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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (91)

  • こんなのが幹部に昇進できる組織を信用しろといわれても無理な話 - Apeman’s diary

    JBPress 2015.9.14 「米国が裏で糸を引いていた南京大虐殺という捏造」 内容的にはこれっぽっちも新味のない否定論の断片をアドホックにかき集めただけのクソ駄文ですが、問題はその書き手です。第7師団長を経て最終的に西部方面総監にまでなっています。田母神閣下を筆頭とする歴史修正主義者の(元)自衛隊制服組幹部というのが決して例外的な事例ではなく、自衛隊という組織には昇進レースにおいて歴史修正主義者を排除する意思か能力のいずれか/双方が欠けていることは明白でしょう。日の近現代史に関する歴史修正主義者というのは、必然的にレイシストであり、また wishful thinking を平気でやらかす輩ですが、これらはいずれも軍隊という組織を一層危険な存在にする資質です。 それにしても、このクソ駄文、歴史修正主義的である以前に“金もらって文章書く”資格を疑わせる代物です。 歴史は、虹を見るよう

    こんなのが幹部に昇進できる組織を信用しろといわれても無理な話 - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2015/09/16
    自衛隊繋がりでしょうもない文章を飽きもせず載せ続けるJBpress。いったい誰が面白がって読んでるんだろうね。
  • 「異例」なのは公になることじゃなくマスメディアが報じること、でしょ - Apeman’s diary

    時事ドットコム 2015/07/30 「昭和天皇「蒋介石支持を」=国連代表権問題、佐藤首相に促す−日米文書で判明」 蒋介石総統率いる中華民国(台湾)政府が国連の代表権を失う直前の1971年6月、佐藤栄作首相が米国のマイヤー駐日大使(共に当時)と会談した際、昭和天皇から「日政府がしっかりと蒋介石を支持する」よう促されたと伝えていたことが分かった。秘密指定解除された米国務省の外交文書で判明した。台湾の国連代表権維持への後押しを伝えたものとみられる。天皇の政治問題への関与発言が公になるのは極めて異例だ。 (後略) 「天皇の政治問題への関与発言が公になるのは極めて異例」って書いてますけど、近現代史研究ではすでに色々指摘されてるでしょ。戦後の言動に関するものに限定しても、当ブログで2回ほど紹介してます。マスメディアがろくすっぽとりあげないから「二度のご聖断神話」がいつまでたっても廃れないんですよ。

    「異例」なのは公になることじゃなくマスメディアが報じること、でしょ - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2015/07/31
    "マスメディアがろくすっぽとりあげないから「二度のご聖断神話」がいつまでたっても廃れないんですよ。"
  • じゃあいったい「強制労働」とはなにを意味するんだろう? - Apes! Not Monkeys! はてな別館

    皆さんすでにご承知おきの件ですが。 日政府は5日の委員会発言で、韓国側がこだわった「強制労働」に関し「forced to work(働かされた)」との表現を使用。岸田氏はこの表現について「『強制労働』を意味するものでない」と説明した。さらに、財産請求権の問題は完全に解決済みとする従来の日政府の立場に変わりがないことを強調した。 http://www.sankei.com/politics/news/150706/plt1507060007-n1.html 安倍内閣は近現代史だけでなく日語まで“修正”するつもりのようです。 「性奴隷」という用語の否認についても言えることですが、結局のところ同じような事態を表現することになるにしてもとにかく直裁な表現を否認し、婉曲な表現を全面に出そうとするのも、歴史修正主義の手法の一つだということですね。 追記。 「金をもらったんだから性奴隷じゃない」論

    じゃあいったい「強制労働」とはなにを意味するんだろう? - Apes! Not Monkeys! はてな別館
    unorthodox
    unorthodox 2015/07/07
    「とにかく直裁な表現を否認し、婉曲な表現を全面に出そうとする」のは、後々その意味を書き換えるためだろうね。
  • 安保法制について - Apeman’s diary

