吉田党首 脱原発など他の野党と連携 NHKニュース
社民党の吉田党首は、党の仕事始めのあいさつで、安倍総理大臣の政権運営について、「国益を損なう愚行を繰り返している」と批判したうえで、脱原発や集団的自衛権を巡る問題で、ほかの野党と連携し、政府・与党に対じしていく姿勢を強調しました。 この中で吉田党首は、安倍総理大臣の政権運営について、「極めて問題の多い特定秘密保護法を強引に成立させたほか、靖国神社に参拝してアメリカからも懸念の声が上がるなど、国益を損なう愚行を繰り返している」と批判しました。そのうえで吉田氏は、「自民党の一強多弱と言われるなか、野党各党は違いを強調するのではなく、政策課題ごとに協力していくべきだ。特に、脱原発や集団的自衛権を巡る問題では、党派を超えて力を合わせたい」と述べ、ほかの野党と連携し、政府・与党に対じしていく姿勢を強調しました。
東京新聞:社民、再生の道遠く 初の党首選 関心広がらず:政治(TOKYO Web)
社民党が一九九六年に旧社会党から党名変更後、初の党首選を行っている。かつては革新勢力を代表する野党第一党として自民党と対決してきたが、現在では国会議員はわずか五人。党首選は党の主張を広く国民に伝え、党勢回復のきっかけをつかむ機会だが、関心は広がっていない。 （安藤美由紀、宇田薫） 党首選は、東京都豊島区議の石川大我（たいが）氏（３９）と、吉田忠智政審会長（５７）の争い。福島瑞穂前党首が昨年十二月の衆院選、今年七月の参院選と連続して惨敗した責任を取り辞任したことに伴い、行われている。今月十二、十三両日に投票、十四日に開票される。
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