警官制圧死：三重県警幹部、遺族に謝罪 敗訴確定受け - 毎日ｊｐ(毎日新聞)三重県四日市市のスーパーで０４年２月、窃盗未遂容疑で無実の男性（当時６８歳）が逮捕され、警察官に制圧された後、死亡した事件で、三重県警は３日、男性の妻（７１）の自宅を訪ね、謝罪した。県警はこれまで「制圧行為は適法」と主張していたが、先月の民事訴訟判決で県側の敗訴が確定していた。 吉水幸宏・四日市南署署長と浜口昇・県警首席監察官らが訪れた。訪問後、浜口首席監察官は「突然、深い悲しみを与え、長い間ご心労をおかけしたことをおわびしたい」と述べたことを明らかにした。妻の代理人の弁護士によると、妻は訪問に謝意を示したうえで「再発防止が重要です」と応じたという。 事件は０４年２月１７日、同市尾平町のスーパーのＡＴＭ（現金自動受払機）から現金を下ろそうとしていた男性が女性に「泥棒」と叫ばれ、客に取り押さえられた。駆け付けた四日市南署員が馬乗りになって男性を制圧し、男性は翌日、高度のストレスが原因の高血圧