    あれだけの犠牲者を内外に出した歴然たる侵略戦争と数々の戦争犯罪をろくに反省せずむしろ公然と美化・正当化する勢力を徹底的に周辺化するどころか、むしろ国の中枢にそうした勢力が居座るのを許してしまうような国家が積極的に海外派兵しようとすることの恐ろしさ。憲法違反じゃないかという点とは別に、この点も強調しておきたいと思います。じきに「安保法制は違憲、だから憲法改正しようぜ」って主張と対決しなけりゃならないわけですから。

    安保法制について - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2015/06/21
    かつてニッポンに酷い目に遭わされた国の人達にとってはさぞや不気味なことだろうね。
  • 人権問題を外交問題としてしか考えられない人々 - Apeman’s diary

    法華狼さんがすでに言及されている件です。 ヴェトナム戦争時の韓国軍「慰安所」についての記事を『週刊文春』に書いた TBS の元ワシントン支局長は取材のきっかけが「ある外交関係者」からの耳打ちであり、「韓国に加害者の側面があることが分かれば、慰安婦問題の突破口になるはずだとの考えに共感」して調査をしたことを認めているとのことです。つまり日軍「慰安婦」被害者のことも韓国軍「慰安婦」被害者のことも第一義的な関心の対象ではなかったわけです。「韓国に加害者の側面があることが分かれば、慰安婦問題の突破口になる」と考えることができるのは、その「慰安婦問題の突破口」を韓国政府のトーンダウンに求めるつもりだからです。韓国政府が被害者の要求を超える強硬な姿勢を示しているというならともかく、実際にはこれは被害者の要求をはねつけることを意味するわけです。ダシにされたヴェトナム人被害者はどう思うでしょうね。

    人権問題を外交問題としてしか考えられない人々 - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2015/05/03
    「加害者の側面」を言うことでもしかしたらニッポンの罪状も差し引きゼロにできるかも、とでも考えたのだろうか。
  • 「今の人身売買の被害者の苦境に光をあてるためにも」 - Apeman’s diary

    メリーランド州議会の上院会議で「慰安婦」決議が全会一致で可決した、とのニュースです。 朝日新聞デジタル 2015年3月19日 慰安婦決議、米州議会で可決 「歴史的記録にとどめる」 提案者の議員は提案理由として「恐ろしい時代に起きたことを記憶するだけでなく、今の人身売買の被害者の苦境に光をあてるためにも、決議採択が必要だ」(強調引用者)と述べたとされています。 党派間の対立が深刻になっているアメリカ政治家たちがこのような認識で全会一致の行動を見せているときに、「アムステルダムの"飾り窓の女"というのは有名ですよね。我が東京においてもソープランドがあるのはご存知だと思いますが、こういう話題をオランダ政府が、あるいはヘッドラインで報道するとか、こういうことはないわけですね。いわば一種の常識であります」などとセックス・ワークへの偏見をむき出しにした記者会見を海外メディア相手にやからすようでは、

    「今の人身売買の被害者の苦境に光をあてるためにも」 - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2015/03/19
    慰安婦問題で問われているものには「今の」ニッポンの人権意識も含まれている。
  • 「道義的責任」の成れの果て - Apeman’s diary

    http://blogos.com/article/108036/ https://www.youtube.com/watch?v=wy1-ckr8FIE&feature=share 無残、のひとことです。秦郁彦氏が? いやいや、大沼保昭�氏のことです。アジア女性基金派が主張する「道義的責任」の内実がなんであったかが明らかになったというわけですね。

    「道義的責任」の成れの果て - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2015/03/18
    筋を通すということを忘れ去ったニッポンの「リベラル」の成れの果て、でもある。
  • 「仮埋葬」が物語る大量殺戮の本質 - Apeman’s diary

