レーザー加工法と電解加工法の組み合わせにより、微細で平滑な表面の加工を実現 同一のレーザー光源で加工と計測を行うため、位置ずれのない高精度加工が可能 脳血管用カテーテル等の加工に用いることにより、従来はなかった手術器具等の開発に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)先進製造プロセス研究部門【研究部門長 三留 秀人】エコ設計生産研究グループ 三島 望 研究グループ長、栗田 恒雄 研究員らは、直径100μm以下の極細管に対して微細複雑形状の加工ができる「レーザー電解複合加工機」を開発した。 この技術は脳外科手術用カテーテルやステント、高密度電子回路検査用コンタクトプローブ等、従来微細複雑形状加工を行うことが困難であった高付加価値デバイスの加工への適用が期待される。 従来の加工法では、加工対象物である細管と加工工具が加工点以外で当たってしまうために加