2007/08/28 クライアントサーバ型の業務システムを利用している企業ユーザーは、大きく2種類に分けられる。そう話すのは富士通ソフトウェア事業本部アプリケーションマネジメントミドルウェア事業部事業部長の藤井泰氏だ。1つはVisual Basicなどクライアントアプリケーション作成に慣れており、画面のカスタマイズなどを自前で簡単にできる企業ユーザー。他方は、クライアントの管理・運用コストを負担に感じている企業ユーザー。内部統制やSOAへの対応を視野に入れつつ、Webシステムへの移行に積極的な層だ。 後者の層を支援する目的で富士通が5月に発売、6月に出荷を開始したのがAjaxフレームワーク「Interstage Interaction Manager」(IIM)だ。IIMは、同社にとってSOA適用のプラットフォーム「Interstage」のフロントエンドで、より大きなシステム全体の一部とい