盛岡市にある書店で売り始めた「文庫X」が、全国に広がっています。手作りのブックカバーをつけ、タイトルや著者名、出版元を伏せることで、「先入観にとらわれずに読んで」との思いを込めました。版元主導ではなく、地方の一書店が始めた取り組みが店員のネットワークを通じて広がり、30都道府県の200店舗以上が同じ方法で販売。本は重版を繰り返し、すでに5万部を超えています。 【写真】手書きコピーのブックカバー全文。「申し訳ありません。僕にはこの本をどう勧めたらいいか……」 盛岡市にある「さわや書店フェザン店」。文庫Xはこの店から始まりました。 手作りのブックカバーには、表裏ともにびっしり文字が並んでいます。書き出しはこうです。 「申し訳ありません。僕にはこの本をどう勧めたらいいか分かりませんでした。どうやったら『面白い』『魅力的だ』と思ってもらえるのか、思いつきませんでした。だからこうして、タイトルを
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く