生命・身体・健康に対する被害の発生が危惧される」(2013年4月24日ふくしま子ども疎開裁判仙台高裁判決文抜粋)と司法も認めているように、子どもたちの健やかな成長が脅かされています。

    子ども脱被ばく裁判とは…
  • 原発事故避難者の住まいの問題②相次ぐ民事調停

    福島県は、現在「あべこべ裁判」中の4世帯だけでなく、ほかの避難者たちに対しても民事調停に持ち込もうとしています。民事調停とは、裁判所を介した話し合いです。双方の言い分を聞いてジャッジする「裁判」とは違い、裁判所は双方に話し合いを促すだけです。話し合いがうまくいかなければ「調停不成立」となります。 福島県生活拠点課によると、福島県が調停で求めるのは、①宿舎からの退去、②未払い賃料の支払い、の2つです。これらに避難者たちが応じなければ「調停不成立」となり、福島県は正式に裁判を起こす可能性が高いです。県が避難者を提訴するこの種の裁判を筆者は「あべこべ裁判」と呼んでいますが、これが広がってしまう心配があります。 調停の対象は 福島県によると、現在国家公務員宿舎に住み続けている避難者のうち、県が入退去を管理している世帯数は、合計32世帯です(「あべこべ裁判」の4世帯を含む)。また、宿舎をすでに退去し

  • 原発事故避難者の住まいの問題①「あべこべ裁判」

    原発事故が起き、避難指示が出なかった地域からもたくさんの人が、被ばくから身を守るために福島県内外へ逃がれました。区域外避難者(自主避難者)です。福島県はいま、首都圏の国家公務員宿舎で暮らす避難者に対して、宿舎からの立ち退きを求める裁判を起こしています。 原発事故にかかわる訴訟は、住民側が「原告」となり、国や福島県、東電などを「被告」として、裁判を起こす例がほとんどです。事故を起こした責任や、事故後の対処の是非を問われるべきなのは、行政や企業の側だからです。 しかし、今回の宿舎立ち退き訴訟は、県が「原告」となり、避難者を「被告」として訴えるという、「あべこべ」の状況になっています。 裁判という強硬手段に出るのはいかがなものか、福島県は提訴を取り下げるべきだと、筆者(ウネリ)は考えています。(詳しくは、政経東北9月号の記事をお読みください→月刊 政経東北|note) 10月8日、この裁判の第3

    原発事故避難者の住まいの問題①「あべこべ裁判」
  • 【ご意見ご感想】「故郷を元に戻せ!」浪江町津島地区の人びとの裁判

    7月30日、放射性物質に汚染されたふるさとを「元に戻せ!」と訴える福島県浪江町津島地区の人びとの裁判の一審判決が、福島地裁郡山支部で言い渡されました。ウネリウネラは31日付で裁判の内容をレポートしています。記事はこちら↓ 福島県浪江町津島地区は、原発事故によって放射性物質に汚染され、地域がすっぽりと「帰れない区域」になってしまいました。避難指示は今も解除されていません。この地区に住んでいた人びとの半数近くが集まって起こした裁判が、この「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」です。 裁判の中で原告たちが最も力を入れて求めたのが、「故郷を元に戻せ。地区全体の放射線量を低下させろ」という「原状回復」の訴えでした。しかし、一審・福島地裁郡山支部判決は、この訴えを認めませんでした。 裁判所は、原発事故を起こした法的責任が国と東電にあることは認めました。しかし、それと同時に、裁判所は「国と東電に放射線量を低下

    【ご意見ご感想】「故郷を元に戻せ!」浪江町津島地区の人びとの裁判
  • 【ご意見ご感想】「『故郷を元に戻せ!』浪江町津島地区の人びとの裁判」に寄せて

    先日、放射性物質に汚染されたふるさとを「元に戻せ!」と訴える福島県浪江町津島地区の人びとの裁判のことをレポートしました。 その記事に寄せてくれた感想を紹介します。書いてくれたのは、福島県内の高校教員、渡部純さんです。 【渡部純さんからのメッセージ】 題名: 津島の思い出 メッセージ本文: いつもわかりやすい現場報告に助けられています。 ありがとうございます。レポートに触発されて思い出したことを書かせてください。 僕にとって津島は思い出深い地域です。 相双地区を訪問するときは必ず津島を通ってきます。 その昔(といっても15年まえくらいかな)、某高校軟式野球部の監督・顧問を押しつけられた僕は、その部活動指導に苦しんでいました。 野球は興味ないどころか、あの軍隊主義的集団主義が大嫌いな上に、指導できないことに対する生徒からのクレームと侮蔑と闘う日々でした。 教職を本気で辞めようとも思っていました

    【ご意見ご感想】「『故郷を元に戻せ!』浪江町津島地区の人びとの裁判」に寄せて
  • 「故郷を元に戻せ!」浪江町津島地区の人びとの裁判

    原発事故が出した放射性物質に汚染され、地域がすっぽりと「帰れない区域」になってしまった福島県浪江町津島地区。住民たちは10年経った今も、故郷に帰れる見通しがまったく立っていません。この地区に住む640人の方々が国と東電に対して起こした裁判の判決が、30日に福島地裁郡山支部で言い渡されました。 判決言い渡し後、原告団がかかげた旗は「勝訴」でした。裁判所は事故を起こしたことへの国・東電の法的責任を認め、原告たちに合計10億円を賠償するよう命じました。 しかし、完全な勝訴とは言えないかもしれません。この裁判で原告たちが本当に求めていたのは、「お金」ではなく、『故郷の浪江・津島を元に戻してくれ」ということです。この「元に戻せ!」(原状回復)という訴えは、残念ながら認められませんでした。 なぜ、「元に戻せ!」は認められなかったのか? 当日の記者会見をもとに、「元に戻せ!」が裁判で認められなかった理由

  • 【裁判レポート】原発事故の責任を追及する「生業訴訟」③

    原発事故の責任を追及する運動は、今も盛んに続いています。5000人超の市民たちが原告団に加わる「生業を返せ、地域を返せ! 福島原発訴訟」、いわゆる「生業訴訟」は、7月1日、福島地裁で口頭弁論がありました。 1本目の記事→原告団に加わった伊達市在住、高橋さんの思い 2本目の記事→違和感があった東電の主張 法廷で「意見陳述」を行った原告の方をもう一人、紹介します。南相馬市原町区に住む40代の男性です。 「平凡で、平和で、充実した生活を奪われた」 男性は法廷でこのように語りはじめました。 「両親、妻、2人の息子とともに、原町にある実家で暮らしていました。私たち家族は、原町にて、平凡で、平和で、充実した生活を送っていました。幼い頃から海釣りが好きで、仕事の前後の時間には浪江町、大熊町、南相馬市小高区などの堤防や砂浜で、よく釣りをしていました」 南相馬市原町区は、一部が福島第一原発から20キロ圏内で

    【裁判レポート】原発事故の責任を追及する「生業訴訟」③