    朝日新聞デジタル 2015年3月10日 東京大空襲、火葬場足りず仮埋葬 身元不明の死者2万人 (……) 東京大空襲では一晩で約10万人が亡くなったとされる。都は空襲による死者数を約2万人と予想。一方、都の火葬場の能力は1日500体に過ぎず、棺(ひつぎ)は1万人分しかなかった。身元を確かめた上での火葬は不可能で、埋葬場所も足りず、公園や寺院が仮の埋葬地となった。軍や警察に加え、受刑者や星野さんのような少年もかり出された。 (……) 都が1953年に作った「東京都戦災誌」には、死者数として「10万」の数字がある。しかし、都が遺族からの申告でつくる「東京空襲犠牲者名簿」の登録人数は8万324人しかいない。名簿作りは99年に始まり、翌年には6万8072人分が集まった。一方、遺族の高齢化などから新たな登録人数は減少。昨年申請を受け付け、今年新たに登録された人は、初めて1年間で200人を切った。 約2

    「仮埋葬」が物語る大量殺戮の本質 - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2015/03/10
    "被害の規模を正確に推し量ることすら困難にするのが、大量殺戮の本質の一部だと言えましょう。"
  • 本来ポジティヴなはずの単語に泥を塗る人々 - Apeman’s diary

    「未来志向」とか「流れを全体的に捉える」というのは素晴らしいことですよね。でも、こういう人々の口から出てくるととたんに色褪せてしまいます。 時事ドットコム 2015/02/25 「歴史修正」内外から疑念=安倍首相認識にけん制相次ぐ (……) ただ、こうした声は首相にとってはあくまで「外野」。首相が信頼を置く自民党の谷垣禎一幹事長は記者団に「戦前のことばかり言うのは間違いではないか」と、未来志向に重きを置くことに理解を示した。有識者会議の座長代理に就いた北岡伸一国際大学長も会合後、記者団から「植民地支配と侵略」などの文言を継承するか問われ、「世界と日歴史の流れを全体的に捉えるべきだ」と否定的な見解をにじませた。 ここでは「未来志向」とか「流れを全体的に捉える」は単に過去を軽視する口実でしかないわけです。

    本来ポジティヴなはずの単語に泥を塗る人々 - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2015/02/26
    戦争責任の徹底した総括なしに未来もへったくれもないのにね。
  • 昨日のエントリへの補足 - Apeman’s diary

    ご存知の通り当ブログは歴史修正主義を「頭が悪い」問題ではなく「魂が悪い」問題として考えるという立場をとっておりますが、それはそれとして多少の教養があれば避けることのできる失敗というものがあるのも事実でございます。櫻井よしこなんかを呼ぶ「日の名誉と信頼を回復するための特命委員会」にせよ「日の名誉と信頼を回復するための特命委員会」なんかに呼ばれる櫻井よしこにせよ、はたまた昨日のエントリにウヨウヨしいブコメをつけている面々にせよ、非歴史的に「◯◯人は△△しない」だの「△△するのは××人」だのと主張すること自体が学問的にはナンセンスであるということ、そしてまともな人権感覚の持ち主からはそのような主張がレイシズムの表明とみなされることを知らないんですね。ワックとか展転社とか産経新聞出版とか晋遊舎とかPHPとかから出ているしか読んだことがなければ、そういうことを学ぶ機会もないでしょうしね。

    昨日のエントリへの補足 - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2015/02/08
    「魂が悪い」とは要するに、歴史修正主義にかぶれるのは単に知識のなさ故ではなくその人物の意志の問題であり、またそれは往々にして人権感覚の欠如という現在進行形の罪として現れる、ということだろう。
  • 極右が何人寄ってもアメリカ人に「理解」してもらえるための知恵なんて出ない - Apeman’s diary

    自民党の「日の名誉と信頼を回復するための特命委員会」委員会と称する事実上の「ジャパンディスカウント」特命委員会の様子が佐藤正久公式ブログで紹介されてます。 http://ameblo.jp/satomasahisa/entry-11986431344.html ある意味、「ぜひ最後までやり通してほしい」と思います。レイシズム丸出しの発想ですから。日の極右の実態をアメリカ人に理解してもらういい機会になるでしょう。

