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ブックマーク / www.cinra.net (11)

  • 「渋谷系」に入りたかった?小島麻由美のウィットに富んだ音楽愛 | CINRA

    批評家・佐々木敦の著作『ニッポンの音楽』でも指摘されていたことだが、はっぴいえんどから渋谷系、小室哲哉、中田ヤスタカに至るまで、日のポップ音楽史を先導してきたのは、リスナー体質のミュージシャンだった。膨大で多様な聴取体験=インプットを武器に、彼らは元ネタを独自に解釈して質の高い音楽を作り上げてきたわけだ。しかし、知識がなくともいいと思った音楽を感覚で拾い上げて、直感的に良質な音楽を作っているミュージシャンもいる。例えば、その代表格として小島麻由美を挙げることもできるのではないか。インタビューを終えて真っ先に思ったのは、そんなことだった。 今年デビュー20周年を迎えた彼女の最新作は、カバー曲を集めた『Cover Songs』だが、自分の曲でも人の曲でも、分け隔てなく楽しんで歌える彼女のスタンスがここで顕在化している。越路吹雪の名唱でお馴染みの“ろくでなし”で幕を開け、スピッツ“夏の魔物”、

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  • 捕鯨問題描く『ザ・コーヴ』への反証映画、1月から劇場公開 | CINRA

    ドキュメンタリー映画『ビハインド・ザ・コーヴ~捕鯨問題の謎に迫る~』が、2016年1月30日から東京・新宿のK's cinemaで公開される。 和歌山・太地町のイルカ漁を題材に据えて『アカデミー賞』長編ドキュメンタリー部門を受賞した『ザ・コーヴ』の主張と、日政府に南氷洋での調査捕鯨中止を求める国際司法裁判所の裁定に強い疑問を感じた八木景子が、自ら監督、撮影、編集を手掛けた同作。『ザ・コーヴ』の監督をはじめ、反捕鯨団体のキーパーソン、日政府高官、海洋学者や太地町の住民に取材を敢行し、捕鯨にまつわる謎を明らかにした内容だという。 8月に開催された『第39回モントリオール世界映画祭』で正式出品されたほか、日11月18日には国会議員を対象にした試写会が実施された。 八木景子監督のコメント 人それぞれの意見・主張があって当然だと思っています。ただ、一部の反捕鯨家が行う自分の顔が見えないところで

    捕鯨問題描く『ザ・コーヴ』への反証映画、1月から劇場公開 | CINRA
  • 束芋の個展『束芋:息花』、新作アニメーション作品&ドローイングを初公開 | CINRA

    束芋の新作個展『束芋:息花』が、2月14日から東京・銀座のギャラリー小柳で開催される。 同展では、新作アニメーション作品『あいたいせいじょせい』や、新作ドローイング7点を初公開する。『あいたいせいじょせい』は、近松門左衛門作『曾根崎心中』の主人公であるお初と徳兵衛、そして束芋が挿絵を担当した吉田修一の小説『悪人』の登場人物である金子美保と清水祐一らの恋愛にちなみ、お初と金子美保との比較の中で生まれてくるストーリーを描いた作品で、モチーフはソファとテーブルだという。また、ドローイング作品シリーズ『flow-wer』では、人体の一部と花が墨と蜜蝋着色で艶麗に描かれる。 束芋は同展に対して「花を摘み取って切り花にすること、臓器を器にすること、ある人の人生の一部分を小説や絵、映像に描くことは、この『息花』展では同じイメージを持ち、私がお届けするのは、その切り取った一部でしかないけれど、花には根が付

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  • 格差社会を説く映画『みんなのための資本論』、字幕監修は山形浩生 | CINRA

    映画『みんなのための資論』が、11月21日から東京・渋谷のユーロスペースで公開される。 同作は、クリントン大統領政権下で労働長官を務め、『暴走する資主義』『格差と民主主義』といった著書を発表しているアメリカ経済学者ロバート・ライシュが、アメリカにおける経済格差や不平等を語るドキュメンタリー。1970年代以降、限られた富裕層に富が集中し、労働者たちが疲弊しているアメリカの現状を背景に、資主義の転換のための方法論をライシュが説く様子などが捉えられている。 映像内にはライシュをはじめ、ビル・クリントン、ヒラリー・クリントン、バラク・オバマ、ジョージ・H・W・ブッシュ、ジョージ・W・ブッシュらも登場。字幕監修はトマ・ピケティの著書『21世紀の資』の翻訳者である山形浩生が手掛けている。

