高度経済成長期に現在の日本経済の基盤となった産業や、建築物、インフラなどは今もなお、第一線として利用されています。 現在ではそれらが老朽化し始めており、どのように更新していくかが国としての大きな課題になりそうです。 また、現代の日本社会での倫理観や価値観は高度経済成長期に作られ、そのまま40年以上も引き継がれているものが多くあります。 富と引き換えに日本人の心をむしばみ、現代のゆがんだ精神構造をつくってしまったように思えます。 下記に思いつく限り、日本人の心が高度経済成長期によってゆがんでしまったことをまとめてみました。 働くのが美徳(それをうまく利用したブラック企業ができてしまった。) 我慢することが美徳(うつになるまで我慢するようになった。最悪自殺するようになった。) 一億総中流(不景気で格差が生まれているにも関わらず、全員が中流だと思い込んでいる。貧困問題に世間が目を向けなくなった)