    極右が何人寄ってもアメリカ人に「理解」してもらえるための知恵なんて出ない - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2015/02/08
    ニッポン人はうんこしませんクラスの戯言が「名誉と信頼を回復」できるかどうか見物だな(笑)
  • 「継承」と引き換えに出てくるもの - Apeman’s diary

    東京新聞 TOKYO Web 2015年1月6日 「米が村山、河野両談話の継承促す 戦後70年で首相に」 新年早々「同盟国」から釘を刺される首相……。 もとよりアジア・太平洋戦争の評価を大幅に見直すような「談話」などアメリカが許すはずもなく、安倍イデオロギーが露骨に反映した新談話が出る可能性は特に考えておく必要もないでしょう。もちろん、その可能性を封じているのは何よりもアメリカからの外圧であって、内的な歯止めでないことは肝に銘じておく必要がありますが。 他方で、アメリカが許す範囲での反動的な動きについては私たち自身が阻止しなければならない、ということでもあります。年末の『朝日新聞』が露骨な「アジア女性基金」再評価路線を見せていたことは、そうした動きの釣行の一つとして理解しておくべきです。

    「継承」と引き換えに出てくるもの - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2015/01/06
    良識の衣を纏った「リベラル」側からの反動は、右派のあからさまなそれよりも確かにタチが悪いから。
  • 右翼の皆さん、来年の朝日新聞にご期待ください! - Apeman’s diary

    いやぁ、暮れも押し詰まってきたところでやってくれましたよ、朝日新聞。 「慰安婦問題を多角的に考えていくため、国内外の識者に様々な視点で語っていただく企画を始めます」という触れ込みで12月28日から始まった連載「(慰安婦問題を考える)」。トップバッターが大沼保昭で今日は熊谷奈緒子という露骨な「アジア女性基金」シフト。しかも二人揃って「性奴隷」概念を拒絶。ちなみに「慰安婦」問題に関してなんの実績もないのにいきなりちくま新書デビューした熊谷氏ですが、サンフランシスコ講和条約について「片面講和という旧連合国とのみの講和であった」(強調引用者、85ページ)というパラレルワールドからおいでになったようです。ま、あとは推して知るべし、です。 さらには日掲載の「(回顧2014)論壇 戦争歴史、「帝国」から問う 二分法と一線画す道」では朴裕河の『帝国の慰安婦』を激賞。ちなみに版元は朝日新聞出版! はっき

    右翼の皆さん、来年の朝日新聞にご期待ください! - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2014/12/30
    とりあえず壮絶にクズい出だしだった。 >トップバッターが大沼保昭で今日は熊谷奈緒子という露骨な「アジア女性基金」シフト。しかも二人揃って「性奴隷」概念を拒絶。
  • これが21世紀の「進歩的文化人」(by 西尾幹二)だっ! - Apeman’s diary

    昨日発表された朝日新聞第三者委員会の報告書。私のTLは北岡伸一担当部分の話題で持ちきり、といった感じです。 吉田証言が怪しいということは、よく読めば分かることである。従軍慰安婦と挺身隊との混同も、両者が概念として違うことは千田氏の著書においてすら明らかだし、 支度金等の額も全然違うから、ありえない間違いである。こうした初歩的な誤りを犯し、しかもそれを長く訂正しなかった責任は大きい。 類似したケースはいわゆる「百人切り」問題である。戦争中の兵士が、勝手に行動 できるのか、「審判」のいないゲームが可能なのか、少し考えれば疑わしい話なのに、そのまま報道され、相当広く信じられてしまった。 当時の報道では「どうやって確認するのか?」という当然の疑問に対して、当番兵をとっかえて数えさせるんだ、というそれなりに合理的な「審判」の方法がちゃんと紹介されていたことは、当ブログの読者

