お待たせしました。ポッドキャスト「町山智浩のアメリカ映画特電」更新しました。 史上最も難解な映画のひとつといわれる「去年、マリエンバートで」についてです。http://enterjam.com/?eid=954#sequel なんでこんな昔のフランス映画のことを話すのか、というと、「インセプション」のポスターが「去年、マリエンバートで」のポスターと似ているからなんですね。 ちなみに「マリエンバートで」のありえない影は地面にペイントしたそうです。 ぼくの話は例のごとく際限なく横滑りしていきますが、最後は仮想現実に命を取られていくという「インセプション」の話になんとなく戻ります(そうか?)。 うっかり「カサーレスはマルケスの弟子」と言ってますが、正しくはボルヘスの弟子です! だからクリストファー・ノーランが「インセプション」のヒントを得たボルヘスの「円環の廃墟」とつながるのに、うっかりしました