    格差社会を説く映画『みんなのための資本論』、字幕監修は山形浩生 | CINRA
  • 小島麻由美による、中東音楽の入門講座。オススメ9作を紹介 | CINRA

    デビュー20周年の節目を迎えた小島麻由美が誰も予想していなかった驚きの共演アルバム『With Boom Pam』を発表した。共演相手はイスラエル出身、地中海のサーフロックバンド・Boom Pam。ギリシャやユダヤやアラブのルーツミュージックを元に、サーフギターとベース代わりのチューバをフィーチャーし、日でもワールドミュージックのファンやベリーダンサーを中心に人気を誇る4人組。これまでに2度来日を果たし、昨年の『フジロック』には初のイスラエルバンドとして出演している。以前から中東音楽やサーフロックなどエキゾチックな音楽を消化してきた小島ならではの冴えた縁組みだ。 今回、Boom Pamの手によって生まれ変わった小島の代表曲は10曲。日とイスラエル、アジアの東端と西端で活躍する2組は、まだ1度も会っていないにも関わらず、国境や言葉を超えた音楽ケミストリーが驚くほどバッチリ作用している。遠く

    小島麻由美による、中東音楽の入門講座。オススメ9作を紹介 | CINRA
  • 人気クリエイターたちが愛す18歳女子ラッパーDAOKOの謎を探る | CINRA

    先日高校を卒業したばかりの18歳女子ラッパーDAOKOが、メジャーデビューアルバム『DAOKO』を発表した。中3の時にニコニコ動画へラップの投稿を始め、高1でインディーレーベルから作品を発表すると、その儚くも美しい楽曲の世界観が話題となり、m-floやRHYMESTERのMummy-Dといった大物アーティストとのコラボレーションを経験。さらには中島哲也監督の映画作品に楽曲が起用されたり、庵野秀明率いるスタジオカラーによる短編映像シリーズ『日アニメ(ーター)見市』の楽曲に抜擢されたりと、現在破格の注目を集めている女性アーティストの1人である。これまではアーティスト写真で顔を出すこともなく、その素顔がベールに包まれていた彼女だが、メジャーデビューというタイミングに伴い、その半生を振り返るインタビューを実施。リアルな言葉の数々から、DAOKOの「今」を感じてほしい。 小さい頃から抱えていた承

    人気クリエイターたちが愛す18歳女子ラッパーDAOKOの謎を探る | CINRA
    unyounyo
    unyounyo 2015/04/14
    カナ表記は「だをこ」らしい。
  • 美しさの中に汚れが欲しい シシド・カフカインタビュー | CINRA

    デビューシングル『愛する覚悟』のリリースから5か月。シシド・カフカの勢いが止まらない。そのクールな風貌はもちろん、ドラムボーカルという演奏スタイルのユニークさもあいまって、彼女への注目度は日増しに高まってきているようだ。そうした状況にも臆することなく、着実にスキルアップを重ねてきたシシド・カフカが用意してきた新たな一手。それが2ndシングル『music』である。 タイトルにも表れている通り、彼女が「音楽」と真っ向から対峙することで生まれたというこの曲は、おそらくこの先の彼女のキャリアにおいても大きな意味を持つものになっていくだろう。モデルや演技などにも果敢に挑んではマルチな才能を見せてきた彼女は、ここにきて一気にその活動を音楽へとフォーカスさせようとしている。激しくしなやかにロックする『愛する覚悟』の路線をさらにもう一歩押し進めたような今回のシングルで、彼女を取り巻く状況はどこまで動いてい

    美しさの中に汚れが欲しい シシド・カフカインタビュー | CINRA
  • 女性のエロスを探れ! マリアンヌ東雲(キノコホテル)×大森靖子 - 音楽インタビュー : CINRA.NET