    これが21世紀の「進歩的文化人」(by 西尾幹二)だっ! - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2014/12/23
    イザヤ・ベンダサンの尻尾とでも言うべきか。 >過剰な正義
  • 呑気にパーティーなんてやってる場合? - Apeman’s diary

    朝日新聞デジタル 2014年11月9日 「アジア女性基金の資料集を出版 記念会に村山元首相ら」 scopedog さんが既に取り上げられている記事ですが。 刊行された資料集は「デジタル記念館 慰安婦問題とアジア女性基金」(村山富市・和田春樹編、青灯社)。基金解散後、活動を伝えるためにウェブ上で公開されていた同名のサイト(http://awf.or.jp)を収めた。ウェブ版は日語、英語で公開され、今年7月には韓国語でも公開された。 強調は引用者。途方もない�“なにをいまさら”感が漂ってます。韓国語版を用意するならむしろ英語版よりも先に用意されていなければおかしいし、いままで放置しておいて今年になって……というのは生臭い意図を感じずにはおれません。なにしろ来年は国交正常化から50年という節目ですからね。どう考えても、昔を懐かしむより先に国内の歴史修正主義者をどうにかすべき時でしょうが。

    呑気にパーティーなんてやってる場合? - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2014/11/12
    慰安婦問題が解決しないのはアジア女性基金を批判した韓国世論のせいだ、という身勝手な歴史を紡ごうとすることも歴史修正主義の範疇に含まれるだろう。
  • 「一種の徒弟修行」という詭弁について - Apeman’s diary

    davs さんの次のご指摘は、単なる「池田信夫批判」以上の射程を持っていますね。 池田氏は何の根拠も示さすに、 従軍慰安婦=年季奉公=一種の徒弟修行 という結論を滑り込ませている。池田氏は、従軍慰安婦になることで、将来の職業生活に役立つ何かが身に付くと言っているのか。だとすれば、自分の正気を疑ったほうがいい。 右派はよく「強制というなら徴兵制も同じ」だの「生きる為に働かなきゃならないのは誰でも同じ」だのと言って「慰安所」制度に対する日軍・日政府の責任を否認します。この論法は複数の詭弁を組み合わせたものですが、その一つが上で davs さんが指摘されているものです*1。その後のライフチャンスの拡大につながる「強制」とそうでないものとをいっしょくたにはできません。 逆に言えば、このような観点から、現代の労働市場において見られる幾つかの現象について日軍「慰安婦」制度との共通点を指摘すること

    「一種の徒弟修行」という詭弁について - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2014/11/06
    "日本軍「慰安婦」問題についての池田信夫氏の主張は、労働市場に関する彼の主張とセットで理解すべきでしょう。"
  • 永井先生の論文をちゃっかり「お役に立て」ていた読売新聞 - Apeman’s diary

    掲示板で一読者さんから荻上チキ氏のツイートをご教示いただきました。 読売新聞編集局(著)の『徹底検証 朝日「慰安婦」報道」(中公新書ラクレ)は買っただけで未読だったのでさっそく参照してみました。問題の箇所は62ページ以降、「善意の関与」という小見出しがつけられた箇所です。同書はまず「永井教授の論文の要旨は次のような内容だ」として、こちらで明らかにされている永井先生の「返信」から修正分の「【論文の主旨の要約】」をそのままコピーしています。読売新聞編集局による要約ではなく取材に対する著者自身の返信内での要約であることを明記していないのは不誠実ですが、これに続く不誠実さに比べれば序の口。ついで書は【「慰安婦」と強制連行との関連】の(1)、(2)から(1)のみを引用します(数字は原文では丸囲み数字)。 現存する1937年末から1938年初にかけての警察報告をみるかぎり、和歌山での婦女誘拐容疑事件

