保育士、父母に疑惑否定 八千代市の高津西保育園の保育士による園児への虐待行為が疑われている問題で、男児の口に粘着テープを張ったなどとして解雇された女性保育士(51)と、色付きのリップクリームを顔に塗った園児を携帯電話で撮影したとして依願退職した女性保育士(35)の2人から園側が直接、事情を聞く前に処分を決めていたことが7日、分かった。同日の保護者向けの説明会で園側が明らかにした。 説明会で、園を運営する四恩福祉会の西村信理事長は、約100人の保護者を前に「関係の皆様に多大なご心配、ご心痛をおかけし、おわび申し上げます」と謝罪した。 園側の説明によると、2月5日、女性看護師が薬を飲ませるために1歳児のクラスを訪れた際、解雇された保育士が男児の口から粘着テープをはがすのを目撃したという。 このため、他の保育士ら8人に事情を聞いたところ、昨年6月に当時1歳の女児がほおをたたかれ、昨年12月には園