    今の日音楽シーンは、女性アーティストを中心に回っていると言っても過言ではないだろう。AKB48、ハロプロ、ももクロといったアイドル勢は言うまでもなく、シンガーソングライターにしろ、バンドにしろ、とにかく女性の勢いがすごい。では、なぜこのような状況が生まれたのか? そして、当事者である女性アーティストは、今この時代に女性であることをどのように捉え、どのような形で武器にしているのか? それを探るべく、女性アーティスト同士の対談を企画した。 ホスト役を務めるのは、ニューアルバム『マリアンヌの呪縛』を発表するキノコホテルのマリアンヌ東雲。ミリタリールックに身を包み、自らを支配人と従業員と呼ぶそのコンセプチュアルな世界観はガールズバンド界においてもちろん唯一無二。女王様キャラとあけっぴろげな発言でコラムの人気も高いマリアンヌは、ホスト役にぴったりである。 そして対談相手に迎えたのが、シンガーソン

    女性のエロスを探れ! マリアンヌ東雲(キノコホテル)×大森靖子 - 音楽インタビュー : CINRA.NET
  • イラストレーターのつくる音楽 中村佑介インタビュー | CINRA

    イラストレーター・中村佑介。その名前だけではピンとこない方も、乙女&浪漫チックなユートピアが色とりどりに広がる彼のイラストを見ればすぐに「はは~ん」と唸るはずである。森見登美彦や赤川次郎などの著作のブックカバーイラストを手掛け、さらに表紙を担当した東川篤哉・著『謎解きはディナーのあとで』が2010年度『屋大賞』を受賞。いまや書店の平置きコーナーに行くと、必ず彼の作品を目にすることができる、現在もっとも注目のイラストレーターである。 また、ASIAN KUNG-FU GENERATION、スピッツ、ゲントウキらのジャケットデザインを手掛けるなど音楽への造詣と愛情も深い中村だが、この度、彼が率いるバンド、セイルズのデビューミニアルバムがリリースされることになった。中村いわく、「作者が見えず肉体的ではない」というイラストに対し、「動物の求愛行動に近い」という彼の綴る音楽は、いったいどんな衝動を

    イラストレーターのつくる音楽 中村佑介インタビュー | CINRA
  • 障がい者専門デリヘル嬢の成長をユーモアと愛情込めて描く映画『暗闇から手をのばせ』 | CINRA

    障がい者専門のデリヘル嬢が主人公の映画『暗闇から手をのばせ』が、3月23日から東京・渋谷のユーロスペースほか全国で公開される。 同作は、障がい者専門の派遣型風俗店「ハニーリップ」で働くことになった沙織が、全身タトゥーの入った進行性筋ジストロフィー患者をはじめ、自らの障がいをネタに番行為を要求する常連客、バイク事故で自由を奪われ殻に閉じこもる青年らと出会うことで悩み、傷つきながらも成長していく様子を、ユーモアと愛情を込めて描いた作品。 軽い動機でデリヘル嬢になった沙織役を『エレクトロニックガール』で主演を務めた小泉麻耶が演じるほか、そっけない態度の中に優しさを垣間見せるハニーリップの店長役を津田寛治、常連客の中嶋役を『Dolls』のホーキング青山、事故で脊髄を損傷した健司役を森山晶之が演じる。メガホンを取ったのはテレビディレクターの顔も持つ戸田幸宏監督。主題歌と挿入歌を転校生が担当している

    障がい者専門デリヘル嬢の成長をユーモアと愛情込めて描く映画『暗闇から手をのばせ』 | CINRA
  • 渋谷WWWがネットレーベル設立、無料配信&無料パーティーで音楽の新たな魅力提案 | CINRA

    東京・渋谷のイベントスペースWWWが、ネットレーベル「W Record」を設立することがわかった。 同レーベルは「フリーダウンロード+フリーパーティー」をコンセプトに掲げた活動を展開。ネットレーベルを通じて新鮮な「音」の発見と、イベント会場におけるフィジカルな体験をセットにすることで、音楽の魅力を伝えていくという。また、単独での音源リリースに加えて、様々な企画やイベント、レーベルと連動したリリースも行なっていく。 第1弾作品は、12月13日に無料配信される『W Record vol.01 Feat. BEAT INVITATIONAL supported by LOW END THEORY』。Flying Lotusらを世に送り出したアメリカ・ロサンゼルスの人気パーティー『LOW END THEORY』とタッグを組んだ同作には、気鋭のビートメーカーの新トラックが収められる。音源参加アーティ

    渋谷WWWがネットレーベル設立、無料配信&無料パーティーで音楽の新たな魅力提案 | CINRA
    unyounyo
    unyounyo 2012/12/05
    東京だしなー。
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