米国では、Wal-Mart社、Amazon.com社、Target社によるベストセラー作家の新作予約販売の値下げ競争が話題となっていますが、これに関して、米国書店協会(ABA)が2009年10月22日付けで、司法省に対し、調査を求める書簡を提出しています。以下のような点に言及しています。 ・小売業者(書店)は出版社から表示価格の50-55%で仕入れており、今回のように35ドルの本を9ドルで売ると、1冊当たり8.5ドル以上の損失が発生するはずである。 ・3社は支配的な地位を得るために、損を覚悟で売っている。 ・書籍は他の商品と異なり表示価格があるため、販売で得られる利益の限界がある。 ・書籍にかかる費用は一冊ごとに異なり、一律の価格をつけるのは書籍という概念の価値を損なう。 ・このような価格競争が続くと、中小の書店は閉店せざるを得ず、大手のみが書籍産業で力を握ることになる。 ABA Asks
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く