    永井先生の論文をちゃっかり「お役に立て」ていた読売新聞 - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2014/10/23
    本まで配って朝日を腐す新聞社の自分とこでやってることがこれか。
  • 日本の右派は本当に「薮蛇」になる事態を想像できないのか? - Apeman’s diary

    右派メディアは「河野談話以降に明らかになった資料、証言の山」を徹底的に無視していますから、その読者・視聴者が「朝日が吉田証言記事を撤回した以上、クマラスワミ報告は風前の灯!」と勘違いするのは仕方ないのかもしれませんが、いくらなんでも右派政治家・官僚・右派論壇人のなかでただの1人もそうした資料、証言の存在を知っている人間がいない、ということはないはずです。このブログでも紹介した紙議員や赤嶺議員の質問主意書に対する答弁書を実際に書いた人はずいぶんと苦労したはずですし。davs さんも指摘されているように、吉田証言に言及した部分の撤回と引き替えに、その後明らかになった文書や証言をガンガン盛り込まれたらどうするつもりなんでしょう? 産経新聞は例によって「韓国ロビーと反日NPOのせい! 歴史戦を完遂しよう」と書いて読者をだまくらかすだろうしNHKには一切の報道を禁じればいい、とでも思ってるんですかね

    日本の右派は本当に「薮蛇」になる事態を想像できないのか? - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2014/10/19
    「吉田証言に言及した部分の撤回と引き替えに、その後明らかになった文書や証言をガンガン盛り込まれたらどうするつもりなんでしょう?」 手始めに中曽根証言あたりをリクエストしてみたい(笑)。
  • 右派論壇人における“勝利の方程式” - Apeman’s diary

    日頃の行いが悪い(?)せいで Youtube にアクセスするとチャンネル桜の動画などが頻繁にお勧めされてしまうのですが、今日は「【水間政憲】南京大虐殺陥落!多勝一、写真捏造を認める![桜H26/9/18]」というタイトルが目についたので再生してみました。 https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=9y4JOIYhbfk 『週刊新潮』9月25日号のグラビア記事をかざして「大勝利!」と喝采を叫んでおりますが、当サイトの読者の方ならお気づきになった方も多いと思います。ここで「誤用」が指摘されている写真はかつて笠原十九司氏が岩波新書の『南京事件』で扉写真として使用し、その後誤用を認めて別の写真に差し替えたという経緯のあるものです。『中国の日軍』が刊行されたのが1972年。笠原氏の誤用が明らかになったのが1998年。南京事

    右派論壇人における“勝利の方程式” - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2014/10/07
    この手の「一点突破、全面展開」を何十年も前に批判しているホンカツに対して"勝利宣言"とはねえ(笑)。
  • 3分でわかるガメ・オベールQ&A - Apeman’s diary

    Q1. なんかリベラルっぽいこと言ってるみたいですが? A1. 千鳥ケ淵戦没者墓苑を「公団住宅みたい」と誹謗する一方、靖国神社についてはA級戦犯合祀のことなど完全にスルーして擁護してましたけどね。こんな連合国民って、見たことないんですけどw Q2. 嘘つきなんですか? A2. はい、その通りです。 ・ガメ:「バターン死の行進の最中に、米兵にゴボウをわせて死刑になった日兵の裁判記録を読んだ」と主張。 ・わたし:そんな事例があったとはにわかには信じがたい。どの裁判の記録なのか? と質問。 ・ガメ:米軍が行った裁判の記録のはずなのに、なぜか日人が1970年代に書いたの「末尾参考図書」にある、と主張。 ・結果:当該文献はバターン死の行進に関わる事例などとりあげておらず、さらにはそもそも「末尾参考図書」一覧など付されていない。 Q3. 勘違いじゃないんですか? A3. 当初はその「日兵」に

    3分でわかるガメ・オベールQ&A - Apeman’s diary
    unorthodox
    unorthodox 2014/09/20
    あれは都市伝説でしたすいませんとさえ言えていればこんなことには……。